
グアニル酸とは?多く含まれる食品について解説
グアニル酸とは、干ししいたけに特に多く含まれるうま味成分の一つです。昆布に含まれるグルタミン酸、カツオに含まれるイノシン酸と並んで、グアニル酸は、三大うま味成分と言われています。グアニル酸は、他のうま味成分と合わさることで相乗効果を生み出し、より深みのある風味を引き出すことができます。
グアニル酸が多く含まれる食品
グアニル酸が多く含まれる食品には、以下のようなものがあります。
- 干ししいたけ
- 海苔
- ドライトマト
- エノキダケ(加熱時)
- 乾燥ポルチーニダケ など
そのほか、グアニル酸ナトリウムを添加した旨味調味料(ダシ、スープ)などがあります。グアニル酸の含有量が特に多いのが干ししいたけですが、実は生のしいたけにはグアニル酸は含まれておらず、干すことによって初めてグアニル酸が生成されると言われています。
グアニル酸の利点
グアニル酸は、グルタミン酸など他のうま味成分と混ざると食材のうま味を数十倍にも引き出すと言われています。そのため、これらをうまく料理に活用することで、減塩につなげることができます。また、干ししいたけに含まれるレンチオニンとグアニル酸には、血液に含まれる成分の一つである血小板の凝塊を抑える作用があり、血液をサラサラにする効果が期待されています。
まとめ
グアニル酸は、うま味成分の一つで、特に干ししいたけに多く含まれます。他のうま味と2つ以上掛け合わせることで、さらに美味しくなる相乗効果があります。グアニル酸を含む食材を上手に料理に取り入れることで、他の食材の美味しさをより引き立て、減塩や生活習慣病の予防にも一役買ってくれることでしょう。

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