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シェアシマ活用で促進する、チーム内での情報共有の最適化【一正蒲鉾株式会社】

シェアシマ活用で促進する、チーム内での情報共有の最適化【一正蒲鉾株式会社】

一正蒲鉾は1965年に創業した、かまぼこやちくわなどの水産練製品やきのこの生産販売などを手がける総合食品メーカーです。長年にわたり培ってきた技術と知見をベースに、時代のニーズに応える商品開発を進めており、現場では常に新しい発想と情報が求められています。

今回は、商品のマーケティング戦略にも携わる石川さんと池田さんにインタビュー。現場から見えてくる情報収集や社内共有にまつわる業務課題と、その中でシェアシマがどのように役立っているのかをお聞きしました。

話を聞いた相手

(右)
マーケティング戦略部 商品マーケティング課 課長
石川 義成さん

(左)
マーケティング戦略部 商品マーケティング課 リーダー
池田 紘希さん

活用前の課題
  • 食品原料の情報収集に手間と時間がかかり、開発業務の効率が低下していた
  • 業務に役立つ記事も、チャットやメールでの共有では埋もれてしまい、必要なときに探すのが手間だった
  • 情報収集の対象が自社製品の関連商品に集中していて、食品業界のトレンドを追えていなかった


活用後の効果
  • シェアシマの「原料検索」「原料トレンド」から情報収集のきっかけを掴み、原料まわりの調査がより深く行えるようになった
  • 記事や原料情報を、シェアシマの「グループ機能」を使ってシェアすることで、社内での情報共有がしやすくなった
  • 食品業界の伸長市場である他カテゴリの情報も簡単に収集できるため、商品開発の切り口が広がった


情報収集におけるシェアシマの活用実態

まずは、日々の業務の中でシェアシマがどのように役立っているかについて伺いました。特に評価されていたのは、情報の「幅」と「気軽さ」です。

シェアシマについて話す石川さん(左)と池田さん(右)

幅広い情報を「気軽に」収集できるプラットフォーム

「食品開発に関わる情報が幅広く、ひとつのサービス内で、効率よく得られるという点が魅力です。シェアシマの記事は業界の全体像をつかむのに適していると思います」(石川さん)

「そのとき勢いのある分野についても、シェアシマで知ることができるので重宝しています。最近はグミ市場や冷凍食品市場の記事などを社内で共有しました。記事のボリュームもちょうど良く、気軽に食品業界のトレンドを把握できるのがありがたいですね」(池田さん)

グミ市場や冷凍食品市場など、近年伸長する分野にも常にアンテナを張っている池田さん。日頃から、気になった情報をチャットで石川さんに共有するなど、社内の連携を大切にされているそうですが、シェアシマの「グループ機能(社内共有・コメント入力)」を使うことで、情報共有の利便性が高まったと言います。

「グループ機能(社内共有・コメント入力)」は、2025年3月に、新たにシェアシマに追加された機能です。シェアシマを企業の複数メンバーでご利用いただくことで、お気に入り登録した「記事」「原料商品」「OEM商品」を、ワンクリックでメンバー間で共有することができます。メールやチャットでは見落としてしまう情報もマイページでいつでも確認できます。

池田さんからは、「社内共有が、サービスの中で完結するのは、すごく使いやすかったです」とご評価いただきました。


シェアシマにおける食品業界のトレンド調査とは?

マネージャーの石川さんと商品開発の中心を担う池田さん。それぞれの役割によって、シェアシマの活用方法に違いがあって面白い、と池田さんは話します。

「私は企画・開発テーマの切り口として、シェアシマで情報収集しています。たとえば、冷凍食品の記事を読んで『このテーマで深掘りしてみよう』という走り出しになるわけです」(池田さん)

食品業界のトレンドを調査する際にも、まずシェアシマの記事である程度、方向性やテーマを絞ることができるとお話いただきました。

シェアシマでは、食品業界のトレンドはもちろん、行政情報、注目度の高い食品原料などの最新情報を読みやすいボリュームの記事にして公開しています。

▶︎シェアシマの記事一覧はこちら

情報収集の効率化と新たな「切り口」の発見

シェアシマの「原料検索」や、業種別・職種別の注目度合いがわかる「原料トレンド」を活用することで、情報収集がより効率的に、より深く行えるようになったという同社。

「以前は、原料の情報を一から調べて、さらに取引先にも確認するといった工程を踏んでいましたが、今ではシェアシマで事前に下調べができるようになったため、業務効率が大きく変わりました」(池田さん)

「開発現場の経験がまだ浅い場合、原料の効能や用途を知るのも、一苦労です。経験豊富なメンバーにすぐに確認できない時、シェアシマにアクセスすることで、この原料には何が合うのか?といったような情報が載っていれば、さらに役立つと思います」(石川さん)

学びの機会を広げるセミナーコンテンツ

石川さんが注目するのは、原料の基本原理や具体的な活用方法を学ぶことができるセミナー動画。教育・研修ツールとして活用することにより、学びの機会がより身近になっています。

「セミナーはとても有益です。特に新入社員や経験の浅いメンバーには、教育の一環としてアーカイブ視聴を推奨したいと思っています。『この5本を見ておいて』とリスト化できるとさらに良いですね」(石川さん)

シェアシマの商品開発セミナーは、無料会員でも当日参加が可能。さらに、有料会員になるとアーカイブ視聴も可能になります。

開発プロセスの効率化で「味づくり」への貢献

開発現場では、限られた時間の中で多くの業務を並行してこなす必要があり、製品コンセプトの検討やレシピ設計といった“味づくり”に割ける時間が制約されがちです。

シェアシマは、開発担当者が本来注力すべき業務に集中できる環境づくりを支えるツールとして期待されています。

「調べたい食品原料を任意のキーワードから、すぐに検索できるのは画期的だと思います。たとえば、ゲル化剤にはどんなものがあるかを調べたいときに、シェアシマの原料検索で『ゲル化剤』と打ち込むと、その一覧を見ることができます。メーカー間の比較もしやすく、情報収集をより丁寧に行えるようになりました」(池田さん)

「開発担当は雑務も多く、本来注力すべき味づくりの時間が削られがちです。シェアシマを使って業務を効率化し、よりクリエイティブな作業に集中できるのではと期待しています」(石川さん)

現場から見えたシェアシマの実用性と今後の可能性

今回のインタビューを通じて、現場でのリアルな活用法や課題、そして今後のシェアシマの可能性について、多くのヒントをいただくことができました。

「マネジメントに役立つ記事があれば、もっと裾野が広がるのでは」「社内共有を、記事画面から直接できるようになると、さらにスムーズに活用できると感じた」など、今回取材を通じていただいたご要望に真摯に向き合い、シェアシマでは、さらにコンテンツの充実、サービスの利便性の向上に努めて参ります。

▶ほかのシェアシマ活用事例も見る

    シェアシマでは、
  • 「原料やマーケティングに関する情報をより効率的に入手したい」
  • 「社内の情報共有に課題を感じている」
  • 「教育・研修ツールとして、シェアシマのセミナー動画を活用したい」
  • 食品開発にまつわるお悩みに寄り添い、最適なソリューションをご提案します。ご興味をお持ちいただいた方は、ぜひお問い合わせください。

執筆者プロフ シェアシマ編集部

食品業界に携わる方々に向けて、日々の業務に役立つ情報を発信しています。食品業界の今と未来を示唆する連載や、経営者へのインタビュー、展示会の取材、製品・外食トレンドなど話題のトピックが満載!さらに、食品開発のスキルアップや人材育成に寄与するコンテンツも定期的にお届けしています。

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