
冷凍おかずが大ヒット!食品×デジタル広告の成功法則【IMAGICA IRIS】
商品の販促活動に欠かせないマーケティング。なかでもSNS発信や動画広告など、目まぐるしく変化し続けるWebマーケティングで最適な効果をあげるのは容易ではありません。今回は「ワタミの宅食ダイレクト」ECサイトの販促支援をはじめ、食品業界でも数々の成功事例をもつデジタル広告代理店「IMAGICA IRIS」の活動をご紹介します。
※こちらの記事は、同社の提供でシェアシマ編集部が制作しています。
デジタル広告のプロ集団「IMAGICA IRIS」
東京都渋谷区に拠点を置く株式会社IMAGICA IRIS(イマジカ アイリス)は、映画やCM制作などで長年の実績をもつIMAGICA GROUPの社内ベンチャーとして2019年に発足したデジタル広告代理店です。映像分野を得意とする母体企業のDNAを受け継ぎ、動画広告をはじめとしたデジタル広告のプランニングや運用、制作を手がけています。
提案からクリエイティブまでの一貫体制
同社の大きな強みは、顧客の窓口となる営業にはじまり、具体的な広告プランニングや広告運用、そして映像やバナーの制作を担うクリエイティブチームまでが社員に揃い、包括的な一貫体制を敷いている点です。このような一気通貫型の内製化は、顧客の課題を社内のチーム全体で共有できるだけでなく、トップダウンで素早く出稿広告の改善を実現できるという点で、日々リアルタイムで反応が変化するデジタル広告でこそ真価を発揮するといえます。
「ワタミの宅食ダイレクト」はなぜ成功したか
食品業界のデジタル広告にも注力している同社。ワタミ株式会社が手がける冷凍惣菜の宅配サービス「ワタミの宅食ダイレクト」のWEBマーケティング支援でも、確実な成果を出しています。
IMAGICA IRISが制作した「ワタミの宅食ダイレクト」ECサイト。
「冷凍惣菜」の新たな顧客を掘り起こす
前代理店から引き継ぐ形でWEBプロモーションに携わったIMAGICA IRISがまず着手したのが、
- 「ワタミの宅食」というサービスのポジショニング整理
- 想定される顧客像(ペルソナ)の設計
といったコミュニケーション戦略の見直しでした。その際に着目したのは、ワタミが展開する冷凍惣菜の宅配事業「ワタミの宅食ダイレクト」。「ワタミの宅食ダイレクト」は、高齢者向け弁当惣菜宅配事業「ワタミの宅食」のエリア外を補完する事業としてもともとスタートしましたが、時代の変化と共に、新たな顧客ニーズを見出したのが成功のポイントだといいます。
■ これまでの「冷凍惣菜」の位置付け
⇒高齢者向け弁当・惣菜宅配事業の宅配エリア外をカバーする「販路拡大」に対応する商品
■ IMAGICA IRISが提案した「冷凍惣菜」の位置付け
⇒調理や買い物の手間省略、ストック可能など、手軽・時短ニーズに対応する商品
高齢者世帯の利用が比較的高い「冷蔵惣菜」に対し、冷凍庫にストックできる「冷凍惣菜」には、夫婦共働き世帯の「栄養バランスのよい食事を手早く用意したい」や「買い物の手間を省きたい」といった時短ニーズを満たす商品価値があったのです。
IMAGICA IRISが制作した「ワタミの宅食ダイレクト」動画広告の一部。「冷凍惣菜」の利便性をストレートに訴求。
既存の宅食サービスにおけるコミュニケーション設計を刷新し、新たな潜在的顧客層を掘り起こす。その上で顧客層に沿った動画広告やバナーのクリエイティブを提案した結果、同社が手がけた「ワタミの宅食ダイレクト」公式サイト経由の顧客獲得単価は約3年で2分の1以下に抑制されたとのこと。顧客の課題分析からクリエイティブまで一貫して対応する、同社ならではの成果といえるでしょう。
「手軽さ」「簡単」をアピールした「ワタミの宅食ダイレクト」バナー広告の一部。
目的に沿ったクリエイティブを見極める
同社では、顧客の課題と目的に応じた広告プランニングに基づき「明確な根拠がある」クリエイティブを提案しています。近年では、やはりインターネット動画広告の依頼が増えているとのこと。ここでIMAGICA IRISが提案する動画広告の種類を一部ご紹介します。
<目的別の動画広告の一例>
■獲得(ダイレクトレスポンス)動画
ユーザーを具体的行動(購入・資料請求・会員登録など)に直接誘導することを目的とした動画。
■認知(ブランディング)動画
企業・商品・サービスなどのブランドイメージのアップ、また認知向上を目的とした動画。
■ブランドダイレクト動画【KOKOR-ad-O (ココラド)】
広告主からユーザーへ、より深くメッセージを届ける動画。「超共感型」動画広告としてIMAGICA IRISがオリジナルで提供する動画広告の制作&配信サービス。
「ココラド」について詳しくはこちら >>
バナー1枚から、柔軟な広告プランを提案
デジタル広告は、テレビCMなどのマス広告と異なり小規模な予算からトライできること、成果が数値で見えやすいことも魅力です。主力ラインナップではない商品をもう少しテコ入れしたい、まずは動画配信サイトで何か試してみたい。IMAGICA IRISでは、そのような要望にも柔軟に対応しています。
チーム全体でクライアントに伴走
現在、IMAGICA IRISのクライアントの9割が直接の広告主とのこと。案件単位で社内チームを結成し、クライアントとの定例ミーティングや広告計測ツールを用いた分析はもちろんのこと、食品の場合は実際の商品やその競合品を取り寄せてチーム内で実食するなど、フットワーク軽く動きながら「最適な施策を追求する」社風が多くの企業を惹きつけています。
大規模な総合広告代理店とはひと味違う機動力や柔軟さを強みに、クライアントに伴走しながら常に改善アイディアを出し合う。それが「単なる受託」にとどまらないIMAGICA IRISの特色です。
同社では今回ご紹介したようなブランディングを含めた事例の他、ECサイトでの販促や小売り商品の認知訴求も多く手がけ、小売り商品の場合は店頭でのPOSデータの数値を追って効果測定を行っています。
インターネット広告が効果的なのはわかっていても、何からすればいいのか…と悩んでいる方は、ぜひお気軽に相談してはいかがでしょうか。
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※直接のご相談に迷う方は、編集部のお問い合わせフォームからお気軽にどうぞ。要件まとめをお手伝いします。
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株式会社IMAGICA IRIS
<会社説明>
創業90年を超える日本の映像業界のリーディングカンパニーIMAGICA GROUPの広告代理店。デジタル広告運用とクリエイティブ制作のリソースを社内に有し、機動力の高さが売り。食品業界においても、棚取りに寄与する認知施策からECサイトの販促支援を行う獲得施策まで、クライアントの課題に応じて柔軟に伴走する。

食品業界に携わる方々に向けて、日々の業務に役立つ情報を発信しています。食品業界の今と未来を示唆する連載や、経営者へのインタビュー、展示会の取材、製品・外食トレンドなど話題のトピックが満載!さらに、食品開発のスキルアップや人材育成に寄与するコンテンツも定期的にお届けしています。