お菓子の原料を作っているのは誰?【食品企業のためのサステナブル経営(第40回)】
前回の記事を読む:子どもたちの食の未来を設計する【食品企業のためのサステナブル経営(第39回)】
先月は子どもの日を前に、「子どもたちへの贈り物として、栄養面も考えたサステナブルなメニューや食品を考えたい」という話を書きました。
食べる側の子どもたちへの配慮は、もちろんこれからもとても大切です。栄養バランスや安全性、添加物への配慮など、食品業界は長い時間をかけて、子どもたちにより良いものを届けようと努力を続けてきました。一方、今回は少し別の角度から、「子どもたち」について考えてみたいと思います。それは、食品の原料を作っている側の子どもたちです。
子どもが作るチョコレート
足立直樹
サステナブル経営アドバイザー。株式会社レスポンスアビリティ代表取締役。東京大学理学部卒業、同大学院修了、博士(理学)。植物生態学の研究者としてマレーシアの熱帯林で研究をし、帰国後、国立環境研究所を辞して独立。その後は、企業と生物多様性およびサステナブル調達の日本の第一人者として、日本の食品会社、飲料会社、流通会社、総合商社等の調達を持続可能にするプロジェクトに数多く参画されています。2018年に拠点を東京から京都に移し、地域企業の価値創造や海外発信の支援にも力を入れていて、環境省を筆頭に、農水省、消費者庁等の委員を数多く歴任されています。