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シェアシマセミナーがもたらす、効率的な顧客リードと新たな市場機会【ミヨシ油脂】

ミヨシ油脂株式会社は、東京都葛飾区に本社を置く日本の加工油脂メーカーです。食品事業では、食用油脂にまつわるバラエティに富んだ製品を扱い、新ブランドの立ち上げも行っています。しかし、それらの製品を認知向上させる施策やリード獲得の手段について課題を抱えていたとのこと。そんな同社が、シェアシマセミナーを活用するまでの経緯や得られた効果、今後期待することなどを聞きました。

話を聞いた相手

横坂さくらさん 戦略企画本部企画部企画課 課長代理
小川優子さん 戦略企画本部マーケティング部マーケティング課 係長

活用前の課題
  • 新規で立ち上げたブランドの認知向上に対する悩みがあった
  • セミナー登壇にかかる事前準備の負担を軽減したかった


活用後の効果
  • ウェビナー形式のため準備が手軽で、情報発信がしやすい
  • 既存顧客はもちろん、従来アプローチできなかった新たな顧客と接点が持てた
  • サイトへの新規流入者の割合が約40%になるなど、副次的効果もあった

※画像はミヨシ油脂株式会社本社・東京工場外観(ミヨシ油脂提供)


創立100年超の老舗企業、「油脂」のポテンシャルを引き出す

創立1921年のミヨシ油脂株式会社は、長い歴史を持つ企業として知られています。主な事業内容は、食用油脂の製造・販売を行う食品事業と、日常生活や産業で使われる原料の製造・販売等を行う油化事業の2つ。「人によし、社会によし、未来によし。」を理念に掲げ、油脂の力を活かした“ものづくり”を通して、すべての人から信頼される企業であり続けることを目指しています。
 
同社の食品事業では、マーガリン、ショートニング、ラード、ホイップクリーム、粉末油脂など、さまざまな食用加工油脂を扱っています。また新規でブランドを立ち上げることも多く、近年では動物性原料を使わずに新しいおいしさを創りだした食用油脂ブランド「botanova」(ボタノバ)などがあります。

「botanova 植物のおいしさ鶏油風味」(画像はミヨシ油脂提供)

これらの製品を認知させる手段の一つが、東京ビッグサイト等で定期開催される展示会です。食品事業者が一堂に会し、新製品の発表やビジネスチャンス創出の場として、展示会は重要な役割を果たしています。同社もこれまで数々の展示会に参加し、会期中はセミナーに登壇するなどして認知拡大に努めてきました。



シェアシマとの出会いで広がる、ミヨシ油脂の新ブランドPR戦略

ブランドの認知向上、そしてリアルセミナー以外でのPR方法を模索していた中で、シェアシマを見つけたということです。
 
「まずシェアシマを知ったきっかけは、無料の会員登録でした。定期的にメールマガジンが届くため、それが部内に広がりました。さまざまなサービスをご案内いただく中で、最初にお願いしたのはアニメーション動画の作成でした。当社の扱うブランドの世界観を上手に説明するツールとして、アニメーション動画は適切だと感じました」(横坂さん)
 
製品PRのためのアニメーション動画の制作を皮切りに、2022年から現在に至るまで計7回、シェアシマセミナーに登壇いただいています。シェアシマセミナーを積極的に活用されている理由も聞きました。
 

「展示会の場合ですと、そもそも出展しないと出展社セミナーには登壇できません。しかし、シェアシマセミナーはそのハードルがありません。WEBなので特定の会場に赴く必要もなく自社から配信ができ、登壇者側の負担も少なく、すぐに情報配信ができます。また、シェアシマ会員の属性はBtoB企業が多いので、今後顧客になり得る企業様に直接商材の魅力をPRできます」(横坂さん)


初回登壇にあたる2022年2月、PRした商材は”粉末油脂”。粉末油脂と一言でいってもなかなかイメージがしづらい課題があるなか、オンラインという手軽さがありながら、直接的に商材の魅力を伝えられるシェアシマ商品開発セミナーは、聴講者の興味を引く上で、想定以上に効果を発揮しました。当時はテスト的に利用してみたものの、聴講者リストの内容から有効性を実感し、その後も積極的にセミナーに登壇いただいています。



自社サイトをセミナーの受け皿に、新規流入者の急増に導く活用術

ミヨシ油脂では、情報発信用のWEBサイト「ミヨシ未来プラットフォーム」を運営しています。食品企業向けのコンテンツ「NEXT FOOD LAB」では、食品や生活関連の最新トレンド、マーケティングデータ、技術解説などを幅広く情報提供中です。 

「ミヨシ未来プラットフォーム」NEXT FOOD LAB。これからの「食」を創る人のための先端情報とレシピを発信する場(画像はミヨシ油脂提供)


2024年6月に登壇した「健康と美味しさを両立する高齢者向け原料〜次の素材をお探しの方へ」セミナーで当サイトの案内をしたところ、新規のサイト訪問があったといいます。

「セミナ―直後は、聴講者から商材サンプル取り寄せや資料ダウンロードといった具体的なアクションがありました。聴講者のうち、より確度の高い研究開発の方が50%以上いらっしゃったのが要因かと考えます。また、セミナー経由でのサイト訪問があったのですが、サイト流入者のうち新規の割合が40%近くもいらっしゃいました。サイトを訪問したことがきっかけで他の商材資料のダウンロードもいただくなど、シェアシマセミナーの反響が一定数あったことが感じられました」(小川さん)
 
シェアシマセミナーに登壇する際には、告知記事のリンクをセミナー参加者に伝えるなど、シェアシマとも緊密に連携を取っています。

6月26日に開催された「第46回 シェアシマ商品開発セミナー」


通常の営業活動では得られなかった、新たなビジネス機会も

このほか、同社としては想定していなかったセミナーの副次的なメリットもあったそうです。それは、セミナー登壇をきっかけに、新規および既存のお客様との新たな接点が生まれていることです。
 
「営業から個別にアプローチをかけなくても、セミナーの告知を見たお客様の方から問い合わせをいただくケースがあります。例えば、”セミナー当日は視聴できないけど、資料だけ欲しい”とお声を掛けていただいたり、セミナーを視聴していた当社の代理店営業担当より、”自分が担当しているクライアント先に紹介したい”という連絡もあったりしました」(横坂さん)
 
過去のセミナーでは、それまで取引実績がなかった関西地方の企業から問い合わせが入ったこともありました。その際には、インサイドセールス部門から大阪支店の営業担当につなぎ、製品サンプルと資料を送りました。それがきっかけとなり、現在に至るまで途切れずコミュニケーションを取っているそうです。

セミナー企画の舞台裏、テーマ設定と訴求の工夫

インタビューの中で、こんな裏話も飛び出しました。
 
「高齢者向けの商材は、顧客とのパイプラインが未だ薄い状態でした。当時の担当者がシェアシマ・山﨑さんに依頼したことがきっかけで、実現していただきました。直接つながりがない企業様に対しても、テーマ自体に興味のあるシェアシマ会員に対して広く告知ができたと感じています」(横坂さん)
 
インタビューに同席した、シェアシマの営業担当・山﨑も当時を振り返って話します。

「高齢者向けの原料商品は特定の層から強いニーズがあるものの、訴求する顧客の間口がどうしても狭まってしまう懸念がありました。そのため、ほかの登壇企業様の選定と声かけ作業は社内の企画サイドと連携しながら計画を立てて進めました」
 
シェアシマでセミナーの企画を担当する熊谷からは、
「ミヨシ油脂様は、『商材をどのように訴求したらお客様に響くのか?』といったテストマーケティング的な視点で、私たちのセミナーを上手に活用いただいています。今回は、日本社会の高齢化に伴い高齢者食の市場ニーズが高まっているという点がポイントでしたが、期待以上の成果が出せたと感じています。これはひとえに、ミヨシ油脂様の方から積極的にテーマをご提案いただいたからこそ実現できたことです」

トレンドを押さえたテーマ、丁寧な顧客フォローで更なる認知拡大へ

2020年10月に始まったシェアシマ商品開発セミナーは、累計47回・3,800名超(24年7月末時点)が参加しており、人気を博すコンテンツとなっています。初期の頃から登壇を重ねてきた同社は、どのように感じているのでしょうか。
 
「最近ではあらかじめテーマ設定をいただいているため、発信がしやすいです。開催後のフォロー体制もしっかりと仕組み化されていると感じます。毎回いただくアンケート調査も、回を重ねるごとにどんどんブラッシュアップされているため、参加者のアフターフォローがしやすくなりました」(横坂さん)
 
シェアシマセミナーは、水曜の午後に開催しています。終了後速やかに事務局から開催結果の速報をお知らせし、その後、セミナーの満足度などの詳細を翌週にお伝えします。聴講者向けのアンケートでは、個別の登壇企業への質問やサンプル取り寄せ希望も受け付けているため、セミナーで商材に興味を持った人に対して、直接アフターフォローできる設計になっています。
 
「シェアシマセミナーはトレンドや業界の関心事を踏まえたテーマ設定をいただいており、幅広い市場にリーチできています。長い間アプローチしているものの、なかなか繋がりが育めない企業様に対しても、シェアシマ経由で情報をお届けできる点が魅力的です。一方、当社としては最終製品を扱っているお客様への認知度をより高めていきたい思いがあります。シェアシマの会員属性でそういった方がもっと増えていけば良いと感じています」(小川さん)
 
シェアシマ会員数は2024年7月末時点で、約4,200名。食品メーカー・原料メーカー・健康食品メーカー・商社/問屋・食品関連企業・中食/外食産業など業界関係者に幅広く登録いただき、会員増加が続いています。
 
「シェアシマの会員数も当初に比べて、相当増えました。事業の広がりも感じているため、これからもリード獲得に向けて、共に取り組んでいただければ幸いです」(横坂さん)
 
トレンドを押さえた精力的なPRと、柔軟な発想でブランドの認知向上に挑むミヨシ油脂。今後のさらなる飛躍が期待されます。

ミヨシ油脂株式会社本社・東京工場外観(画像はミヨシ油脂提供)



執筆者プロフ
シェアシマ編集部

食品業界で働く人たちに向けて、展示会の取材や企業へのインタビュー記事を通して、食品開発・製造に関わる話題のトピックを発信しています。プラントベースフードに興味津々の国際薬膳師、累計記事執筆2,500以上の元新聞記者等々、30〜40代の編集メンバーを中心に運営中

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製品・サービス

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製品・サービス

リサイクル性に優れた高機能紙製函トレイ【廣川】

紙の卸問屋から始まった廣川株式会社(本社・大阪市)。今では食品軽量容器、紙パッケージ、販売促進品を主軸としてさまざまな商品開発を行っています。また、グループ内の株式会社エースパックでは、食品軽量プラスチックメーカーとして商品の製造・開発・資源活用も行っています。今回ご紹介するのは、リサイクル性に優れた新しい高機能紙製函トレイです。持続可能な社会のためパッケージにできること「サステナブル疲れ」が見え隠れする現代、廣川株式会社では持続可能な社会を継続していくために、環境に配慮しながらもエンターテインメント性を保持する製品の開発を行っています。そこには「モノやサービスと消費者をつむぐ製品を届けたい」という思いがあります。今回ご紹介する高機能紙製函トレイは、そんな思いが詰まった製品です。包装への環境配慮、国内外の動きEUでは厳格なリサイクル比率を制定欧州で2024年3月、EU理事会及び欧州理事会により「包装・包装廃棄物法令(以下「PPWR」)」が可決されました。これにより、EU市場に出回るすべての包装は2030年以降、リサイクル可能素材(≒紙)を重量比で70%使用していない場合は販売不可となる見通しです。これに伴い、パッケージには原材料のリサイクル可能性のグレード表記が義務付けられます。これは食品容器に限らずすべての包装及び包装廃棄物が対象となり、EU諸国への輸入品に関しても2030年から適用される見通しです。画像参照:https://solution.ojiholdings.co.jp/ojipaperpackage/regulation/日本ではプラスチック容器削減が進むそんな中、日本国内でも環境配慮に関連した動きが発生しています。2019年には「プラスチック資源循環戦略」が策定され、2020年からはレジ袋有料化やテイクアウト用プラスチック製品を環境に配慮した素材に変えるなどの動きが企業を中心に行われています。食品業界や小売業界で進む対応のなかから、消費者の生活に身近なコンビニエンスストアの取り組みを紹介します。大手コンビニ各社が「トップシール」を採用ファミリーマートではプラスチック使用量の削減と、消費期限の延長による食品ロス削減に向けて、大容量タイプの総菜の容器のフタにトップシール(ガス置換包装)を採用。また、容器・包材にバイオマスプラスチックや再生PETを配合するなどして、2030年までに環境配慮型素材の使用割合を60%にする目標を掲げています。参照:ファミリーマート「ガス置換包装を採用した大容量の惣菜の取り扱い地域を拡大」セブンイレブン、ローソンなどの大手コンビニエンスストア各社でも同様に、サラダ製品などの容器にトップシールが採用している他、弁当や丼の容器を紙容器に変更するなどの取り組みが進んでいます。トップシールとは?各コンビニが取り入れている「トップシール」とは、ゼリーやヨーグルトなどのフタとして使用されるフィルム製のフタのことです。開封が簡単で、2層以上のフィルムで構成されていることが特徴です。ガスや脱酸素剤を封入して食品を包装すること(ガス置換包装)で賞味期限を延長でき、食品のロングライフ化(=食品ロスの削減)が可能になります。また、袋状のピロー包装よりもプラスチック使用量を削減できます。容器とフタフィルムのみの梱包形態のため美粧性が向上し、店頭での見栄えを保てるという利点もあります。商品入れ替えや消費者の流動が大きなコンビニエンスストアでは、見た目の美しさを確保しながら環境配慮にも対応できるトップシール包装を取り入れる企業が増えています。トップシールにも対応、廣川の高機能紙製函トレイ廣川株式会社では、こうしたトップシールにも対応した高機能紙製函トレイを開発しました。環境に配慮しながら、紙の特性を生かした視認性やデザイン性の向上など、さまざまな効果が期待できる新タイプの容器の特徴をご紹介します。利便性トップシールによる封が可能。内側にフィルムを貼付してあるため、一次容器としての利用も可能。冷凍庫保管・電子レンジ・オーブンにも対応。生鮮食品や冷凍食品、調理済み食品など多様なジャンルの食品容器として利用できます。環境配慮使用後は内側フィルムを剥がせて、分別と廃棄も簡単。環境配慮のアピールに向いた紙製トレイ。見栄え内外側の両面に印刷が可能。店頭での視認性アップやデザイン性、ブランド力の向上に貢献します。加えて従来の製函トレイでは不可能であった嵌まり防止機能を実現。それにより自動供給機へも対応が可能になります。一度に大量生産できるため人員のコントロールや安定生産が可能になり、食品ロスの削減、原材料や人件費カットに繋がります。また、卓上の自動機供給機でもトップシールの封ができ、セントラルキッチンなどの大型施設ではない各店舗でも取り入れることができます。売り場や食卓を彩る容器の開発を廣川株式会社及び株式会社エースパックでは、食材・食品を美しく見せる、店頭で崩れることなく商品を並べるための容器の開発はもちろん、そのまま食卓で使うことができる「まるで食器」のようなデザイン性やエンタメ性にあふれた容器も開発しています。食品保護や環境配慮はもちろん、消費者の食生活を豊かにする製品開発に今後も要注目です。【廣川様より】展示会出展情報東京ビックサイトにて10月23日(水)~25日(金)開催の「TOKYO PACK 2024」に出展します!東京ビックサイト東ホールで開催される「TOKYO PACK 2024」は、アジア最大級の包装(パッケージ)総合展。包装資材から包装・食品・物流の関連機器に至る精算・包装・流通の技術振興をはかるとともに、商談や交流、包装の最新情報発信の場として国際的な視点に立った社会の発展を支援することを目的とした展示会です。当社は「儲けの包程式」をテーマに出展します。(ブース:第3ホール 3E08)ブースでは高機能紙製函トレイはもちろん、当社提供製品のプロダクツ(製品)×プロモーション(販促)×パッケージ(包装)、そしてサービスとしてのパッケージング(セットアップ)がお客様にとってどのようなメリットがあるのかを事例や実際の製品を交えて展示する予定です。

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製品・サービス

受付終了【会員数4000人突破記念】シェアシマ原料検索 無料掲載キャンペーン開催中!<期間限定>

<こちらのキャンペーンの受付は終了しました>シェアシマの会員数が4000人を突破したことを記念して、「シェアシマ原料検索 無料掲載キャンペーン」を開催しております。このほど、5月20日(月)より実施しておりました『シェアシマ原料掲載無料キャンペーン』を、好評につき8月31日(土)まで受付延長いたします。期間中に本キャンペーンにお申し込みいただいた企業様を対象に、シェアシマでの原料掲載が期間限定で無料になるお得なキャンペーンです。ぜひこの機会に、シェアシマのご利用をご検討ください。シェアシマは、食品業界のデジタル化を促進させるWebプラットフォームとして、さらなる成長と食品業界全体の価値向上を目指してまいります。◆キャンペーンへのお申し込み期間2024年5月20日(月)〜 2024年6月30日(日)<好評につき期間延長>2024年8月31日(土)まで◆キャンペーン概要<参加資格>キャンペーン期間中に「シェアシマ原料検索 個別説明会」にご参加いただきます。(所要時間30分程度)食品、食品原料の製造および販売に関わる企業様を対象としています。※恐れ入りますが、本キャンペーンは、原料情報の掲載(有料)を、新たにお申し込みされる場合が対象となります。<内容>通常、掲載料3万円/月のところ、2024年12月末までの期間限定でシェアシマへの原料掲載が無料になります。期間中は、何点でもご掲載いただけます。この機会にぜひ、自社の原料商品の魅力をPRするとともに、シェアシマの便利なサービスをご利用ください。◆お申し込み・参加方法※本キャンペーンの受付は終了しました。シェアシマへのお問い合わせはこちらよりお願いします。

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製品・サービス

OEM(工場)探しなら、「シェアシマOEM」サービスをご活用ください

シェアシマに原料登録されているうち、OEM対応が可能な商品をこちらのページに集めました。※シェアシマでは、OEM委託(工場案内)、食品の企画・開発のご相談を承っております。お気軽にこちらから、お問い合わせください。※OEM受託工場の情報掲載をご希望の場合も是非お問い合わせください。お問い合わせは、こちらより、お願いいたします。ペースト発酵野菜ペースト【OEM対応】野菜ペースト | 食品原料検索パウダー【OEM対応】おつまみ畑 | 食品原料検索調味料【OEM対応】醬油麴唐辛子【OEM対応】ツインパック | 食品原料検索【OEM対応】焙煎ごまドレッシング | 食品原料検索【OEM対応】葉活酢 | 食品原料検索【OEM対応】ローストビーフ用ソース | 食品原料検索【OEM対応】芳醇白ワインビネガー | 食品原料検索農産物【OEM対応】乾燥野菜 | 食品原料検索【OEM対応】納豆(乾燥) | 食品原料検索水産物ツナパウチ 小売用ツナパウチ 業務用(500g~2kg程度)調理済み食品【OEM対応】牛ほほ肉の赤ワイン煮などの煮込み料理、カレー類、スープ、ハンバーグ類、グラタン類【OEM対応】キーマカレー風ソース | 食品原料検索【OEM対応】北海道じゃがいものコロッケ | 食品原料検索└ レトルト食品【OEM対応】レトルト食品レトルト食品(カレー・スープ・パスタソース・おかゆなど)└ 冷凍食品【OEM対応】冷凍果実 | 食品原料検索【OEM対応】冷凍スムージー完成品 | 食品原料検索【OEM対応】冷凍ダイス野菜 | 食品原料検索【OEM対応】冷凍野菜【OEM対応】冷凍野菜・果実 | 食品原料検索その他【OEM対応】オニオンタルト | 食品原料検索【OEM対応】華麵舞踏会 醤油との出会い | 食品原料検索【OEM対応】ミックスナッツ | 食品原料検索【OEM対応】ミルククリームチーズ | 食品原料検索└ 技術系【OEM対応】カップ充填加工 | 食品原料検索【OEM対応】段ボール | 食品原料検索【OEM対応】熱水処理(特許技術色差分解処理)【OEM対応】ブリスター | 食品原料検索OEM(工場)探しをシェアシマがお手伝いします!シェアシマOEMサービスの詳細はこちらをご覧ください。

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「ツクルデ」に新機能!温度記録を自動化、簡単・確実に【カンブライト】

「ツクルデ」に新機能!温度記録を自動化、簡単・確実に衛生記録、製造日報をアプリで記録することができる「ツクルデ」をご存知でしょうか。食品製造現場のペーパーレス化に加え、卸向けの受注管理から在庫管理までの一元化を実現、人手不足や業務過多を解消できる、株式会社カンブライトが提供するサービスです。温度計と連携して効率的かつ確実に温度記録ができる新機能についてご紹介します。ツクルデとは、どんなサービス?食品を扱う上で、以下のようなお悩みを抱える企業は少なくないのではないでしょうか。「紙の回収、押印、ファイリング作業に時間がかかる」「紙書類が多すぎて必要な情報が探せない」「現場に行かないと状況が把握できない」ツクルデではご自身の現場に合った使いやすいオリジナル記録帳票を簡単に作れます。記録時の逸脱検知により、逸脱時に必要な指示出しも予め設定し問題発生時の対応もスピーディーに実現。デジタル化することで紙を一切使わずに効率よく管理でき、業務削減が可能になります。ツクルデに「温度管理」の機能が追加されました毎日の業務の中で、衛生管理や品質管理など、さまざまな「記録」の場面があります。中でも重要なのが「温度の記録」。「一日に何度も同じ作業を繰り返さなければならない」「正確な温度管理を実現したい」というお客様のお悩みを解決するために今回実装したのが、ツクルデの「温度管理」の機能です。これにより、何度もチェックが必要な温度データを効率よく記録し、デジタルで確実に保存することができるようになりました。導入は簡単!アプリと温度計を連携するだけ対象デバイスをBluetoothで接続し、アプリと温度計を連携させます。アプリはAndroidでもiOSでも利用可能で、スマートフォンでもタブレットでも使えます。普段、スマートフォンを利用している方なら、すぐに覚えることができるはずです。こうしたメリットが実感いただけますメリット1、冷蔵・冷凍庫内における温度記録の作業効率の向上冷蔵庫、冷凍庫の中にデバイス(Bluetooth接続が可能な温度計)を置くだけで、自動で温度測定し継続的にデータを蓄積していくことが可能です。複数の冷蔵庫・冷凍庫に配置されたデバイスが蓄積した温度を一括でツクルデに取り込み(※)、グラフ化することで、異常があった場合にいつから温度が上がっていたのか?を把握することができます。※:Bluetoothの通信が届く範囲内<具体的なメリット>一日数回行っているチェックを自動でデータ化基準値を設定し範囲内であるかチェックが可能冷蔵庫の開けっ放しなど検知メリット2、複数点の温度測定を非接触でアプリに直接記録複数点の温度を取ることも可能です。記録の回数が増える大量調理の場合、その分導入のメリットを強く感じていただくことができます。中心温度計の他、表面温度計のデバイスとの連携が可能です。<具体的なメリット>データの取り込みは、アプリを立ち上げてボタンを押すだけ鍋で煮込んでいるところに差し込んで、手前・奥・右・左・中央の5点測定が可能使用する食材を冷蔵庫から取り出す時の温度確認もOKメリット3、中心温度のモニタリングによる調理品質の向上中心温度を1秒単位でリアルタイムに測定し、グラフで表示することができます。視覚的に認識できるので、誰でも同じクオリティーで調理することが可能になります。食材に差し込む先端部分は、アダプターにすることで長さや耐熱性などをカスタマイズすることができます。(長さは2〜3メートルまで、耐熱性は200度程度まで対応可)<具体的なメリット>基準温度を超えたところのみカウント(※特許申請中の仕組みです)加熱後の冷却もモニタリングして安全温度帯まで最速確実に基準温度に達した状態で設定時間が経過すると音で知らせてくれるデータで根拠を示せるから中心部分の温度がはっきりわからない問題も解決熱量の積算値のモニタリングする方法も開発中ツクルデには他にも便利機能がいっぱいこのほかにも、「ツクルデ」を導入することで、デジタルならではの業務効率化の恩恵を数多く実感いただけるはずです。<具体的なメリット>記録データはクラウドに保存。CSVに出力すれば集計も簡単多言語にも対応しており、言語を切り替えて記録も可能アプリだけではなく、Webページからも閲覧可会社ごとのカスタマイズが可能記録表に画像などを載せて、記録表をマニュアル化レポート作成機能も(※開発中)導入するにあたって紙の記録の電子データ化が「面倒では?」と心配されるお客様もいらっしゃいますが、同社が導入から丁寧にご支援します。まずはお気軽にご相談ください。月額3万円からという低コストで、業務の効率化という大きなメリットを実感していただけるはずです。最後に原料入荷から、製造記録、在庫管理、出荷まで、ツクルデは一貫してトレーサビリティを追うことのできる仕組みを目指しています。今回ご紹介したのは、その一部にすぎません。食品製造を取り巻くルールが厳格化する中、「人手不足を一体どう乗り切ればいいのだろう」とお悩みの企業も多いはずです。できるところから、デジタル化、自動化してみませんか。まずは、温度記録から始めることで、その効果を実感してみてください。▽さらに詳しい情報は、公式サイトでご確認くださいませ。https://tsukurude.jp/

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食品パッケージの裏面をデータ化!一括検索できるDXツールの試験運用開始【シェアシマNEWS】

ICS-net株式会社(以下、当社)は、食品パッケージに記載された製品データを一括検索できる『製品情報サーチ(β版)』の運用を本日開始しました。食品業界に太いパイプを持つ当社が、食品メーカー各社から実際にヒアリングした悩みをもとに開発したDXツールです。日本全国に流通する小売り製品のパッケージ・デザイン・裏面をすべてデータベース化することで、食品開発担当者の業務効率化。食への多様化するニーズにいち早く対応し、食の安全性確保に寄与します。製品情報サーチの概要『製品情報サーチ』は、日本全国に流通する小売り製品のパッケージ・デザイン・裏面などのデータを一括検索できるデータベースサービスです。特徴1:圧倒的な製品情報量。欲しい情報をすぐに入手できる日本全国の食品メーカーが扱う食品製品データ全220分類・14,000件(2023年4月時点)を一括で閲覧できます。また表示されるデータには、食品製品の販売エリア・実勢価格・小売り先・裏面データなどを開示。日夜新しい食品製品の開発に勤しむ食品製造事業者にとって、欲しい情報を簡単に手に取ることができます。特徴2:新商品の登録・変更、法改正の対応がスムーズ。担当者の作業コストを大幅に削減新商品を開発した時、法改正によりパッケージ変更を求められる時など、食品製品を取り扱う企画・開発・品質保証担当者は従来煩雑な作業を行っていました。製品情報サーチでは、毎月新商品やパッケージの変更情報を追加し、パッケージのビフォーアフターの確認がスムーズに行えます。そのため、担当者の大幅な作業コストの軽減を実現させます。特徴3:データの収集や蓄積、AIによる製品レコメンド機能でマーケティングにも活用製品情報サーチに登録された製品情報は、CSV出力して必要情報を簡単にダウンロードすることが可能です。また閲覧する製品の一括表示の原材料情報からAIが分析して、同じ原材料名として使用できる類似原料をレコメンド。マーケティングや新製品の開発にも役立ちます。【活用シーン】他社製品の検索・注意書きやデザインの参考新商品コンセプトの類似品や自社製品リニューアル時の参考食品原料を扱うセールスや営業企画への活用 など本サービスの開発背景当社ではこれまでも 『世界の食品流通をRe-designする』をコンセプトに、主要事業の「シェアシマ」をはじめ、未利用原料を活かす「アップサイクル・フード事業」、食品専門Webメディア「シェアシマinfo」などを運営してまいりました。今回発表する『製品情報サーチ』は、食品製品パッケージの法改定対応、消費者意識の高まりを背景にサービス開発するに至りました。開発背景1:法改正による食品製品パッケージの改定対応消費者が商品を手に取る際に必要な情報。それが「食品表示」です。食品表示は3つの法律(食品衛生法・食品表示法・健康増進法)によって表示方法が定められており、3省庁管轄のもと日々法改正が行われています。食品製造事業者はそれに伴い、パッケージの表記・デザインの変更、旧製品回収などの対応に追われます。しかしながら、深刻な人手不足が叫ばれる食品業界において、先に述べた対応に伴う作業負担は、各担当者の肩に重くのしかかります。実的損害として、法改正への瞬時な対応が間に合わず、意図せず法律違反を犯してしまい、自主回収を余儀なくするケースが後を絶ちません。開発背景2:食品に対する消費者の多様なニーズ食品表示は、消費者が食品の安全性の確保及び自主的な食品選択をする際に、重要な役割を担っています。しかし、現在の容器包装上の食品表示は法改正ならびに義務表示事項の増加により、表示文字が見づらい状況となっています。令和2年に消費者庁が行った調査※によると、消費者の食品表示への要望として、「より簡潔に情報を記載してほしい」「栄養成分の活用方法を示してほしい」「より詳細な情報を記載してほしい」等の意見があることも明らかとなりました。また昨今は消費者の食品に対するニーズも多様化しており、遺伝子組み換えの有無・添加物・アレルギー物質の有無などを気にする方も増えています。こうした状況において、食品製造事業者は消費者の幅広いニーズに沿った食品表示に素早く対応する必要性があります。開発担当者と、ご協力いただいた企業様の声開発担当者の声:当社 取締役 呉 雪梅 昨年12月より、小売り食品製品のパッケージやデザイン・注意書きや裏面・マーケティングデータまでを一括で検索できるデータベース「製品情報サーチ」の実証実験を始めました。WEB上で製品情報を検索・比較したり、法改正のタイミング等で変更点が一目でわかるため、大幅な業務効率化が見込めます。「製品情報サーチ」によって、一層安全な製品開発にお力添えできればと考えております。なお「製品情報サーチ」は今後、製品データ数や機能追加、海外の製品情報も増やす計画です。より一層付加価値の高いサービス提供をしていく所存です。ご協力いただいた企業様の声:マルサンアイ株式会社 様弊社は愛知県岡崎市に本社を置く、味噌と豆乳を製造販売する食品メーカーです。昨今、食品表示の法改正に伴う改版業務のウエイトが高くなっていますが、同時に迅速かつ消費者に誤解を与えない対応が企業側に求められております。そのため、パッケージ表示や表現方法の変更時には、市場で販売されている商品を参考にさせていただく機会も多くあります。「製品情報サーチ」は、市場で販売されている様々な商品をはじめ、知りたい情報を素早く入手できるため、時間の有効活用と社内共有にとても重宝しております。また、新商品の開発試作時には原材料の表示確認をしたり、パッケージデザインの比較したりする際にも利用可能です。キーワードを入れるだけで様々な商品を一括検索できるため、期待した以上の情報が手に入れられ、商品開発の幅とスピードが格段にアップすることが期待されます。今後の展望 ー食品業界全体の業務効率化を促すー「製品情報サーチ」が解決したい課題は、『食品業界全体における業務効率化の促進』。そのためにもまずは、日本国内の飲料・食品メーカーへの普及を目指して、今年夏頃に正式発売を予定しています。また将来的には、海外輸出品に関しての法規定サービス導入を計画しております。『ifia JAPAN 2023 ~明日の食を創造する技術者の祭典~』に出展予定当社は、5月17日より行われる『ifia JAPAN 2023 ~明日の食を創造する技術者の祭典~』に出展いたします。ifia JAPANは、食品開発者を中心に業界関係者が一堂に集う技術者のための専門展示会です。ぜひこの機会に製品情報サーチに触れ、その機能を体感いただければ幸いです。開催概要名称:ifia JAPAN 2023 第28回 国際食品素材/添加物展・会議 会期:2023 年5月17日(水)~19 日(金)10:00~17:00 会場:東京ビッグサイト南 1・2 ホール/会議棟(〒135-0063 東京都江東区有明 3-11-1)出展場所:シェアシマ ブース内 展示会の詳細は「ifia JAPAN 2023 公式HP」よりご確認いただけます。