
お酒が好きな人必見!しめじにはオルニチンが豊富
しめじにはオルニチンが豊富
二日酔いの予防などにも効果的とされるオルニチン。オルニチンといえば、シジミに豊富に含まれていることで知られています。「お酒を飲んだ翌朝はシジミの味噌汁を飲むようにしている」という人もいるかもしれません。
しかし昨今、しめじにはシジミよりもオルニチンが多く含まれているといわれ、注目を集めていることをご存知でしょうか。今回の記事ではオルニチンの働きとともに、しめじの栄養と簡単な食べ方について紹介したいと思います。
オルニチンは、肝臓を助ける働きを持つアミノ酸であり、疲労回復や二日酔いの予防などに効果が期待できるとされています。脂肪を燃焼させる働きも期待されており、別名「燃焼系アミノ酸」と呼ばれることもあります。
オルニチンの含有量はシジミ100gにつき10~15㎎であるのに対して、ぶなしめじ100gにつき140㎎、ブナピー100gにつき110㎎(参照:ホクト株式会社による発表データによる)といわれています。ひらたけやマイタケ、えりんぎなどにもオルニチンは含まれていますが、ぶなしめじやブナピーの含有量はずば抜けて多いのが特徴です。
しめじの栄養と簡単な食べ方
しめじに含まれる栄養は、オルニチンのほかに、主なものとしてビタミンB1やB2、ビタミンD、ナイアシン、食物繊維などがあります。スーパーなどでは一年中出回っており、価格の変動も少ないため、気軽に購入できる食材のひとつといえるでしょう。
しめじはみそ汁などの汁ものや炒めものなどいろいろな料理に使用できます。しめじをたっぷりと食べたいときは、少量の水を加えて数分間蒸してポン酢などで食べる方法がおすすめです。加熱することでカサが減り、あっという間に1パックを食べることができます。
ちなみにスーパーなどで購入したしめじは、水洗いせずにそのまま使うのがおすすめです。というのは、しめじに含まれる栄養のなかには水溶性のものもあり、水に流れ出てしまうのを防ぐためです。どうしても汚れなどが気になるときは、さっと水で洗うようにしましょう。
オルニチンがたっぷり含まれているしめじ。お酒が好きな人はもちろん、ヘルシーな食事を楽しみたい人は、しめじを普段の食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。