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フードロスをITの力で解決!『ぐんまDigiral Land』にシェアシマが出展【開催レポート】

フードロスをITの力で解決!『ぐんまDigiral Land』にシェアシマが出展【開催レポート】

『世界の食品流通をRe-designする』をコンセプトに、食品原料売買のWebプラットフォーム「シェアシマ」を運営するICS-net株式会社(長野県長野市)は、3月21日(火)・22日(水)に開催された「ぐんまDigital Land」(主催:群馬県/ぐんま未来イノベーションLAB、会場:Gメッセ群馬)に出展しました。

当社のブースでは、余剰になっている未利用食品原料に付加価値をつけて新しい食品を生み出す「長野アップサイクル・フード」の取り組みや、食品業界のDX化を推進するWebプラットフォーム「シェアシマ」についてご紹介しました。

未利用原料に付加価値「アップサイクル・フード」を紹介

地域に眠る原料や端材を発掘し、新たな食資源として活用する方法を模索し、原料にあった商品づくりを企画・開発する「長野アップサイクル・フードプロジェクト」。
 
当社はこれまで、市場流通に乗らない信州福味鶏のレバー及びハツを使用したグルメ商品、信州の観光みやげ品であるウエハースの端材を使用したクラフトビールの企画・開発等に携わっています。展示会ブースではこれらの取り組みをご紹介しました。

来場者に聞いた 『フードロス』に関するアンケート調査結果

 出展期間中、当社では『フードロス』に関する来場者アンケート調査を実施しました。
 
 ブースを訪れた来場者約70名によると、フードロスについてどう思うか?という問いに対して、9割近くの方が「積極的に改善すべきである」(89.7%)と回答しました。また、フードロスを防ぐために日常生活で意識していることがある、と答えた方も9割以上(91.3%)に上りました。    
Q1.「フードロス」についてどう思いますか?積極的に改善すべきである89.7%、気づいた人が改善すべき2.9%、ある程度は仕方がない7.4%
Q2.「フードロス」を防ぐために日常生活で意識していることはありますか?ある91.3%、ない8.7%
Q2.「ある」と答えた方は、例えばどんなことですか?(複数回答可)残さず食べる54、食材を使い切る44、賞味期限が迫ったものから消費する41、無駄に買いすぎない41、買い物の際に賞味期限が迫った値引き商品を24、買い物の際に手前から商品を取る14、保存方法を適切にする10
一方で、市場流通に乗らない未利用食品を新たに商品化する『アップサイクルフード』という言葉を知っている方は、全体の2割以下(14.5%)にとどまりました。

 フードロスに対する意識はあっても、アップサイクル・フードの取り組みに関して、消費者の認知度はまだ低いことがうかがえました。  
Q3.「アップサイクルフード」(市場に乗らない未利用食品に付加価値を与え、新たな商品に再生させること)という言葉を知っていましたか?はい14.5%、いいえ85.5%
しかしながら、アップサイクルフード商品に興味を示した方は全体の9割以上を占めたことから、消費者への認知が広がれば、興味・関心を引けることが分かりました。
Q4.「アップサイクルフード」商品を購入してみたいですか?非常に購入したい34.8%、購入してみたい40.6%、少し購入してみたい23.2%、購入したくない1.4%
当イベントで「アップサイクルフード」への理解は深まりましたか?理解できた59.4%、まあまあ理解できた36.2%、少し理解できた2.9%
今回の調査結果を参考にしながら、当社ではアップサイクルフードの認知向上および販路拡大にかかる施策を積極的に推進してまいります。  

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