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豆乳チーズの作り方を紹介|豆乳から作る植物性チーズは栄養豊富で低カロリー

豆乳チーズの作り方を紹介|豆乳から作る植物性チーズは栄養豊富で低カロリー

豆乳チーズは牛乳から作る一般的なチーズより低カロリー・低脂肪・低糖質で、あっさりとした味わいが特徴のチーズです。乳製品を使っていないため、乳製品アレルギーの方も安心して食べられるほか、ヴィーガンの方も食事に取り入れられます。
豆乳チーズは通販でのお取り寄せのほか、自宅で手作りすることも可能です。この記事では、大豆由来のタンパク質をはじめとする栄養成分を効果的に摂取できる豆乳チーズの特徴や作り方などを解説します。

豆乳チーズとは

まずは豆乳チーズの特徴や味わい、種類を見ていきましょう。

豆乳から作る植物性チーズ

豆乳チーズとは、豆乳から作られた植物性チーズのことです。豆乳に含まれるタンパク質と、レモン汁の酸が反応して凝固する現象を利用して作ります。豆乳チーズは植物性のためヴィーガンの方も食べられることから「ヴィーガンチーズ」とも呼ばれています。乳製品を使っていないため、乳製品にアレルギーがある人でも安心して食べられるのが特徴です。
豆乳チーズは一般的なチーズと同じようにパスタやピザ、トースト、グラタンなどの料理に幅広く活用できます。製品の特徴によってはチーズフォンデュやスイーツにも使用可能です。

豆乳チーズはおいしい?どんな味

豆乳チーズは乳製品のチーズよりあっさりした味わいです。あまりクセがなく、豆乳の香りと旨みを楽しめるチーズです。
市販の豆乳チーズには様々なタイプがある
市販の豆乳チーズにはブロックやシュレッドなど様々なタイプがあります。

・ブロックタイプ:ひとかたまりになっているチーズで、料理に合わせて好きな大きさにカットして使える。そのままではしっかりとした食感が楽しめ、加熱すると柔らかい食感になる
・マスカルポーネタイプ:クリーム状のチーズで、ティラミスやムースなどスイーツの材料として使える
・クリームチーズタイプ:スプレッドとしてトーストやバゲットにのせて食べられるチーズ
・シュレッドタイプ:短冊状にカットされたチーズ。ピザやグラタン、リゾットなどの料理に使える

豆乳チーズは製品によって伸びるものやとろけるものなど特徴も様々で、好みに合わせて選べます。

豆乳チーズの作り方



豆乳チーズは通販でのお取り寄せのほか、自宅での手作りも可能です。ここからは、豆乳チーズの作り方を紹介します。

材料・作り方

以下は豆乳チーズの材料と作り方です。必要な材料が少なく作り方もシンプルなので気軽に作れます。

■材料

・無調整豆乳:500cc
・レモン果汁(酢でも可):大さじ2~3
・砂糖、ガーリックパウダー、ハーブなど:お好みで
※レモン汁は大さじ2だと緩めに固まり、大さじ3だとレモンの風味が感じられる仕上がりになります。

■必要な調理器具

・小鍋
・ヘラ
・ザル
・キッチンペーパーかコーヒーフィルター

■作り方

  1. 小鍋に無調整豆乳を入れて温め、沸騰する直前でコンロから外す
  2. 鍋にレモン果汁を入れ、ヘラで軽く混ぜ合わせる
  3. 塊がたくさん出てきたら混ぜるのをやめて5分放置する
  4. ザルにキッチンペーパーかコーヒーフィルターを敷く
  5. ザルに固まった豆乳を入れてこし、豆乳チーズと液体に分ける
  6. キッチンペーパーやガーゼの四隅をつかんでひねり、好みの固さになるまで水分を絞ったら完成


作るときのコツ

豆乳チーズを作る際には無調整豆乳を使うのがポイントです。調製豆乳は製品によりタンパク質の量が異なる、油脂や香料などが添加されているなどのケースがあり、レモン汁を加えても固まらないことがあるため使用を避けましょう。なお、無調整豆乳でもメーカーや製品により固まり方が異なるため、いろいろ試してみるのもおもしろいかもしれません。
豆乳チーズを固めの食感にしたい場合は、ボウルや型にキッチンペーパーなどで包んだ豆乳チーズを入れて重しをし、冷蔵庫で数時間寝かせてください。

保存方法・賞味期限

できあがった豆乳チーズを保存する際は、保存容器に入れる、ラップに包むなどして冷蔵保存します。ラップで包む際は、豆乳チーズを包んだキッチンペーパーごと包んでもよいでしょう。
作った豆乳チーズの賞味期限は2日〜3日が目安です。保存状態にもよるため、なるべく早めに食べきるようにし、食べるときには念のため色やにおいを確認するようにしてください。

アレンジ

作った豆乳チーズは以下のように様々なアレンジを加えて食べられます。

・カプレーゼ風:オリーブオイルやトマトと合わせる
・レアチーズケーキ風:ジャムをかける
・スープやグラタン、サラダに:少量加えて粉チーズのように使う

いつもの料理にプラスするだけで、豆乳に含まれるタンパク質をはじめとする栄養素をしっかり補給できます。

豆乳チーズの原料である豆乳の栄養素・健康効果



豆乳チーズの原料である豆乳に含まれる栄養成分は以下の通りです。

豆乳(100gあたり)
エネルギー 44kcal
タンパク質 3.6g
脂質 2g
カリウム 190mg
カルシウム 15mg
マグネシウム 25mg
1.2mg
0.12mg

参考:文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」

タンパク質が豊富なほか、カリウムや鉄、銅などが含まれています。

大豆タンパク質

豆乳の原料である大豆の約33%はタンパク質です。そのほとんどは水溶性のため、豆乳にも大豆タンパク質がしっかり含まれています。大豆タンパク質は牛乳タンパク質に比べて体内での消化吸収に時間がかかるため満腹感があり、ダイエット中の間食予防に効果的です。
その他、大豆タンパク質には血液中のコレステロールを低下させる、血小板の凝集性を抑制するなど、血流を改善する効果が期待できます。

イソフラボン

大豆には大豆イソフラボンというポリフェノールの一種が含まれています。大豆イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンに似た構造で、体内にエストロゲンが不足しているときには補い、多ければ減少させる働きをするのが特徴です。
エストロゲンには骨を丈夫にする働きがあります。女性は閉経後にエストロゲンが不足するようになると、骨にカルシウムが届きにくくなることから骨粗鬆症の懸念があります。大豆イソフラボンを摂取することで骨粗鬆症を予防する効果が期待できます。

ミネラル

豆乳チーズの原料である豆乳には、カリウムなどのミネラルが含まれています。日本人は先進国のなかでも特にナトリウムの摂取量が多いといわれていますが、ナトリウムを排出し、体内でナトリウムが過剰にならないようにするカリウムを摂取することで、血圧を正常にする効果が期待できます。

牛乳より鉄や銅が多い

豆乳には貧血に関係する鉄や銅が牛乳より多く含まれています。豆乳に含まれる鉄は非ヘム鉄のため、ビタミンCを同時に接種することで、効率よく鉄や銅を接種することが可能です。

牛乳より低カロリー・低脂肪・低糖質

豆乳は牛乳よりも低カロリー・低脂質・低糖質なのが魅力です。そのため、ダイエットの際には一般的なチーズの代わりに豆乳チーズを利用するのも一つの方法です。ただし、骨の健康に関係するカルシウムは牛乳に多く含まれているため、目的に合わせてその都度選択してみるとよいでしょう。

まとめ

豆乳から作られた植物性チーズである豆乳チーズは乳製品を使っていないため乳製品アレルギーの方でも安心して食べられます。市販の豆乳チーズはブロックタイプやシュレッドタイプなど種類が豊富なため、牛乳から作る一般的なチーズと同じように料理に活用することが可能です。
豆乳チーズは豆乳に含まれるタンパク質と、レモン汁の酸が反応して凝固する現象を利用して作ります。豆乳とレモン汁を用意するだけで手作りできるため、ぜひ気軽に試してみてください。

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