食品の企画開発をサポートする

旬の食材「くるみ」でアンチエイジング。その栄養と簡単レシピ。

旬の食材「くるみ」でアンチエイジング。その栄養と簡単レシピ。

美と健康におすすめの「くるみ」

秋になると、いろいろな木の実が収穫期を迎えます。そのなかでも人気が高いものと言えば、くるみ。アメリカなどの輸入品もありますが、長野県などで収穫された国産品も出回っています。
くるみの大きな魅力のひとつは「良質な脂肪が含まれている」ということ。不飽和脂肪酸の一種であるオメガ3をたっぷり含有しており、血液をさらさらにする効果が期待されています。その他、ビタミンやミネラルも豊富に含まれています。主なものとしては、抗酸化の働きが期待できる「ビタミンE」と疲労の原因となる乳酸が体内に蓄積するのを防ぐ「ビタミンB1」、肌代謝を助ける「亜鉛」などがあります。
美と健康を意識する人たちの間では、小腹が空いたときの間食やおやつなどにくるみを選ぶ方も増えていますが、この栄養を考えると大いに納得できますね!くるみの約7割が脂肪であるためカロリーは高めですが、その分腹持ちも良いのが特徴です。
ちなみに、くるみの摂取量の目安は1日につき20~30g。1粒あたりの重量が約3gなので、10粒程度ということになります。栄養がたっぷりのくるみですが、食べ過ぎにはくれぐれも注意してくださいね。
くるみを使った簡単レシピ
そのまま食べても美味しいくるみですが、料理やお菓子づくりにも大活躍することをご存知でしょうか。
例えば、いつものサラダにくるみを散らしてみたり、炒めものなどに加えてみたりするのも手軽で美味しいです。その他、くるみを粗く砕いたものを使って「青菜のくるみ和え」「くるみのふりかけ」などにするのもおすすめです。
また、お菓子づくりでおすすめなのは「くるみ黒糖」。市販品もありますが、香ばしく煎ったくるみに黒糖の蜜を絡めれば、簡単に手作りすることができます。もちろん、クッキーやパウンドケーキなどの焼き菓子にくるみを混ぜ込むのもよく合います。
最後にスーパーなどで購入する際の、くるみの選び方についてです。「無塩」「有塩」のものがありますが、お菓子などに使う場合には無塩のものを選ぶようにしましょう。有塩のものは、メーカーによって塩加減の違いやスパイスなどが入っているものもあるので、よく確認してみてくださいね。

同じカテゴリの記事

おいしい減塩のコツ【番外編】|フードテックによる減塩方法

おいしい減塩のコツ【番外編】|フードテックによる減塩方法

  • 減塩
  • 味覚
【2025年4月度】注目の原料商品 月間閲覧ランキング|シェアシマ編集部まとめ

【2025年4月度】注目の原料商品 月間閲覧ランキング|シェアシマ編集部まとめ

おいしい減塩のコツ【後編】|塩味を強く感じさせるための工夫~商品開発に役立つポイント6つ

おいしい減塩のコツ【後編】|塩味を強く感じさせるための工夫~商品開発に役立つポイント6つ

  • 減塩
  • 味覚
  • ヘルスケア
冷凍食品の開発者必見!市場の動向と人気商品、メリット・デメリットについて解説

冷凍食品の開発者必見!市場の動向と人気商品、メリット・デメリットについて解説

  • ロングライフ
  • コストダウン
  • 味覚
  • SDGsに貢献
  • 冷凍食品
おいしい減塩のコツ【前編】|味を感じる仕組みと日本人の塩分摂取量の現状

おいしい減塩のコツ【前編】|味を感じる仕組みと日本人の塩分摂取量の現状

  • 減塩
【3月度】注目の原料商品 月間閲覧ランキング|シェアシマ編集部まとめ

【3月度】注目の原料商品 月間閲覧ランキング|シェアシマ編集部まとめ