
認証原材料の成り立ちと意味〜パームオイルを例に〜【食品企業のためのサステナブル経営(第3回)】
パームオイルは、食品産業において非常に一般的に使われている便利な食用油です。しかし、生産地のマレーシアやインドネシアにおいては、その便利なパームオイルの生産を増やすために熱帯林が破壊されてしまったり、栽培や収穫の際に環境や労働者への配慮が不十分であることが以前から問題視されていました。
前回の記事を読む:パームオイルにまつわる問題【食品企業のためのサステナブル経営(第2回)】
なぜ認証制度が必要なのか?

サステナブル経営アドバイザー。株式会社レスポンスアビリティ代表取締役。東京大学理学部卒業、同大学院修了、博士(理学)。植物生態学の研究者としてマレーシアの熱帯林で研究をし、帰国後、国立環境研究所を辞して独立。その後は、企業と生物多様性およびサステナブル調達の日本の第一人者として、日本の食品会社、飲料会社、流通会社、総合商社等の調達を持続可能にするプロジェクトに数多く参画されています。2018年に拠点を東京から京都に移し、地域企業の価値創造や海外発信の支援にも力を入れていて、環境省を筆頭に、農水省、消費者庁等の委員を数多く歴任されています。