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食品原料

濃縮エキスがヒット商品に|「金目鯛のアラ」がもつアップサイクルの可能性

鮮やかな赤色と上品な味わいで知られる「金目鯛」。じつは頭や中骨といった「アラ」の部位にも濃厚な旨味が凝縮され、食品原料として多くの可能性を秘めています。アップサイクル原料として「金目鯛のアラ」の利用に取り組む企業「有限会社 渡辺水産」と、その活用事例をご紹介します。「日本一の金目鯛」を扱う渡辺水産伊豆の地魚を買い付けから販売まで一貫管理伊豆の下田市内に本店・支店の2拠点をもつ渡辺水産。金目鯛の水揚げ量日本一を誇る伊豆・下田港の近くに本社を置く渡辺水産。大正9年に創業以来、伊豆の新鮮な地魚を取り扱い、市場の買い付けから魚の加工、販売までを自社で一貫して行うことで鮮度に優れた海の幸を提供しています。金目鯛の加工商品で日本ギフト大賞も受賞ネット通販で人気を博す「地金目鯛 厚切りしゃぶしゃぶ」。渡辺水産がとりわけ得意とするのは、今や全国区で知られるブランドにもなった「下田の金目鯛」。飲食店やホテル、旅館などへの業務販売の他、一般向けの商品開発にも力を入れ、なかでも通信販売で扱う「地金目鯛 厚切りしゃぶしゃぶ」は「日本ギフト大賞 2022 静岡大賞」にも選ばれました。下田という地の利を生かした魚の鮮度と、老舗ならではの仕入れでの目利きぶり、そして金目鯛の扱いに慣れた熟練の職人技術が揃っているのが渡辺水産の強みといえます。「金目鯛のアラ」に見出す可能性濃厚な旨味とコクを含むアラに着目金目鯛の加工を行う過程で大量に生じるのが、頭や中骨といった「アラ」の部位。渡辺水産でも毎月1トン前後の金目鯛のアラが発生し、かつては廃棄するしかないのが現状でした。しかし魚のアラは本来、濃厚な旨味が凝縮された部分。特に脂質を多く含む金目鯛のアラは、他の魚と比べて旨味が抜群に濃く、コクのある味わいが楽しめるといいます。このアラに新たな販路を見出せないか。渡辺水産では約5年前から、金目鯛のアラの販売や、アラを生かした商品開発が始まりました。金目鯛のエキスがヒット商品にアラの旨味を凝縮した「金目鯛エキス」は約18倍希釈で、賞味期間は10カ月。ご当地ラーメンのスープなどに利用される。これまで缶詰やせんべい、ペットフードなど、さまざまな企業と共同で製品開発の試行錯誤を重ねてきたという渡辺水産。その中でヒット商品となったのが、アラから抽出した出汁を液状で販売する「金目鯛エキス」です。金目鯛のアラ(頭と骨)をじっくり煮込んで旨味とコクを取り出したエキスは、塩のみで味付けされ、まさに金目鯛がもつ本来の味わいが凝縮された仕上がり。2019年に販売開始されて以来、伊豆の地元や都内のラーメン店などから問い合わせが重なり、現在も主に飲食店に向けて定期的に卸されています。旨味が凝縮された「金目鯛エキス」は、ラーメンやつけ麺のスープと相性抜群。一般向けの小容量タイプも通販で入手可能。渡辺水産では、金目鯛のスープを使った「金目鯛ラーメン」も過去に開発・販売したことも。アップサイクル原料としての課題と展望食品ロス対策としての取り組みこの他、大手メーカーから鍋つゆの原料としての問い合わせも受けるなど、渡辺水産が扱う金目鯛のアラに着目する企業は少なくありません。このように、本来は廃棄対象とされていた素材を再利用し、新たな価値を生み出して製品化する試みは「アップサイクル」と呼ばれ、食品ロス対策やSDGsの観点から国内外で注目を集めています。金目鯛の中骨を、かつお節と同じ製法で味わい深く仕上げた「金目鯛スモークボーン」。渡辺水産のオリジナル商品だ。製菓メーカーにアラを提供して製造された「金目鯛せんべい」。金目鯛の高級魚としてのイメージと、他の魚類にはないアラの濃厚なコクと旨味には、アップサイクル原料として大きな将来性が感じられます。一方、脂肪分の個体差が生じやすい、硬く大きな骨を砕く設備が必要など、安定的なアラの活用に向けた課題も見えてきました。渡辺水産が扱う金目鯛のアラは、臭みの元となる血合いが職人の手で丁寧に除去されている。このきめ細かい後処理も、外国産の金目鯛との差別化ポイントだ。渡辺水産によれば、金目鯛のアラは毎月500キロ前後の安定供給が可能。また、希望があれば「兜のみ」など部位を絞った提供もできるとのこと。飲食店チェーンでの活用や小売り用の製品化など、まだまだ広がりをみせそうな金目鯛のアラの活用。参入を検討される企業は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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セミナー・展示会

【受付中】プラントベース素材はおいしさ重視で〜差別化のための最新ソリューション提案(7/31)

当社では、商品開発に役立つオンラインセミナーを毎月開催しております。2024年7月31日(水)に予定しています、第47回のテーマは、「プラントベース素材はおいしさ重視で〜差別化のための最新ソリューション提案」です。当セミナーでは、最新のプラントベース素材とそれを引き立てる原料について、食品開発担当者に向けた実用的なソリューションを提案します。北海道産の大豆や動物性油脂のおいしさをプラントベースで実現した新素材ブランド、豆臭・穀物臭の原因物質を特異的に捉えて抑制する新素材など、各社の特長を生かした商品を最新データと共に紹介します。登壇企業の方々へ直接質問できるコーナーもございます。ぜひ、ご参加ください。開催概要テーマ:プラントベース素材はおいしさ重視で〜差別化のための最新ソリューション提案日時:2024年7月31日(水)13時30分~参加方法: オンライン(EventHub)定員:200名(先着順)参加料:無料申込方法:https://shareshima.com/seminars/20240731こちらでお申し込みを受け付けた後、メールにて参加URLをお送りします。申込締切:2024年7月31日(水) 13時プログラム1.シェアシマ事務局より (13時30分〜)セミナーの注意事項など2.製品・サービス紹介①「北海道産 大豆のご案内」 株式会社コーケン(20分)北海道産大豆100%。弊社の大豆は、契約農家の手によって、栽培期間中は特定の農薬を使用せずに生産されています。中粒の大豆は甘味が強く、煮豆等の惣菜や豆乳、豆腐、味噌などに、小粒大豆は納豆に向いています。大豆の甘味を活かして粉末化した「まるごと大豆粉末」はプロテイン原料、菓子、パンなどにおすすめです。②「近日公開」 扶桑化学工業株式会社(20分)詳細は随時更新します。③「大豆臭をマスキングし、風味を付与する調味料~プロテインマスキングシーズニングのご紹介~」 高田香料株式会社(20分)プラントベースフード(以下PBF)の市場規模は過去10年間で5倍以上に増加しており、今後も堅調な成長が予想されています。一方で、PBFに使用される大豆タンパクの特有の臭いが課題になっています。そこで、今回は大豆臭をマスキングしながら美味しい風味を付与できるプロテインマスキングシーズニングをご紹介します。④「botanovaシリーズのご紹介」 ミヨシ油脂株式会社(20分)botanovaは、「動物性油脂のおいしさを、プラントベースで創り出す」をコンセプトに、おいしさと持続可能性を両立させたブランドです。ラインアップはバター風味、ラード風味、牛脂風味、鶏油風味の4種類。製品それぞれの風味の特長をご紹介します。3.その他次回のご案内など<15時40分終了予定>※時間は目安ですので多少前後します。都合により、内容が変更になる場合がございます。

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行政情報

7月9日更新|行政情報【厚生労働省・農林水産省・消費者庁・東京都】

厚生労働省「輸入食品違反事例速報(令和6年7月分)」が公表されました。(令和6年7月2日)タイ産コブミカンの葉のプロフェノホス検査命令が発令されました。(令和6年7月3日)農林水産省 「有機農産物、有機加工食品、有機畜産物及び有機飼料のJASのQ&A」が公表されました。(令和6年7月現在)「有機農産物」、「有機加工食品」、「有機畜産物」等の日本農林規格が一部改正されました。(令和6年7月1日分)消費者庁「機能性表示食品制度届出データベース 届出情報」が更新されました。(令和6年7月3日)東京都令和6年度「HACCP推進者育成講習会(オンライン)」開催案内が公表されました。(令和6年7月2日)令和6年度「食品の適正表示推進者育成講習会」開催案内が公表されました。(令和6年7月2日)

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サステナブル

過剰な肥料にご用心【食品企業のためのサステナブル経営(第17回)】

前回の記事を読む:どうする、カカオの暴騰?【食品企業のためのサステナブル経営(第16回)】一つ前の回でいま世界が注目する「再生農業」を紹介しましたが、再生農業が従来の農業と大きく異なる点の一つに、肥料を基本的に使わないことが挙げられます。(農業の大革命が進行中!?【食品企業のためのサステナブル経営(第15回)】)これは、土壌生態系が豊かであれば、人間が肥料を追加しなくても必要な養分が土壌に存在するという考え方に基づいています。そして、再生農業は養分が十分に供給されるように土壌を豊かに再生することを目指しているのです。もしこのやり方が機能するとすれば、肥料を施す手間やコストを削減できるため、農家にとっては大きなメリットとなります。しかし、メリットはこれに留まりません。実は、肥料そのものにもいくつか重大な問題があるからです。肥料の問題点から再生農業を考えるそもそも、肥料は非常に大きな環境汚染源であることをご存知でしょうか。生物多様性の喪失が大きな地球環境問題となっていますが、その原因の一つが肥料による環境汚染なのです。環境汚染というと多くの方は化学薬品や農薬を連想すると思いますが、実際には肥料の影響が非常に大きいのです。なぜなら、そもそも農業は全世界で広く行われている人間活動であり、近代的な農業では肥料を与えることが常識化しています。そして、農家は生産性を上げようとして過剰に肥料を使用する傾向があるのです。作物や地域にもよりますが、一般に与えた肥料の半分程度、場合によっては3割ぐらいしか作物は吸収しておらず、残りは環境に放出されていると考えられます。そのため、過剰な肥料が周辺の土壌を、さらには下流地域を栄養化し、生態系を撹乱しているのです。このような環境問題を防ぐために、肥料を使わない再生農業は大きな利点を持つと言えます。環境だけでなく影響は人の健康にも過剰な肥料の問題はそれにとどまりません。人間の健康にも悪影響を与えています。肥料の主要成分は硝酸態窒素で、これは葉緑素をはじめとするタンパク質の原料として植物にとって重要です。しかし、植物が体内で使いきれなかった過剰の硝酸態窒素は、そのまま人間が摂取することになります。体内に入った硝酸態窒素の大部分は尿から排泄されるのですが、消化器官の中で微生物により還元され、亜硝酸態窒素となるものもあります。これが消化器官内で化学反応により発がん性が示唆されているニトロソアミンを作る可能性があるのです。つまり、硝酸態窒素が過剰な作物を摂取することは、人間の健康被害につながる恐れもあるのです。さらに亜硝酸態窒素が血液中のヘモグロビンと反応すると、酸素を運搬する機能のない血色素であるメトヘモグロビンを生成させてしまいます。乳幼児は胃酸の分泌が少ないため、特に​亜硝酸態窒素を生じやすく、この現象が発生しやすいとされます。メトヘモグロビンの濃度が高くなるとチアノーゼを起こし、さらには呼吸困難・意識障害などの症状を出現させ、最悪の場合死亡することもあります。乳幼児でこの問題が起きやすく、起きると全身が真っ青になることから、ブルーベイビー症候群と呼ばれて海外では恐れられています。農業による環境汚染の規制、日本ではこの問題は1945年にアメリカの農場で最初に報告されていますが、その後1970年代に欧州で大きな問題となり、農薬や家畜の飼育による土壌や水質の硝酸態窒素による汚染を防ぐための規制が導入されました。実は、これがGAP(Good Agriculture Practice)のきっかけです。GAPは欧州への農作物輸出の品質基準と認識されている方も多いと思いますが、実際には農業による環境汚染を防ぐための規制から始まったのです。また、EUでは葉物野菜について、残留硝酸態窒素濃度の基準値も定められており、これを超えたものは出荷できません。日本ではこの問題があまり顕在化しなかったため、一般にはあまり問題として認識されていません。そのために野菜の残留硝酸態窒素の基準も設けられていません。ところが実際に測定してみると、EUの基準より数倍、場合によっては桁違いに多い硝酸態窒素が検出されることも少なくないようです。日本でも水道水に対してはWHOのガイドラインと同じ10 mg/Lという基準が定められており、これはEUよりも厳しいのですが、井戸水や地下水にはそれ以上の硝酸態窒素が含まれていることがあるのでやはり注意が必要です。こうしたことは、最近になって日本の野菜を海外に輸出しようとしたときに問題になったのですが、もちろん問題の本質は輸出ができないということではありません。なにより日本人の健康にとって、大きな問題なのです。この問題を防ぐためには肥料の適正使用が重要ですが、再生農業のようにそもそも肥料を使わなくてすむのであれば、こうした問題も同時に解決することができるのです。農業生産と食品製造の課題は共に肥料に関わる問題は、直接的には農家にとっての課題であり、農家が中心になって取り組む必要があります。しかし、肥料を使わない、少なくとも使用量を減らして適正に使う農業が広がれば、農作物の品質が向上するだけでなく、生産コストも削減され、食品企業としても大きなメリットがあります。特にウクライナ危機以降、窒素肥料の価格が高騰し、日本だけでなく世界的な農作物の価格上昇の一因となっています。こうした状況を考えると、今は肥料の過剰利用を再考するにはとても良いタイミングと言えるかもしれません。そしてもちろん、これを単に農家の問題として捉えるべきではなく、食品メーカーが生産者と一緒にこの問題の解決に取り組むことに非常に意義があります。これは、日本の農業と食品をいろいろな意味でサステナブルにする絶好の機会なのです。

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食品原料

【6月度】注目の原料商品のご紹介|シェアシマ編集部まとめ

シェアシマの原料ページに登録されている885点(6月末日時点)のうち、2024年6月に閲覧数の多かった商品をまとめてご紹介します。

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セミナー・展示会

【受付中】プラントベース素材はおいしさ重視で〜差別化のための最新ソリューション提案(7/31)

当社では、商品開発に役立つオンラインセミナーを毎月開催しております。2024年7月31日(水)に予定しています、第47回のテーマは、「プラントベース素材はおいしさ重視で〜差別化のための最新ソリューション提案」です。当セミナーでは、最新のプラントベース素材とそれを引き立てる原料について、食品開発担当者に向けた実用的なソリューションを提案します。北海道産の大豆や動物性油脂のおいしさをプラントベースで実現した新素材ブランド、豆臭・穀物臭の原因物質を特異的に捉えて抑制する新素材など、各社の特長を生かした商品を最新データと共に紹介します。登壇企業の方々へ直接質問できるコーナーもございます。ぜひ、ご参加ください。開催概要テーマ:プラントベース素材はおいしさ重視で〜差別化のための最新ソリューション提案日時:2024年7月31日(水)13時30分~参加方法: オンライン(EventHub)定員:200名(先着順)参加料:無料申込方法:https://shareshima.com/seminars/20240731こちらでお申し込みを受け付けた後、メールにて参加URLをお送りします。申込締切:2024年7月31日(水) 13時プログラム1.シェアシマ事務局より (13時30分〜)セミナーの注意事項など2.製品・サービス紹介①「北海道産 大豆のご案内」 株式会社コーケン(20分)北海道産大豆100%。弊社の大豆は、契約農家の手によって、栽培期間中は特定の農薬を使用せずに生産されています。中粒の大豆は甘味が強く、煮豆等の惣菜や豆乳、豆腐、味噌などに、小粒大豆は納豆に向いています。大豆の甘味を活かして粉末化した「まるごと大豆粉末」はプロテイン原料、菓子、パンなどにおすすめです。②「近日公開」 扶桑化学工業株式会社(20分)詳細は随時更新します。③「大豆臭をマスキングし、風味を付与する調味料~プロテインマスキングシーズニングのご紹介~」 高田香料株式会社(20分)プラントベースフード(以下PBF)の市場規模は過去10年間で5倍以上に増加しており、今後も堅調な成長が予想されています。一方で、PBFに使用される大豆タンパクの特有の臭いが課題になっています。そこで、今回は大豆臭をマスキングしながら美味しい風味を付与できるプロテインマスキングシーズニングをご紹介します。④「botanovaシリーズのご紹介」 ミヨシ油脂株式会社(20分)botanovaは、「動物性油脂のおいしさを、プラントベースで創り出す」をコンセプトに、おいしさと持続可能性を両立させたブランドです。ラインアップはバター風味、ラード風味、牛脂風味、鶏油風味の4種類。製品それぞれの風味の特長をご紹介します。3.その他次回のご案内など<15時40分終了予定>※時間は目安ですので多少前後します。都合により、内容が変更になる場合がございます。

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行政情報

7月9日更新|行政情報【厚生労働省・農林水産省・消費者庁・東京都】

厚生労働省「輸入食品違反事例速報(令和6年7月分)」が公表されました。(令和6年7月2日)タイ産コブミカンの葉のプロフェノホス検査命令が発令されました。(令和6年7月3日)農林水産省 「有機農産物、有機加工食品、有機畜産物及び有機飼料のJASのQ&A」が公表されました。(令和6年7月現在)「有機農産物」、「有機加工食品」、「有機畜産物」等の日本農林規格が一部改正されました。(令和6年7月1日分)消費者庁「機能性表示食品制度届出データベース 届出情報」が更新されました。(令和6年7月3日)東京都令和6年度「HACCP推進者育成講習会(オンライン)」開催案内が公表されました。(令和6年7月2日)令和6年度「食品の適正表示推進者育成講習会」開催案内が公表されました。(令和6年7月2日)

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食品原料

濃縮エキスがヒット商品に|「金目鯛のアラ」がもつアップサイクルの可能性

鮮やかな赤色と上品な味わいで知られる「金目鯛」。じつは頭や中骨といった「アラ」の部位にも濃厚な旨味が凝縮され、食品原料として多くの可能性を秘めています。アップサイクル原料として「金目鯛のアラ」の利用に取り組む企業「有限会社 渡辺水産」と、その活用事例をご紹介します。「日本一の金目鯛」を扱う渡辺水産伊豆の地魚を買い付けから販売まで一貫管理伊豆の下田市内に本店・支店の2拠点をもつ渡辺水産。金目鯛の水揚げ量日本一を誇る伊豆・下田港の近くに本社を置く渡辺水産。大正9年に創業以来、伊豆の新鮮な地魚を取り扱い、市場の買い付けから魚の加工、販売までを自社で一貫して行うことで鮮度に優れた海の幸を提供しています。金目鯛の加工商品で日本ギフト大賞も受賞ネット通販で人気を博す「地金目鯛 厚切りしゃぶしゃぶ」。渡辺水産がとりわけ得意とするのは、今や全国区で知られるブランドにもなった「下田の金目鯛」。飲食店やホテル、旅館などへの業務販売の他、一般向けの商品開発にも力を入れ、なかでも通信販売で扱う「地金目鯛 厚切りしゃぶしゃぶ」は「日本ギフト大賞 2022 静岡大賞」にも選ばれました。下田という地の利を生かした魚の鮮度と、老舗ならではの仕入れでの目利きぶり、そして金目鯛の扱いに慣れた熟練の職人技術が揃っているのが渡辺水産の強みといえます。「金目鯛のアラ」に見出す可能性濃厚な旨味とコクを含むアラに着目金目鯛の加工を行う過程で大量に生じるのが、頭や中骨といった「アラ」の部位。渡辺水産でも毎月1トン前後の金目鯛のアラが発生し、かつては廃棄するしかないのが現状でした。しかし魚のアラは本来、濃厚な旨味が凝縮された部分。特に脂質を多く含む金目鯛のアラは、他の魚と比べて旨味が抜群に濃く、コクのある味わいが楽しめるといいます。このアラに新たな販路を見出せないか。渡辺水産では約5年前から、金目鯛のアラの販売や、アラを生かした商品開発が始まりました。金目鯛のエキスがヒット商品にアラの旨味を凝縮した「金目鯛エキス」は約18倍希釈で、賞味期間は10カ月。ご当地ラーメンのスープなどに利用される。これまで缶詰やせんべい、ペットフードなど、さまざまな企業と共同で製品開発の試行錯誤を重ねてきたという渡辺水産。その中でヒット商品となったのが、アラから抽出した出汁を液状で販売する「金目鯛エキス」です。金目鯛のアラ(頭と骨)をじっくり煮込んで旨味とコクを取り出したエキスは、塩のみで味付けされ、まさに金目鯛がもつ本来の味わいが凝縮された仕上がり。2019年に販売開始されて以来、伊豆の地元や都内のラーメン店などから問い合わせが重なり、現在も主に飲食店に向けて定期的に卸されています。旨味が凝縮された「金目鯛エキス」は、ラーメンやつけ麺のスープと相性抜群。一般向けの小容量タイプも通販で入手可能。渡辺水産では、金目鯛のスープを使った「金目鯛ラーメン」も過去に開発・販売したことも。アップサイクル原料としての課題と展望食品ロス対策としての取り組みこの他、大手メーカーから鍋つゆの原料としての問い合わせも受けるなど、渡辺水産が扱う金目鯛のアラに着目する企業は少なくありません。このように、本来は廃棄対象とされていた素材を再利用し、新たな価値を生み出して製品化する試みは「アップサイクル」と呼ばれ、食品ロス対策やSDGsの観点から国内外で注目を集めています。金目鯛の中骨を、かつお節と同じ製法で味わい深く仕上げた「金目鯛スモークボーン」。渡辺水産のオリジナル商品だ。製菓メーカーにアラを提供して製造された「金目鯛せんべい」。金目鯛の高級魚としてのイメージと、他の魚類にはないアラの濃厚なコクと旨味には、アップサイクル原料として大きな将来性が感じられます。一方、脂肪分の個体差が生じやすい、硬く大きな骨を砕く設備が必要など、安定的なアラの活用に向けた課題も見えてきました。渡辺水産が扱う金目鯛のアラは、臭みの元となる血合いが職人の手で丁寧に除去されている。このきめ細かい後処理も、外国産の金目鯛との差別化ポイントだ。渡辺水産によれば、金目鯛のアラは毎月500キロ前後の安定供給が可能。また、希望があれば「兜のみ」など部位を絞った提供もできるとのこと。飲食店チェーンでの活用や小売り用の製品化など、まだまだ広がりをみせそうな金目鯛のアラの活用。参入を検討される企業は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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サステナブル

過剰な肥料にご用心【食品企業のためのサステナブル経営(第17回)】

前回の記事を読む:どうする、カカオの暴騰?【食品企業のためのサステナブル経営(第16回)】一つ前の回でいま世界が注目する「再生農業」を紹介しましたが、再生農業が従来の農業と大きく異なる点の一つに、肥料を基本的に使わないことが挙げられます。(農業の大革命が進行中!?【食品企業のためのサステナブル経営(第15回)】)これは、土壌生態系が豊かであれば、人間が肥料を追加しなくても必要な養分が土壌に存在するという考え方に基づいています。そして、再生農業は養分が十分に供給されるように土壌を豊かに再生することを目指しているのです。もしこのやり方が機能するとすれば、肥料を施す手間やコストを削減できるため、農家にとっては大きなメリットとなります。しかし、メリットはこれに留まりません。実は、肥料そのものにもいくつか重大な問題があるからです。肥料の問題点から再生農業を考えるそもそも、肥料は非常に大きな環境汚染源であることをご存知でしょうか。生物多様性の喪失が大きな地球環境問題となっていますが、その原因の一つが肥料による環境汚染なのです。環境汚染というと多くの方は化学薬品や農薬を連想すると思いますが、実際には肥料の影響が非常に大きいのです。なぜなら、そもそも農業は全世界で広く行われている人間活動であり、近代的な農業では肥料を与えることが常識化しています。そして、農家は生産性を上げようとして過剰に肥料を使用する傾向があるのです。作物や地域にもよりますが、一般に与えた肥料の半分程度、場合によっては3割ぐらいしか作物は吸収しておらず、残りは環境に放出されていると考えられます。そのため、過剰な肥料が周辺の土壌を、さらには下流地域を栄養化し、生態系を撹乱しているのです。このような環境問題を防ぐために、肥料を使わない再生農業は大きな利点を持つと言えます。環境だけでなく影響は人の健康にも過剰な肥料の問題はそれにとどまりません。人間の健康にも悪影響を与えています。肥料の主要成分は硝酸態窒素で、これは葉緑素をはじめとするタンパク質の原料として植物にとって重要です。しかし、植物が体内で使いきれなかった過剰の硝酸態窒素は、そのまま人間が摂取することになります。体内に入った硝酸態窒素の大部分は尿から排泄されるのですが、消化器官の中で微生物により還元され、亜硝酸態窒素となるものもあります。これが消化器官内で化学反応により発がん性が示唆されているニトロソアミンを作る可能性があるのです。つまり、硝酸態窒素が過剰な作物を摂取することは、人間の健康被害につながる恐れもあるのです。さらに亜硝酸態窒素が血液中のヘモグロビンと反応すると、酸素を運搬する機能のない血色素であるメトヘモグロビンを生成させてしまいます。乳幼児は胃酸の分泌が少ないため、特に​亜硝酸態窒素を生じやすく、この現象が発生しやすいとされます。メトヘモグロビンの濃度が高くなるとチアノーゼを起こし、さらには呼吸困難・意識障害などの症状を出現させ、最悪の場合死亡することもあります。乳幼児でこの問題が起きやすく、起きると全身が真っ青になることから、ブルーベイビー症候群と呼ばれて海外では恐れられています。農業による環境汚染の規制、日本ではこの問題は1945年にアメリカの農場で最初に報告されていますが、その後1970年代に欧州で大きな問題となり、農薬や家畜の飼育による土壌や水質の硝酸態窒素による汚染を防ぐための規制が導入されました。実は、これがGAP(Good Agriculture Practice)のきっかけです。GAPは欧州への農作物輸出の品質基準と認識されている方も多いと思いますが、実際には農業による環境汚染を防ぐための規制から始まったのです。また、EUでは葉物野菜について、残留硝酸態窒素濃度の基準値も定められており、これを超えたものは出荷できません。日本ではこの問題があまり顕在化しなかったため、一般にはあまり問題として認識されていません。そのために野菜の残留硝酸態窒素の基準も設けられていません。ところが実際に測定してみると、EUの基準より数倍、場合によっては桁違いに多い硝酸態窒素が検出されることも少なくないようです。日本でも水道水に対してはWHOのガイドラインと同じ10 mg/Lという基準が定められており、これはEUよりも厳しいのですが、井戸水や地下水にはそれ以上の硝酸態窒素が含まれていることがあるのでやはり注意が必要です。こうしたことは、最近になって日本の野菜を海外に輸出しようとしたときに問題になったのですが、もちろん問題の本質は輸出ができないということではありません。なにより日本人の健康にとって、大きな問題なのです。この問題を防ぐためには肥料の適正使用が重要ですが、再生農業のようにそもそも肥料を使わなくてすむのであれば、こうした問題も同時に解決することができるのです。農業生産と食品製造の課題は共に肥料に関わる問題は、直接的には農家にとっての課題であり、農家が中心になって取り組む必要があります。しかし、肥料を使わない、少なくとも使用量を減らして適正に使う農業が広がれば、農作物の品質が向上するだけでなく、生産コストも削減され、食品企業としても大きなメリットがあります。特にウクライナ危機以降、窒素肥料の価格が高騰し、日本だけでなく世界的な農作物の価格上昇の一因となっています。こうした状況を考えると、今は肥料の過剰利用を再考するにはとても良いタイミングと言えるかもしれません。そしてもちろん、これを単に農家の問題として捉えるべきではなく、食品メーカーが生産者と一緒にこの問題の解決に取り組むことに非常に意義があります。これは、日本の農業と食品をいろいろな意味でサステナブルにする絶好の機会なのです。

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食品原料

【6月度】注目の原料商品のご紹介|シェアシマ編集部まとめ

シェアシマの原料ページに登録されている885点(6月末日時点)のうち、2024年6月に閲覧数の多かった商品をまとめてご紹介します。

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セミナー・展示会

健康食品業界最大規模の600社が出展!ウェルネスフードジャパン2024、7月16日開幕へ

健康食品・機能性食品・自然食品に関する専門展示会「ウェルネスフードジャパン2024」が、東京ビッグサイト東展示棟にて7月16日(火)〜18日(木)の日程で開催されます。今年は、2023年から規模を1・5倍に拡大して600社が出展予定(同時開催展「CAFERES JAPAN2024」を含む)、健康食品業界最大規模の45,000名の来場を見込んでいます。食品開発担当者だけでなく、ウェルネス分野に関心の高い方必見の同展示会。主催のウェルネスフードジャパン実行委員会(TSO International株式会社)に、今回の見どころについて聞きました。さらに、シェアシマ会員企業の出展情報と共に、お伝えします。食と健康のキーカンパニーが集まる「ウェルネスフードジャパン」「ウェルネスフードジャパン」は、健康食品・機能性食品・サステナブルフード・サプリメントなど健康食品・素材を集めた展示会です。今年は、2023年より規模を1・5倍に拡大。健康食品の研究・開発のための素材、機器、OEMサービスが集まる「ウェルネスフードR&D EXPO」とあわせた2つの専門展示会で構成されます。主催者によると、コロナ禍を経て健康機能を付加した新商品を作りたいという企業が増えているとのこと。異業種からの新規参入やOEMを受託する企業も増加しており、今年の新規出展企業は100社以上。「『ウェルネスフードR&D EXPO』のニーズがこれまで以上に高まってきていると感じる」と話します。食品メーカーのみならず、これから新たに食品開発を検討されている方にも見逃せない機会となっています。注目は「サステナブルフード」と「プロテイン」中でも見どころは、市場拡大の勢いが止まらない「サステナブルフード」と「プロテイン」製品。サステナブルフードは、健康的で環境にも配慮した「プラントベースフード」や、本来は捨てられるはずの製品に新たな価値を与えて再生する「アップサイクル」製品が、例年にも増して存在感を放っているとのこと。放置された竹林の竹を活用した「しなちく」や、ブロッコリーの茎のチップスなど、新商品が続々と登場しています。また、プロテインは、筋肉増強はもちろん、美容やダイエット、アクティブシニア層の健康維持などターゲットを拡大。サプリメント、スイーツ、スナックのほか、ソイプロテインやクリケットプロテインなど多様なラインナップが見どころです。健康系オイル、プロテインフードなど、話題の製品集まる会場内では、世界で話題の製品を集中的に展示する特設パビリオンも設置されます。「健康系オイル」、「プロテインフード」、「ナッツ&ドライフード」、「オーガニックフード」、「カカオ&チョコレート」など、市場が拡大する最新トレンドを一度に見ることができます。シェアシマ会員企業様も出展シェアシマに原料登録されている企業様も、ブースを構えておすすめの商品をアピールします。会場にお越しの際は、以下の出展社リストを参考にぜひお立ち寄りください。株式会社ヴォークス・トレーディング  企業ページ愛媛製紙株式会社  企業ページヒストリーメーカージャパン株式会社  企業ページ/ブース情報株式会社ライヴス  企業ページ/ブース情報リンクフード株式会社  企業ページ/ブース情報※最新情報を随時更新いたします業界専門家による、セミナー・イベントが50テーマ以上展示会期間中は、日本を代表する研究機関や経営者、官庁担当者による50テーマ以上のセミナー・イベントが連日開催されます。昨年実績では、ほぼすべてが満席となった人気の催しです。今回特に注目されているのは、18日(木)に行われる「機能性表示食品安全性シンポジウム」です。紅麹関連製品による健康被害の問題を引き金に、制度のあり方が再検討されている今、健康食品業界、食の安心安全、機能性表示食品制度の有識者が各々の観点からディスカッションし、広く関連業界への提言を行います。今後の方向性や消費者からの信頼獲得に向けた取り組みなど、最新の動向から目が離せません。カフェ・ベーカリー・レストラン向け専門展「CAFERES JAPAN」を同時開催そして、会場では「CAFERES JAPAN」が同時開催されます。本展は、コーヒー、カフェ産業に特化し、世界中のコーヒーやお茶、焙煎機、厨房設備等の専門展である「Tokyo Cafe Show」と、ベーカリー・スイーツショップ向け専門展「Japan Bakery & Sweets Show」、テイクアウトや総菜向けの商材・機器を集めた「Take-out & Delivery Show」の3展示会で構成されます。展示ブースでは、最新のコーヒーマシンや焙煎機のデモンストレーションが行われます。コーヒー、ティー、ベーカリーなどの試飲・試食もあり、味・色・香りを五感で体感できます。加えて、厨房機器や内装(テーブルや照明)、POSシステムなど、カフェやレストランの開業に必要なすべてが一堂に集結。実物に触れながら比較検討することができます。「試飲や試食で美味しさを確認できたり、商品を手に取って実際に操作できたりすることも展示会の醍醐味です。ぜひこの機会に体感しに来てください」(担当者)健康食品・機能性食品、カフェ・ベーカリー産業の最新情報に触れられる会場に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。◾️ 「ウェルネスフードジャパン2024」の詳細はこちらから:https://wfjapan.com/※来場には事前登録が必要です。事前登録はこちらから:https://wfjapan.com/visitor/

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食品原料

特集|高齢者向け原料のご紹介〜拡大するシニア市場に〜

少子高齢化が進行する中、高齢者の健康維持や生活の質を向上させるための食品需要が増加しています。ある調査によると、介護食の市場規模は、2024年に過去最大の1,200億円を超える見込みです。 この記事では、拡大する介護食市場の動向のほか、高齢者に必要な食事、政府が普及推進する「スマイルケア食」についても解説します。高齢者向け食品開発に役立つ食品原料もあわせてご紹介します。ぜひ、参考にしてください。介護食市場は2030年に1,405億円に介護食市場は、2030年には1,405億円(2023年比18.4%増)になると予測されています(※1)。 超高齢社会である日本では、総人口の29.0%を65歳以上の高齢者が占めています(2022年10月時点)。さらに、この割合は今後も上昇し続け、2037年には33.3%となり、国民の3人に1人が65歳以上になると推計されています(※2)。 要介護・要支援認定者の増加や、栄養摂取・管理ニーズの高まり、介護に関わる人手不足、さらには、在宅介護向け需要の高まりなどを背景に、調理済みの介護食を利用するケースが今後ますます増えていく見通しです。 ※1参考:富士経済「介護食(流動食、やわらか食、栄養補給食)の市場を調査」※2参考:内閣府「令和5年版高齢社会白書」栄養補給、嚥下調整…高齢者に必要な食事とはでは、高齢者に必要な食事、食べやすいメニューとはどのようなものでしょうか。 高齢になると、ひざや腰といった身体の衰えだけでなく、噛む力や飲み込む力など食事に関する機能も低下します。 「麺類など手軽な料理が増える」、「硬くて噛み切りにくい肉類・野菜が敬遠される」など、食生活が偏ることで、健康を維持するための栄養素(タンパク質、ビタミン、ミネラル、食物繊維など)が不足しがちになります。健康な状態から要介護へ移行する段階を「フレイル」と言いますが、早いうちから意識することでフレイルを予防することも大切です。 また、加齢によって嚥下機能が低下すると、噛むことや飲み込むことに配慮した「嚥下調整食」の利用が必要となります。日本人の死因として多いものに「肺炎」がありますが、誤嚥に起因する「誤嚥性肺炎」が、2023年は肺炎の次に多い第6位(60,186件)となっています(※3)。安全においしく食事を楽しむためには、身体機能の段階に応じた食べやすいメニュー、例えば、柔らかく煮る、細かく刻む、とろみを付けるなどの工夫が必要不可欠です。高齢者一人ひとりに適したメニューを考える際には、「嚥下食ピラミッド」が参考になります。 ※3参考:厚生労働省「令和5年(2023)人口動態統計月報年計(概数)の概況」参考:嚥下食ドットコム  「スマイルケア食」海外展開も視野に 農林水産省では、これまで介護食品と呼ばれてきた食品の範囲を整理し、「スマイルケア食」として認知度の向上と普及に取り組んでいます。 「スマイルケア食」は、健康維持上栄養補給が必要な人向けの食品に「青」マーク噛むことが難しい人向けの食品に「黄」マーク飲み込むことが難しい人向けの食品に「赤」マークを表示し、それぞれの方の状態に応じた「新しい介護食品」の選択に寄与するものです。 このような共通のマークを用いて消費者にわかりやすく伝えていくことも、食品企業に求められている大切な役割です。 また政府は、「高齢者が食を楽しむことで実りある療養生活を営めることを目指したスマイルケア食は、日本の有望な輸出食品としての大きな潜在性を有している」とし、今後、高齢化が進む東南アジアを中心とした海外市場の開拓・商流の確立にも力を入れていく方針です。参考:農林水産省「スマイルケア食(新しい介護食品)」高齢者向け食品開発に役立つ原料のご紹介シェアシマで”介護食”をキーワードに訴求している商品パフソフト玄米|株式会社 ライスアイランド【肌・血管・ひざ 機能性表示対応】カツオエラスチン|林兼産業 株式会社レオレックスRS|清水化学株式会社乾燥納豆|有限会社川口納豆ヒートゲル極|ユニテックフーズ 株式会社かつおでんぶ|株式会社山政甘えび粉末|ラングスター 株式会社シェアシマ商品開発セミナーでご紹介第46回セミナー「健康と美味しさを両立する高齢者向け原料〜次の素材をお探しの方へ」(2024年6月26日開催)では、登壇企業3社より高齢者向け食品開発に役立つ原料をご紹介いただきました。マジックファット200|ミヨシ油脂株式会社パーム油を原料とした汎用性粉末油脂です。介護食に使用することで、高カロリーでありながら食べやすい物性の食品を作ることができます。高齢者食に油を配合する際、乳化剤の選定や高圧ホモなどの設備が必要ですが、ミヨシ油脂の粉末油脂であれば、添加するだけで乳化するための特別な設備は必要ありません。オメガヴィーパウダー100|ミヨシ油脂株式会社ミヨシ亜麻仁油パウダー|ミヨシ油脂株式会社オメガヴィーパウダー100、ミヨシ亜麻仁油パウダーには、心臓疾患予防、認知症緩和など高齢者にとって必要な機能を持つオメガ3脂肪酸が豊富に含まれています。結晶パラチノース®PST‐N|DM三井製糖株式会社還元パラチノース(パラチニット)PN|DM三井製糖株式会社パラチノースは、消化吸収が緩やかで低GIな糖質です。血管の健康維持、カロリーアップなど、高齢者の方向け食品、飲料、お菓子など様々な採用実績があります。鶏ムネ肉プラズマローゲン(粉末タイプ)|丸大食品株式会社鶏ムネ肉プラズマローゲン(エキスタイプ)|丸大食品株式会社脳の健康をケアする素材「鶏ムネ肉プラズマローゲン」。アルツハイマー病などの老化関連疾患には酸化ストレスが深く関係しています。プラズマローゲンは特殊な構造を持つリン脂質であり、生体内では酸化ストレスから細胞を守る防御因子として機能していることが知られています。尚、本セミナーのアーカイブは、開催1ヶ月後にこちらのページからご覧いただけます。見逃してしまった方、もう一度見たい方はぜひご覧ください。おいしく食事をとること、食事を楽しむことは、高齢者が健康に生活するうえでとても大切なことです。 また、利用しやすい調理済み介護食の普及は、食べる本人にとっても、高齢者を支える人々にとっても大きな助けとなります。この記事を参考に、食品開発の課題に適した商品をぜひ見つけてください。

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サステナブル

どうする、カカオの暴騰?【食品企業のためのサステナブル経営(第16回)】

前回の記事を読む:農業の大革命が進行中!?【食品企業のためのサステナブル経営(第15回)】カカオ豆の価格が急騰しています。3ヶ月で2倍、1年間で3倍になるというペースに驚いている、いえ、慌てている方も多いと思います。国際市場での価格も、4月に史上初の1トン1万ドルを突破しました。日本円に換算すれば160万円です。日本での価格がさらに高く感じられるのもむべなるかなです。原因は主な生産地である西アフリカにおける気候不順と病気の発生で、収穫量が40%も減少していることです。しかし、実際に輸入されるカカオ豆の価格にこの市場価格が反映されるのはまだこれからです。そして、今後もカカオ豆の価格がますます上がることはあっても、元の価格に戻ることはほぼないでしょう。なぜなら気候変動の影響は今後ますます大きくなりますし、病気や老朽化した木の植え替えには数年を要します。さらに新興国の市場の成長もあり、世界的にカカオ需要が増加しているのです。価格を押し上げる要因は多く存在しますが、下げる要因はほとんど見当たりません。もちろん農産物ですから、価格の多少の上下はあるでしょう。しかし、円安トレンドも今後継続するであろうことを考えれば、以前のような価格に戻ることはまずないと結論せざるを得ないのです。「カカオショック」本質的な対応策は?このような状況下では、ただ値上げを繰り返しても意味はありません。本質的な対策にならないだけではなく、顧客や市場を失うことになるのがオチです。ではどうするかですが、一つはビジネスを根本的に見直すことでしょう。誰に、何を、どのような価格で売るかということを、根本から設計し直す必要がありそうです。非常に重要なことですが、会社ごとに答えは変わってきますので、ここではこれ以上は立ち入らないことにします。もう一つ重要なのは、カカオ豆をどう安定的に調達できるようにするかです。これまでのように、ただ市場から購入したり、商社頼みで調達するのでは不十分であることは明らかです。実際、海外の大手ブランドは、すでにかなり以前からサプライチェーンに深く関与し、栽培方法の改善や労働環境の向上を図りながら、生産の効率化を進めています。いわゆる「持続可能な調達」が行えるよう、準備を進めてきたのです。そうしたブランドからすれば、現在のカカオショックは来るべきものが来たのに過ぎないでしょうし、むしろライバルを引き離すチャンスの到来だと思っているかもしれません。なぜ海外の有名ブランドがそのような準備を進めてきたかと言えば、気候変動の進行でカカオ豆が大きな影響を受けるであろうことは以前から分かっていたからです。気候変動は気温の上昇だけでなく、降水量の低下、降雨タイミングの変化など、作物の生育に大きな影響を与えますし、病気や病害虫の発生リスクが高まることもあります。こうしたことに予め備えておかなければ、いざ問題が発生したときに農家は大変な被害を受けることになります。しかし、農家にはそのような知識も対策を講じる経済的な余裕もありません。事前に準備をするためには、企業が支援をする必要があるのです。必要なのは農家の支援と投資そもそも、栽培方法が適切でなければ品質や生産性が良くないという問題もあります。また、カカオの木が古くなれば生産性は落ちていきますが、植え替えるためには大きな投資が必要であり、低収入の農家だけでは難しいのです。こうした農家に対して低利子の融資やマイクロファイナンスなどの金融支援を行うことは、安定的な調達につながり、結局は自分たちにもメリットがあるのです。もちろん日頃から適切な価格で買い上げることや長期契約を行うことも、農家の経営安定やモチベーション維持のために役立ちます。海外の大手ブランドであっても、環境や人権への配慮をNGOなどから求められて渋々始めたところも少なくありません。けれど、やがてその効果に気がついたり、将来的に起きるかもしれないリスク対策としても役立つことに気がついたり… 理由や経緯は様々ですが、今は農家支援を積極的に行い、農家の生活を安定させながら、自社のビジネスを長期的に安定化させることに成功しているのです。一方で日本企業は、これまで商社任せでそうした努力を怠ってきたので、今そのツケを払わされていると言っていいでしょう。けれども、サプライチェーンを遡って農家を支援することは、安定的な調達のためには今や必要不可欠です。商社を含めて日本企業も、めんどうがらずに今からでも取り組みを始めなくてはなりません。そうしなければ、今後の価格高騰や不安定な供給に翻弄されることになってしまいます。幸いなことは、農家を支援する方法やそのサポート体制は既に整っているということです。必要なのは、やると決定し、投資することだけです。コーヒー、バニラ、オリーブオイル…原料高騰は他にももう一つ重要なことは、この問題はカカオ豆に限ったものではないということです。コーヒー、バニラ、オリーブオイルなど、他の原材料、特に熱帯産の原材料で同じ課題が存在しますし、今後、同様の影響を受ける農産物はどんどんと増えていくでしょう。食品メーカーたるもの、生産地やサプライチェーンに十分な注意を払うことが必要です。具体的に言えば、これまでは品質の良い原料を使っておいしいものをリーズナブルな価格で提供すれば良かったのですが、今後は高品質な原料を安定的に調達することと、高騰する原材料を使っても利益を出せるようにビジネスモデルや経営を変革することが求められているのです。まさに持続可能な経営が求められていると言っていいでしょう。次回の記事を読む:過剰な肥料にご用心【食品企業のためのサステナブル経営(第17回)】

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食品原料

機能性油脂のご紹介〜食品の品質改良や健康機能性向上に〜

食品開発の課題解決に役立つ「機能性油脂」をご存知でしょうか。油脂の選び方一つで、商品の魅力をより引き出すことができます。この記事では、シェアシマに登録されている油脂製品の中から、開発用途にあわせた商品を厳選してご紹介します。本記事を参考に、開発テーマや条件にあった油脂製品をぜひ見つけてください。機能性油脂とは機能性油脂とは、食品開発の条件に沿った機能性を持たせた油脂製品のことです。パンや菓子の食感改良や生地の老化防止に役立つもの、作業性・分散性に優れたもの、香りを付与できるものなど、機能性油脂と一口に言っても、さまざまな種類があります。また、かつて、油は「太る」という印象から摂取を控える傾向にありました。しかし今日では、植物性油脂の健康機能に注目が集まり、健康機能成分を含む良質な脂質を「むしろ積極的に摂るべき」という風潮が強まっています。シェアシマでは、開発用途にあわせた商品を多数掲載しています。ここからは、開発テーマに合わせたものから、健康機能性を持つもの、プラントベースフードに最適な油脂まで幅広くご紹介します。

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セミナー・展示会

【受付終了】健康と美味しさを両立する高齢者向け原料〜次の素材をお探しの方へ(6/26)

<こちらのセミナーの受付は終了しました>当社では、商品開発に役立つオンラインセミナーを毎月開催しております。2024年6月26日(水)に予定しています、第46回のテーマは、「健康と美味しさを両立する高齢者向け原料〜次の素材をお探しの方へ」です。当セミナーでは、高齢者向けの食品開発に役立つ最新原料をご紹介します。液体より扱いやすい粉末油脂によるカロリーアップと食べやすい食品づくり、パラチノースによる血糖値管理、プラズマローゲンの健康維持効果について、データや応用例を交えて解説いただきます。登壇企業の方々へ直接質問できるコーナーもございます。ぜひ、ご参加ください。開催概要テーマ:健康と美味しさを両立する高齢者向け原料〜次の素材をお探しの方へ日時:2024年6月26日(水)13時30分~参加方法: オンライン(EventHub)定員:200名(先着順)参加料:無料申込締切:2024年6月26日(水) 13時プログラム1.シェアシマ事務局より (13時30分〜)セミナーの注意事項など2.製品・サービス紹介①「粉末油脂でカロリーアップと食べやすい食感を実現」 ミヨシ油脂株式会社(20分)高カロリーの高齢者食に油を配合する際、乳化剤の選定や高圧ホモなどの設備が必要ですが、ミヨシ油脂の粉末油脂であれば添加するだけで、乳化するための特別な製造設備は必要ありません。また高カロリーでありながら食べやすい物性の食品を作ることができます。さらに健康機能のあるオメガ3脂肪酸粉末油脂もご紹介します。②「低GI糖質パラチノースの高齢者向けの活用アイディア」 DM三井製糖株式会社(20分)消化吸収が緩やかであり低GIな糖質であるパラチノース。血管の健康維持、カロリーアップなど、高齢者の方向けに活用できるアイディアをデータとともに紹介します。③「認知機能改善素材『鶏ムネ肉プラズマローゲン』のご紹介」 丸大食品株式会社(20分)アルツハイマー病などの老化関連疾患には酸化ストレスが深く関係しています。プラズマローゲンは特殊な構造を持つリン脂質であり、生体内では酸化ストレスから細胞を守る防御因子として機能していることが知られています。脳の健康をケアする素材「鶏ムネ肉プラズマローゲン」の魅力を、酸化ストレス軽減効果やアミロイドβ蓄積抑制効果を通じてご紹介いたします。3.その他次回のご案内など<15時15分終了予定>※時間は目安ですので多少前後します。都合により、内容が変更になる場合がございます。

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食品原料

製菓製パンの美味しさを長時間キープする、ミヨシ油脂の機能性油脂

機能性油脂とは機能性油脂とは、「菓子やパンなどの食感を改良する」「冷凍・冷蔵による生地の老化を防止してソフトさ・しっとり感を長時間維持する」といった機能を有する食品加工用油脂です。機能性油脂はドーナツやフィナンシェ、マドレーヌ、スポンジケーキ、パン、どらやきなど、さまざまな商品で活用されています。今回は、機能性油脂を製造・販売しているミヨシ油脂株式会社(東京都葛飾区)がどのような企業かを紹介した上で、同社の機能性油脂「パールインプラス」の特長、および、アプリケーション事例と効果について解説します。食品開発に関わっている人は、ぜひ参考にしてみてください。油脂の力と高い技術力、ミヨシ油脂の“ものづくり”ミヨシ油脂株式会社は1921年創業の、油脂製造販売事業を営む企業で、「人と人とのつながり」を大切にし、「良きものづくり」を通じて健やかな社会の発展に貢献しています。以下は、同社の主な事業内容です。食品事業:マーガリン、ショートニング、ラード、ホイップクリーム、粉末油脂など、食用加工油脂の製造・販売油化事業:脂肪酸、グリセリン、工業用石鹸、繊維用処理剤、消泡剤、香粧品原料、重金属捕集剤、重金属固定剤、各種界面活性剤などの製造販売なお、同社の機能性油脂の特長は、100年以上にわたる営業で培われた高い技術力に基づいて、食品加工に役立つ多種多様な機能が付与されていることです。機能性乳化油脂「パールインプラス」の紹介ミヨシ油脂株式会社では、菓子のソフトさとしっとり感を持続させる酵素配合の機能性乳化油脂「パールインプラス」を製造・販売しています。以下、パールインプラスの特長を4つ紹介します。ソフトさとしっとり感が長時間持続パールインプラスを使用すると、酵素と乳化剤の相乗効果でデンプンの老化が抑制され、理想の食感を維持できます。また、複数の酵素の組み合わせにより、焼き縮みを抑制できることも強みです。デンプンの老化によって引き起こされる「もろさ」や「ざらつき」が低減されるため、ソフトさとしっとり感が長時間持続する商品を製造できます。低消泡性・分散性パールインプラスは、流動状の水中油滴型乳化物で、水中に細かい油滴が分散している構造の製品です。生地中の気泡を壊しにくい性質(低消胞性)があるため、多種多様な菓子、パンに活用できます。また、生地中に分散しやすい性質(分散性)を有していることも魅力です。酵素の作用温度帯パールインプラスに含まれる酵素は、作業温度帯(「生地をこねる」などの作業を実施する温度帯)である35℃以下では活性が低いため、生地に変化が生じにくい傾向があります。しかし、焼成温度帯(生地をオーブンなどで焼く温度帯)では、酵素の活性が高くなり、効率よく生地に作用。作業性に影響せずに効果が発揮されることが、パールインプラスの特長です。なお、一般的に、焼成後には酵素は失活します。パールインプラスのアプリケーション事例と効果ここからは、パールインプラスの活用事例(ミヨシ油脂株式会社が試験配合した事例)、および、各事例における効果を紹介します。パウンドケーキ(常温保存)パウンドケーキを作る際にマーガリンの一部置き換えで、パールインプラスを対紛15%、全体量に対しては3.7%添加したケースです。この事例では、20℃で保管して90日間経過しても、無添加のサンプルに比べてやわらかさが保たれる傾向が見られました。また、官能評価の結果によれば、しっとり感やソフトさが増加し、老化によるざらつきが抑制されていることも確認されています。なお、パールインプラスを添加したパウンドケーキは酵素の効果が発揮されやすく、時間が経過してもかたくなりにくい傾向が見られました。スポンジケーキ(常温、冷凍保存)パールインプラスを対粉15%分含む生地でスポンジケーキを作ったケースです。この事例では、「20℃で保存して3日経過した場合」と「冷凍保存して3日後および14日後に常温で解凍してから測定した場合」の両方において、無添加のサンプルに比べてやわらかさが維持される傾向が見られました。どらやき(常温、チルド保存)パールインプラスを対粉10%分添加して、焼成時間は1分40秒でどらやきを作ったケースです。この事例では、20℃で保管した上で90日程度の時間が経過しても、無添加のサンプルに比べてやわらかさが保たれる結果が確認されました。焼成時間が短くても、充分に効果が発揮されます。また、「チルド(5℃)で7日間保存したサンプル」について官能評価を実施したところ(いずれも粉の10%分のパールインプラスを添加)、無添加のサンプルに比べて口溶けやしっとり感などが維持され、デンプンの老化に起因するもろさやざらつきが抑制されているという結果が出ています。抹茶フィナンシェ(常温保存)パールインプラスを使用して(マーガリンの15%分を置き換えて)抹茶フィナンシェを作ったケースです。一般的に、抹茶を含む生地はぱさつきやすい傾向があります。常温で40日経過後に官能評価を実施したところ、パールインプラスを使用したサンプルは、使用していないサンプルに比べて、ソフトさや口溶け、しっとり感、じゅわっと感(油性感)が高く、ざらつきが抑制されているという結果が出ています。まとめ菓子やパンなどを製造・販売する際に課題となるのが、時間の経過によって商品がかたくなったり、ざらついたりすることです。主な原因はデンプンの老化によるもので、ミヨシ油脂株式会社の機能性乳化油脂「パールインプラス」を使用することで抑制できます。ソフトさやしっとり感を長時間維持できる食品を開発したい場合は、パールインプラスの使用を選択肢のひとつとして考えてみてはいかがでしょうか。なお、ご質問・ご相談がある場合は、ミヨシ油脂株式会社までお問い合わせください。

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食品原料

日持ち向上剤のご紹介〜食品の安全性向上やフードロス削減に貢献〜

日持ち向上剤とは、食品の保存性を短期的に高めるために使用される食品添加物のことです。保存料ほどの強力な効果はありませんが、食品の日持ちを良くすることができ、食品の安全性向上やフードロス削減に大きく貢献しています。この記事では、日持ち向上剤とは何か、日持ち向上剤の種類と特徴、保存料との違い、気になる食品表示について解説します。シェアシマに掲載されている商品もあわせてご紹介しますので、ぜひご覧ください。

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食品原料

【5月度】注目の原料商品のご紹介|シェアシマ編集部まとめ

シェアシマの原料ページに登録されている815点(5月末日時点)のうち、2024年5月に閲覧数の多かった商品をまとめてご紹介します。

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セミナー・展示会

【受付終了】BPJPH新インドネシアハラル認証実務者研修のご案内(6/10)

<こちらの研修の受付は終了しました>当サイトで連載(「食品ハラルビジネス進化論~ハラル認証原料編」)いただいた、一般社団法人ハラル・ジャパン協会より、「BPJPH新インドネシアハラル認証実務者研修」のご案内です。当研修に、シェアシマを通じてお申し込みいただきますと、特別価格にて受講が可能です。この機会をお見逃しなく!ハラル・ジャパン協会とハラル インスティテュートが連携!!日本企業向けBPJPHハラル製品保証制度研修プロジェクトがスタートインドネシアのハラル認証(BPJPH)の傾向と需要の高まりを受けて、一般社団法人ハラルジャパン協会は、BPJPH ハラル認証に関する知識や支援を得ることが依然として困難な日本のビジネス関係者を支援するようになりました。一般社団法人ハラルジャパン協会は、インドネシアで最も評判が高く認定されたハラル研修機関、ハラルインスティテュート(Halal Institute)とコラボし、最新の基準を備えたハラル製品保証制度(SJPH)の実施に関する研修を開催します。開催概要テーマ:BPJPH新インドネシアハラル認証実務者研修日時:2024年6月10日(月)10時〜方法:オンライン(Zoom)参加費用:84,700円(税込)※銀行振込(前払い)シェアシマ会員特別価格!1社2名の参加なら、2人で100,000円(税込)(1人あたり50,000円)お申し込みの際、シェアシマ会員であることを備考欄にてお伝えください。講師:ハラル インスティテュート Achmad Fathoni Henti Kresdiana一般社団法人ハラル・ジャパン協会 Lina Setianingrum通訳:中居・高木※講師は変更となる場合がございます。定員:30人主催:一般社団法人ハラル・ジャパン協会ハラル・ジャパン協会からはBPJPHコンサルタントが参加します。ハラル製品保証制度のご紹介から、BPJPHハラル認証取得方法まで、まさに基礎から実務まで学ぶことができる研修プログラムです。インドネシアでは口にするモノ、肌に触れるモノ、身につけるモノまでハラル認証の対象と言われています。⻝品・健康食品、化粧品、化学品、医薬品、生活用品等のBtoC、BtoBメーカー、商社に携わる皆さまはもちろんのこと、インドネシアやハラルビジネスに少しでも関心のある方は、是非、ご参加ください。お問い合わせ当研修についての詳細・お問い合わせ先は、ハラル・ジャパン協会の公式サイトよりご確認くださいませ。https://jhba.jp/service/indonesia/training/関連記事:ハラルの基礎とイスラム教徒マーケット分析【食品ハラルビジネス進化論~ハラル認証原料編vol.1】

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製品・サービス

【会員数4000人突破記念】シェアシマ原料検索 無料掲載キャンペーン開催中!<期間限定>

シェアシマの会員数が4000人を突破したことを記念して、「シェアシマ原料検索 無料掲載キャンペーン」を開催しております。このほど、5月20日(月)より実施しておりました『シェアシマ原料掲載無料キャンペーン』を、好評につき8月31日(土)まで受付延長いたします。期間中に本キャンペーンにお申し込みいただいた企業様を対象に、シェアシマでの原料掲載が期間限定で無料になるお得なキャンペーンです。ぜひこの機会に、シェアシマのご利用をご検討ください。シェアシマは、食品業界のデジタル化を促進させるWebプラットフォームとして、さらなる成長と食品業界全体の価値向上を目指してまいります。◆キャンペーンへのお申し込み期間2024年5月20日(月)〜 2024年6月30日(日)<好評につき期間延長>2024年8月31日(土)まで◆キャンペーン概要<参加資格>キャンペーン期間中に「シェアシマ原料検索 個別説明会」にご参加いただきます。(所要時間30分程度)食品、食品原料の製造および販売に関わる企業様を対象としています。※恐れ入りますが、本キャンペーンは、原料情報の掲載(有料)を、新たにお申し込みされる場合が対象となります。<内容>通常、掲載料3万円/月のところ、2024年12月末までの期間限定でシェアシマへの原料掲載が無料になります。期間中は、何点でもご掲載いただけます。◆お申し込み・参加方法「シェアシマ原料検索 個別説明会」へのご参加が必要です(所要時間30分)。こちらのページから、「シェアシマ原料検索 個別説明会」をご予約いただけます。ご希望の日時をご指定ください。

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食品原料

花粉症予防で注目の果物「じゃばら」|効能・食べ方・使い方を紹介【紀伊路屋】

和歌山県の幻の果実「じゃばら」の紹介じゃばらは、花粉症予防の効果が期待されることで注目されている果物です。和歌山県有田郡の最南端・広川町で農園業を営む紀伊路屋合同会社では、このじゃばらを生産し、無加工のまま、あるいは、粉末や果汁などの形に加工した上で販売しています。じゃばらとは、和歌山県の飛び地「北山村」に自生していた柑橘で、柚子と九年母(くねんぼ)という柑橘類の交配種です。北山村に1本だけ自生していた自然雑種で、ごく限られた地域でのみ栽培される希少果実であることから「幻の果実」とも呼ばれます。名称は「邪気を払う」に由来し、種が少ないことが特長です。昔からじゃばらは、お正月料理などで「食用酢」のような使われ方をしてきました。11月頃から色づきはじめて12月頃に黄色く熟します。霜に弱いため、山間部では冷害を受ける前に収穫されますが、紀伊路屋合同会社は和歌山県の温暖な地域で栽培しているため、黄色く熟してから収穫することができます。今回は、紀伊路屋合同会社がじゃばらの果皮まで100%使い切って自社栽培・自社加工で製造しているじゃばらの商品について解説します。加えて、じゃばらの効果・効能、じゃばら商品のラインナップ、食べ方・使い方も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。じゃばらの効能と花粉症への効果じゃばらは、ビタミンB1・B2・Cやカロチン、クエン酸などの栄養が豊富です。また、フラボノイドの一種「ナツダイダイン」も多く含んでいます。加えて、ほかの柑橘に比べて、フラボノイドの一種「ナリルチン」の量が多いことも、じゃばらの特長です。ナリルチンには、花粉症の原因になる「脱顆粒(だつかりゅう)現象」を抑制する機能があると、和歌山県工業技術センターが発表しています。「脱顆粒」とは、「体内に侵入したアレルギー物質と結合した細胞」が、アレルギー物質を体外に追い出すために、「くしゃみや鼻水を引き起こす物質」を放出する作用です。ナリルチンには即効性があり、摂取してから1~2時間程度で効果が感じられます。なお、果肉よりも果皮に特に多くのナリルチンが含まれています。岐阜大学医学部による論文によれば、「朝と夕方にそれぞれ5㎖のじゃばら果汁を飲むとスギ花粉症の症状とQOLの改善にきわめて有効」とされています。自社栽培・自社加工による最高の商品づくり紀伊路屋合同会社は、江戸時代から農園業を営み、環境に優しいエネルギー(太陽光発電や蓄電池など)を活用した「環境保全型農業」に取り組んでいます。2004年には、和歌山県知事から「エコファーマー」に認定されました。安全性や品質にこだわりがあり、「特別栽培レベル」でじゃばらを栽培しています。化学合成農薬や化学肥料の使用量は、従来の半分以下です。また、自社および提携団体・提携企業で果実の栽培から加工に至るまでのプロセスを担い、最高の状態で商品を届けられる体制が構築されています。じゃばらの商品ラインナップ以下は、紀伊路屋合同会社が製造・販売している「じゃばら加工商品」の具体例です。商品は、冷凍や乾燥、熱殺菌による無添加素材で、妊娠中の女性や子どもも安心して食べることができます。じゃばら果汁(150ml、720ml、一斗缶)じゃばら果皮粉末(50g、200g、20㎏)じゃばらピューレ(1㎏、2㎏、20㎏/冷凍)じゃばら果汁は、じゃばらを旬の時期に搾った製品です。100%ストレート果汁で、添加物は含まれません。じゃばら果皮粉末は、じゃばらの「果皮」の部分を「冷凍→解凍→乾燥→粉砕→ふるい分け」という流れで加工した製品です。なお、「粗びきタイプ」と「粉末タイプ」の2種類があります。あまり細かくしすぎると封を開けた際にホコリのように飛散しやすくなるため、粉末タイプは「50メッシュ」の粗さのふるいにかけられています。じゃばらピューレは、果実全体をミキサーにかけてピューレ状にし、加熱処理した製品です。上記以外にも、さまざまな商品があります。詳細は、紀伊路屋合同会社の公式サイトでご確認ください。じゃばら商品の食べ方・使い方ここからは、じゃばら商品の食べ方・使い方の例を紹介します。じゃばら果汁は、そのまま飲むだけでなく、酸味・甘味・香りを活かして、さまざまな料理に使用することが可能です。以下に、主な食べ方・使い方を示します。ドレッシングの材料として使用し、焼き魚やサラダにかける餃子や焼肉のタレに入れる(ポン酢のような使い方が可能)焼酎に入れて飲む牛乳に入れて飲む(ヨーグルトのようになる)水と混ぜて「ニアウォーター系飲料」にする冬場は、温めて「ホットじゃばら」として飲む香辛料を加えて「じゃばスコ」にする(レモスコやユズスコのような感覚で使用)寿司の酢飯を作る際に、あるいは、魚をしめる際に酢の代わりに使用「粗びきタイプ」のじゃばら果皮粉末は、茶葉(紅茶など)とブレンドする使い方がおすすめです。「粉末タイプ」に関しては、以下に示すように、多様な使い方があります。水やジュースなどの飲み物に混ぜて飲むスープに入れるヨーグルト・アイスクリームなどのデザートにかけるサラダにかける七味唐辛子の材料にする(「陳皮(ちんぴ)」の代用になる)チョコレート・マシュマロ・キャンディー・ケーキ・パンなどの材料として使用する塩と混ぜて「じゃばら塩」にするパスタやうどん、ラーメンの麺にパウダーを練りこむじゃばらを具材にして「フルーツグラノーラ」を作る続いて、じゃばらピューレの主な食べ方・使い方です。フルーツソース(ヨーグルトなどにかける)グミやキャンディーに加工するパスタ・ラーメン・うどんなどの麺類に練りこむケーキの材料として使用するコショウと混ぜ合わせて、「柚子コショウ」のように使う上記は、あくまでも「例」に過ぎません。多種多様な食べ方・使い方が可能です。まとめ花粉症予防で注目される果物「じゃばら」は、ごく限られた地域でのみ栽培される希少果実です。じゃばらは、花粉症に対する効果・効能を期待できるフラボノイド「ナリルチン」を多く含み、ビタミンB1・B2・Cやカロチン、クエン酸などの栄養も豊富です。江戸時代から農園業を営む紀伊路屋合同会社は、安全性や品質にこだわり、じゃばら栽培で使用する化学合成農薬・化学肥料の使用量を、従来の半分以下に抑えています。また、じゃばらの栽培だけではなく、「じゃばら果汁」「じゃばら果皮粉末」「じゃばらピューレ」など、いずれも無添加素材を使用し、さまざまな商品に加工して販売しています。じゃばらを加工した商品は、多様な食べ方・使い方が可能なので、新しい食品の開発に取り入れてみてはいかがでしょうか。じゃばらに関して不明な点がある場合や、じゃばら商品の活用方法に関して知りたいことがある場合は、紀伊路屋合同会社にお気軽にご質問・ご相談ください。

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サステナブル

農業の大革命が進行中!?【食品企業のためのサステナブル経営(第15回)】

前回の記事を読む:日本でも有機食品が増えつつある理由とは?【食品企業のためのサステナブル経営(第14回)】多くの食品原料は農業に依存しています。そして前回は、有機農業がこれまでの農業のやり方、いわゆる慣行農業に比べて環境負荷が低く、農水省も「みどりの食料システム戦略」の中で有機農業を2050年には25%(面積ベース)にまで拡大していこうと計画していることなどをお話ししました。また、健康のために有機農業に関心をもつ消費者も着実に増えています。しかし同時に、有機農作物は一般に価格が高く、供給も安定していないことから、使用する側としては一工夫必要です。また農家にとっても、有機農業は手間がかかる、面倒だという印象があるように思います。そして有機農業に切り替えることで農業に関わるすべての環境問題が解決するわけではありません。では、結局どうしたらいいのか? 慣行農業と有機農業の程よいバランスを見つけるしかないのでしょうか…。日本では多くの関係者が長らくそんな悩みを抱えていたと思うのですが、実は有機農業をはるかに凌ぐとても素晴らしい農法があり、それがいま世界では大注目を浴びているのです。それが再生農業(regenerative agriculture)です。日本ではまだ聞き慣れないと思いますが、この10年ぐらいの間に北米や欧州などで急成長し、今や穀物メジャーや有名食品企業がこぞって移行を始めています。再生農業(Regenerative Agriculture)の可能性まず、なぜ再生農業なのか、何を再生するのかというと、農業をしながら土壌、より正確に言うと土壌生態系を再生する(regenerate)のです。これまでの集約的な農業は土壌を疲弊させてしまうという問題がありましたが、この農法を使うことにより土壌生態系は再生され、その結果、収量も上がるというのです。具体的にどうするのかと言うと、一番基本になるのは不耕起、つまり土を耕さないことです。そして農薬はもちろん、肥料も基本的には使いません。化学肥料だけでなく、有機肥料も使わないのです。その代わりにいろいろな作物を同時に植えたり(間作)、またある作物を育てて収穫したら、同じところに今度は別の作物を育てる、つまり裏作を行い、一年中常に作物を育てるということが特徴です。肥料を使わずに作物が育つのかと疑問に思われるかもしれませんが、昔は田んぼを作る前にレンゲを植えていたことを覚えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。マメ科のレンゲの根には根粒菌という細菌が共生しています。根粒菌は空気中の窒素(無機体)を植物が使える有機体に変える能力があり、レンゲに窒素分を供給してくれるのです。したがって、レンゲは肥料を与えなくてもよく育つのですが、農家は春になるとそのレンゲそのものを土にすき混み、イネの緑肥として使うのです。こうしてレンゲを育てる手間を加えることで、昔の人は窒素肥料があまりなくても、イネを育てることができたのです。こうした緑肥としてはマメ科植物が有名ですが、最近の研究で、実は多くの植物が土壌中の菌類と相互作用を持ち、お互いに支えていることがわかって来ました。植物は光合成で作った糖などを毛根から滲出し、細菌はこれをエネルギー源に活動し、窒素や微量元素などを植物に与えます。そのような共生関係でお互いを支えているようなのです。だから自然の生態系では、施肥をしなくても立派な森林が育つというわけです。そして複数の作物を育てることで、それぞれの作物と共生する微生物が異なることから、それらが相補的に機能し、様々な栄養素が供給され、肥料を使わなくても作物が十分に育つというのです。ところがこれまでの農業では土を耕すので、土壌中の菌類や細菌、そのつながりを乱してしまい、微生物が供給する栄養が不足し、肥料が必要となっていたというのです。これは、日本では自然農法と言われているものとほぼ同じ考え方です。畑由来のCO2を抑制、土壌水分や収量は増加あまりにうまい話でにわかには信じがたいかもしれませんが、実際に多くの国で成果を挙げており、それが故に、再生農業へ切り替える農家や食品会社が急速に増えているのです。実は再生農業が食品会社等に最初に着目されたのは、畑から発生する二酸化炭素の量が3割程度減少するからでした。企業はサプライチェーン全体で温室効果ガスの発生を減らすことが求められていますが、食品会社の場合には畑での発生量が圧倒的に多いために、それを減らすことは原理的に非常に難しいとこれまでは考えられていました。ところが再生農業ならば二酸化炭素の発生量が減らせるということで、多くの企業がこれに飛びついたのです。ところが実際に行ってみると、効果はそれに止まらないことがわかったのです。大気中への二酸化炭素の放出量は最大3割、少なくとも1割は減らせるのですが、その炭素は土壌中に有機炭素として貯留されます。同時に、土壌中に貯留される水分も増え、生産量は小麦で22.9%、トウモロコシで23.4%、コメに至っては41.9%も増えるというのです。(参考資料:“Common ground: restoring land health for sustainable agriculture”, IUCN (2020))世界で大注目の再生農業、日本での広がりに期待そして農薬も肥料も不要、毎春の耕起作業も不要になりますので、コストは大幅に減ります。収量が増えますので、既にこれらだけでかなりの収入増ですが、それに加えて間作や裏作の作物からの収穫もあります。収入は増えて支出は減り、トータルの純利益は大幅に増えるというわけです。では、農作業が増えるのではないか、大変になるのではないかと思われるかもしれませんが、これもむしろ少なくなるといいます。耕起はしませんし、間作のおかげで雑草は生えず、過剰な施肥もしないので害虫も発生しないのです。あまりにも良いことずくめで思わず眉に唾をつけたくなるほどですが、これがまさに再生農業がいま世界的に注目され、大ブームになりつつある理由なのです。不思議なことに日本では今まであまり知られていなかったのですが、最近はようやく興味を持つ食品会社も出てきました。また先に述べたように、「自然農」という呼び方では知られていましたが、非常に特殊な農法と捉えられており、あまり大きな広がりにはなっていません。もちろん日本で再生農業を行うためには、日本の気候風土や食習慣を考えて少しアレンジや調整が必要になるでしょうが、私はきっと近い将来、日本でも一気に広がるものと期待しています。そしてこの再生農業が、農業の常識と歴史を書き換えることになるのではないかとも予想しています。もしかすると私たちは、農業の大革命の目撃者になるのかもしれません。次回の記事を読む:どうする、カカオの暴騰?【食品企業のためのサステナブル経営(第16回)】

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発酵調味料でおいしくコストダウン|原材料高騰の悩みを解決【オリエンタル酵母工業】

「発酵調味料」とは発酵調味料とは、発酵の力を活かした調味料です。微生物(酵母や乳酸菌など)の代謝産物が、複雑で奥深い味わいを作り出します。日本の食卓に欠かせない「味噌」や「醤油」も、発酵調味料の一種です。オリエンタル酵母工業株式会社(東京都板橋区)は、酵母を起点とした「技術立社」を掲げるBtoBメーカーで、製パン用イーストを中心に、食品メーカーに役立つ発酵調味料などの食品原料を開発・販売しています。今回は、発酵食品が注目される理由や、発酵調味料のメリット、オリエンタル酵母工業株式会社が販売する発酵調味料の製品ラインナップおよび活用事例に関しても詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。発酵のチカラでお客様の問題を解決|発酵調味料でおいしくコストダウンオリエンタル酵母工業株式会社は、1929年に日本初の製パン用イーストメーカーとして創立された会社で、長年、日本におけるパンの普及と質の向上に貢献してきました。現在も、国産イーストのトップメーカーとして市場を牽引しています。オリエンタル酵母工業株式会社の事業の柱は、食と健康を支える「食品事業」と、創薬を支える「バイオ事業」の2つです。食品事業では、これまでに事業を通じて培った知見と技術開発力に基づいて、多種多様な食品素材を製パン・製菓・中食・外食といった市場へ提供し、発酵の力で食品加工会社の問題解決をサポートしています。また、バイオ事業では、原料や試薬を供給して創薬を支えています。下表に、オリエンタル酵母工業株式会社の主な取扱い製品をまとめました。