2025年5月21日（水）から23日（金）までの3日間、東京ビッグサイト（南棟/会議ホール）で国内最大級の食品素材・添加物専門展示会「ifia JAPAN 2025／HFE JAPAN 2025」が開催されました。シェアシマは昨年の食品開発展に引き続き、会員企業6社とともに合同ブース（ブース No.1522）を出展。各食品メーカーやOEM企業等に向けて「販路の壁を打ち破る場」を提供しました。

本記事では、合同展示の背景から会場の熱気、出展者の反応、今後に向けた展望までをレポートします。（シェアシマ編集部）

出展の背景

今回の合同展では、まだシェアシマを知らない来場者はもとより、シェアシマがなぜ、合同ブースを出展しているのかを説明する機会を頂きました。

• 会員支援の一環：シェアシマでは、会員企業が自社製品を業界バイヤーにアピールできる機会を提供することをミッションとしています。
• コストと工数の軽減：通常、展示会への出展には多大な費用と準備期間が必要ですが、シェアシマ合同ブースなら出展社は小間スペースをシェアするだけで参加可能。
• 昨年の成功体験：2024年の「食品開発展」での合同展示では、6社出展・のべ1000名以上の名刺情報を獲得。今年も同様の成果を目指し、準備を進めました。

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合同ブース概要

展示会名：ifia JAPAN 2025／HFE JAPAN 2025
会期：2025年5月21日（水）～23日（金）
会場：東京ビッグサイト　南棟/会議ホール
出展社数：6社（食品原料メーカー、機能性素材ベンダー、OEMサービス企業 等）
展示形式：シェアシマ合同ブース内に各社用のミニブースを設置
主な出展品：機能性素材、アップサイクル原料、OEM対応システム、健康訴求サプリ素材、等

出展企業と製品ハイライト

1. ASTRA FOOD PLAN株式会社  
製品：過熱蒸煎機で生成する「タマネギぐるりこ」
特徴：他社オニオンフレーク比135倍の香りを実現。少量添加で自然な旨味と香りを強化し、アップサイクル素材としてコスト削減にも貢献。

2. エムスリー株式会社（AskDoctors総研）  
製品サービス：医師の知見を活用した商品プロモーション支援
特徴：健康・機能性訴求商品の価値訴求方法を設計。消費者に正しく機能性を伝えるフレームワークを提供。

3. フジ日本株式会社  
製品：サトウキビ由来水溶性食物繊維「Fuji FF」「Fuji FF HS」
特徴：100%発酵性イヌリンで腸内環境をサポート。機能性表示食品への適用例やテクスチャー改良用途を提案。

4. 株式会社for Crafts  
製品サービス：「CRFT(クラフツ)」
特徴：食品開発に必要な市場分析からサプライヤー選定・製造まで一括で行える食品製造プラットフォーム。

5. 東京食品株式会社  
製品サービス：乳酸菌等の摂取商品開発とOEM販売
特徴：研究所連携によるオリジナル製品の設計・販売までトータルサポート。腸内改善を訴求した製品開発が高評価。

6. 株式会社宝島ジャパン  
製品：モンゴル産サジー果汁・粉末・オイル
特徴：サジー素材を、健康・美容用途で提案。多用途展開による新規市場開拓をサポート。

シェアシマの情報発信力

会場の様子・注目ポイント

3日間を通じて、シェアシマ合同ブースは常に多くの来場者で賑わいました。開場直後から途切れない来訪者の波があり、開発担当者からバイヤー、さらには同じく出展企業まで、多彩な顔ぶれが足を止めて各社のデモや試食・試飲コーナーを体験。出展企業それぞれの特色が生きたプレゼンテーションなど、ブース全体が活気にあふれていました。各社同士の情報交換が自然に起きる場ともなり、新たなコラボレーションや商談につながる機会を数多く創出しました。

出展者の反応

合同ブースには、バイヤーや開発担当者に加え、シェアシマ会員様も多数来場。会員同士が互いのブースを訪れ合い、以下のような活発な意見交換が行われました。

• 合同運営サポートの活用

シェアシマ運営チームが、事前のレイアウト設計から当日の受付・誘導まで一貫してサポート。出展企業からは「自社単独では手が回らないユーザー、来訪者の対応をしてもらう事で、取りこぼしのない展示会になりました」と感謝の声が寄せられました。

• 相乗効果による認知向上

多彩なメーカー・サービスが一堂に会したことで、個社ブースでは取りこぼしがちな来場者にも一度にアプローチ可能に。「隣の企業の来訪者が自然と自社にも足を運んでくれる」「合同だからこそ生まれる“回遊性”で認知が広がった」と好評を博しました。

• 新規マッチング創出

会員同士の名刺交換は合同ブースの中で300件以上の出展企業様も中にはありました。普段は接点の少ない企業同士が、共通課題を通じてつながりを深め、具体的なビジネスマッチングが創出されました。

• プラットフォーム価値の再認識

初めて合同出展を経験した会員からは「単独出展では得られなかった幅広い集客」との声が上がり、「シェアシマ」というプラットフォームとしての価値を再確認する場となりました。

総括と今後に向けて

ifia JAPAN 2025でのシェアシマ合同展示は、会員企業の販路開拓とブランディングにおいて大きな手応えを得られる結果となりました。コストを抑えつつ質の高い商談機会を提供するシェアシマの仕組みは、出展各社からも高い評価を得ています。今後もシェアシマでは、主要展示会やオンライン商談会にて合同出展の枠を拡大し、会員企業様の成長をサポートしてまいります。

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