需要拡大中の機能性食品素材とは|中高年向けの「カツオエラスチン」の活用方法【林兼産業】
近年、機能性食品の需要が拡大しています。そのなかで、中高年を対象にした機能性食品の原料となる素材「カツオエラスチン」で注目を集めているのが、林兼産業株式会社です。
こうした素材には具体的にどんな魅力があり、どのような活用方法があるのでしょうか。この記事では、時代のニーズに合わせた商品開発を進めるための、機能性食品の原料となる素材の活用についてお伝えします。
総合食品メーカーならではの時代のニーズを捉えた事業展開
林兼産業は1941年1月に設立し、飼料の生産から食品の販売までを一貫して行う企業として、良質な製品を提供することで豊かな食文化の実現を支えてきました。
多様な事業で「おいしさ」を根本から支える
林兼産業では、飼料事業(養魚要・畜産用)や霧島黒豚、魚肉ねり製品、食肉加工品、機能性食品などの多様な事業を行っています。
食品の「おいしさ」は、楽しい生活と愉快な人生を実現する上で大切です。多様な事業を通して永年培ってきた技術力により、高品質な商品づくりや「おいしさ」を追求しています。
機能性素材を通して社会に貢献する
現代を生きる人々だけでなく、未来の社会にも貢献できることを目指しています。具体的には、水産・畜産資源を有効活用することを軸に、機能性素材の研究開発にも積極的に取り組んでいます。
自然から生まれた機能性素材は、美容や健康を保つ上でとても重要です。高品質な商品を作るために、大学との共同研究も進めています。
機能性素材の商品ラインナップ
林兼産業は健康食品の原料メーカーとして、機能性素材の研究開発・製造・販売を一貫して行っています。現在の取り扱い商品としては、機能性表示対応素材の「カツオエラスチン」のほかに、「アスコフィランHS」や「ヒシエキス」があります。
カツオエラスチン
カツオエラスチンは、中高年の方の加齢に伴うお悩みに寄り添う素材です。エラスチンは全身の臓器・組織に広く分布する「弾力性の高いタンパク質」のこと。体構成タンパク質としてはコラーゲンの次に多いタンパク質です。
エラスチンは血管・肌・膝などの弾力性が必要な組織には不可欠です。さまざまな研究結果から、カツオエラスチンはひとつの素材で血管・肌・膝の悩みに対応できることが証明されていています。
すなわち「ダブル・トリプルヘルスクレーム」が可能な素材として注目されています。林兼産業では約20年前からエラスチンの研究を行っていて、国内のエラスチンシェア率は50%~60%を占め、業界トップシェアです。
アプリケーション事例のご紹介
カツオエラスチンは、サプリメントやドリンク、パウダー、ゼリーなどの機能性表示食品にも利用されています。
機能性表示情報として、「血管状態改善」「肌状態改善作用」「膝関節痛軽減」などがあります。林兼産業では、こうした機能性表示食品の届出サポート実績も多数あります。
また、カツオエラスチンの推奨摂取量はすべての訴求で「75㎎/日」とされています。低用量なので、味や匂いに影響を与えにくく、さまざまな剤形で利用できるという特徴があります。
会社概要
商号:林兼産業株式会社(Hayashikane Sangyo Co., Ltd.)
本社:山口県下関市
代表者:取締役社長 中部 哲二
設立年月日:1941年1月15日
会社ホームページ:https://www.hayashikane.co.jp/
林兼産業が登壇したシェアシマセミナーをアーカイブでご覧いただけます
林兼産業ほか2社が登壇した、第32回シェアシマセミナー「需要が拡大される機能性食品素材の効果的な活用方法」(2023年8月30日開催)をアーカイブでご覧いただけます。
プログラム
1.シェアシマ事務局より(13時30分)セミナーの注意事項など
2.製品・サービス紹介(各社20分)
ー 林兼産業株式会社
ー 三和酒類株式会社
ー 株式会社日本生物.科学研究所
3.その他
<15時30分終了(予定)>
※時間は目安ですので多少前後します。都合により、内容が変更になる場合がございます。
機能性食品素材に関心のある方は、ぜひご覧ください。
視聴方法
シェアシマセミナーのアーカイブ視聴をご希望される方は、シェアシマサイトトップページより会員登録(無料)をお願いします。すでにシェアシマ会員の登録がお済みの方は、ログイン後セミナーページに掲載のオンラインセミナー一覧からご覧いただけます。
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【「シェアシマセミナー」とは】
食品原料のプラットフォーム「シェアシマ」を運営するICS-net株式会社(本社:長野県長野市南石堂町1972、代表取締役:小池祥悟)は、商品開発に役立つオンラインセミナーを定期開催しています。継続して参加される方も多く、毎回大好評のセミナーです。
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特集|フェムケア素材〜女性特有の健康課題を身体の内側からサポート
女性特有の健康に関する悩みを解決する商品やサービスのことを「フェムケア」、「フェムテック」といいます。近年では、新ブランドが続々と誕生したり、女性誌で特集が組まれたりと、商品開発においても注目のテーマのひとつとなっています。この記事では、フェムケア・フェムテックの概念や市場規模、女性特有の不調に伴う経済損失を解説するとともに、食品開発に役立つ関連商品をご紹介します。女性の社会進出とともに顕在化した「女性の悩み」に、社会全体で向き合う動きが広がりつつある今、食品開発によって貢献できるアプローチを考えます。フェムケア素材のご紹介サンアクティブFe-P80LKP|太陽化学株式会社還元NMN|炭プラスラボ株式会社ヒマラヤ松樹皮抽出物|株式会社ニゾナサフラン|株式会社Bollardエクオール乳酸菌プレミアム™|炭プラスラボ株式会社エクオール乳酸菌™️|炭プラスラボ株式会社【抗糖化素材】ヒシエキス【機能性表示届出中】|林兼産業株式会社納豆菌培養エキスNSK-SD|株式会社日本生物.科学研究所PHENIXUN SHIELD|株式会社マツモト交商シャタバリ|株式会社サビンサジャパンコーポレーションETAPEO|株式会社マツモト交商有機JASマカ乾燥粉末|株式会社マツモト交商クリスパタス菌KT-11(KT-11HP)|株式会社キティーミヨシ亜麻仁油パウダー|ミヨシ油脂株式会社オメガヴィーパウダー100|ミヨシ油脂株式会社ヘンププロテインパウダー 50%|株式会社ニューエイジトレーディング麻の実ナッツ|株式会社ニューエイジトレーディング発酵黒マカエキス末|株式会社光健フェムケア・フェムテックとは女性のライフステージには、さまざまな健康課題が存在します。それらの解決に役立つフェムケア・フェムテックには、それぞれ次のような違いがあります。フェムテックフェムテック(Femtech)は、Female(女性)とTechnology(テクノロジー)を合わせた造語です。月経、妊娠・不妊・産後ケア・更年期といった女性のライフステージにおける悩みや、婦人科系疾患・セクシャルウェルネスに対して、AI(人工知能)やアプリなど先進的なテクノロジーの力を使って解決することを指します。フェムケアフェムケア(Femcare)は、Feminine(女性の)とCare(ケア)を合わせた造語です。フェムテックとの違いは、テクノロジーに頼らないことです。フェムケアは、生理用品やサプリメント、食品、衣類など多岐にわたり、女性のウェルビーイング(※)を向上させるための幅広いケアを含みます。※身体的、精神的に健康な状態であるだけでなく、社会的、経済的に良好で満たされている状態にあること女性特有の健康課題による経済損失は3.4兆円経済産業省は、2024年2月「女性特有の健康課題による社会全体の経済損失」を公表し、経済損失は3.4兆円に上ると試算しました。働く女性の多くが、月経やPMSによる心身の不調(情緒不安定、抑うつ、集中力の低下、めまい、腹痛、頭痛など)で、仕事のパフォーマンス低下を経験していますが、有効な対処を行う女性の割合は少なく、特に効き目があるとされる低容量ピルの服用率は0.9%にとどまっています。また、不妊治療と仕事の両立ができずに「仕事を辞めた又は雇用形態を変えた」ことがある女性の割合は32.9%、さらに、更年期症状の影響で「昇進を辞退したことがある」が50%、「仕事を辞めたことがある」が17%と、女性特有の健康課題がキャリアにも影響していることがわかります。※参考:経済産業省「女性特有の健康課題による経済損失の試算と 健康経営の必要性について」、「フェムテックに関する経済産業省の取組 ~フェムテックで企業が変わる、社会が変わる~」、「経済産業省のフェムテック推進について」フェムケア・フェムテックによる経済効果は2兆円フェムテックによる経済効果は、2025年時点で年間約2兆円とも予測されており、ライフステージの変化に対する女性の健康サポートや望まない離職を防ぐ仕組みづくりの重要性が見直されています。経済産業省では、「女性が働きやすい環境整備を進め、より多様な人材の活躍を推進することが、持続的な企業価値の創造の観点から重要」としてフェムテックを推進。「フェムテック等サポートサービス実証事業費補助金」などの補助事業を通して、ウェルビーイング実現に向けた積極的な導入・開発を呼びかけています。参考:株式会社 日立コンサルティング「令和2年度産業経済研究委託事業 働き方、暮らし方の変化のあり方が将来の日本経済に 与える効果と課題に関する調査 報告書 (概要版)」フェムテックの市場2016年ごろからの新興市場であるフェムテック。2019年時点の世界の市場規模は820億円、2025年には5.5兆円に達すると予測されています。国内市場は、2019年の579億円から2022年は695億円と、政府の後押しもあって順調な成長を見せています。全人口の半分をターゲットとする産業として、今後さまざまな製品・サービスの開発・投入を通じて市場の拡大が期待されています。※参考:株式会社矢野経済研究所「フェムケア&フェムテック(消費財・サービス)市場に関する調査を実施(2023年)」
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