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【5月度】注目の原料商品のご紹介|シェアシマ編集部まとめ

シェアシマの原料ページに登録されている815点(5月末日時点)のうち、2024年5月に閲覧数の多かった商品をまとめてご紹介します。

【1】クリスパタス菌KT-11(KT-11HP)

株式会社 キティー

乳幼児の腸内には、出産時に母親の産道を経由して受け継がれる乳酸菌「クリスパタス菌」が存在します。クリスパタス菌は腸内にて、アレルギーや感染症の発症リスクを軽減させると言われています。

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【2】還元パラチノース(パラチニット)PN

DM三井製糖 株式会社

砂糖由来の糖アルコール。カロリーは砂糖の半分で、低吸湿のため、べたつかないシュガーレスキャンディやガム、低カロリー菓子の用途にお使いいただけます。

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【3】バイオペリン®

株式会社 サビンサジャパンコーポレーション

バイオペリン®は、黒胡椒由来のピペリン95%以上を規格。わずかな配合量で、「同時に配合した成分の生態利用効率を高める」作用が期待できるオリジナル原料です。

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【4】スーパービネガー20

内堀醸造 株式会社

国内最高酸度の酸度20%の高酸度醸造酢です。使用量が少なくて済むため、コストパフォーマンスに優れた商品です。酸味付けだけでなく、酢の機能を活かした日持ち向上目的でもお使いいただけます。

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【5】無農薬栽培50年の実績。甘茶

有限会社 山智農園

カフェインゼロ、砂糖の何百倍とも言われる自然な甘さのお茶です。原料は、ユキノシタ科の落葉低木ヤマアジサイやガクアジサイの変種で、摘んだ葉を天日干ししてから、揉んで発酵させて乾燥してお茶にします。自然の甘さの甘茶でほっこりティータイムをお楽しみください。

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5月にもっとも閲覧された株式会社 キティーのクリスパタス菌KT-11(KT-11HP)は、シェアシマの原料閲覧ランキングで度々上位にランクインする人気商品です。
第8回商品開発セミナー「乳酸菌のエビデンスと食品・ヘルスケア製品市場の展望」(2021年6月16日開催)でも詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。
シェアシマ会員の皆さまは、セミナーの録画(アーカイブ)をいつでもご視聴いただけます。

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続いて、6位〜20位までを一挙にご紹介します。
 



【6】有機モリンガ粉末株式会社ふる里食効研究所

滋賀県の有機圃場で栽培されるモリンガの乾燥粉末です。カリウムやカルシウムなどのミネラル、ビタミン類やアミノ酸を豊富に含むため、スーパーフードとしても注目されています。


【7】アムラパウダー|トレッサ 株式会社

アムラは、インドの伝統的な医学であるアーユルヴェーダで「若返りのフルーツ」と呼ばれ親しまれてきた果実です。 熱に壊れにくいビタミンCやポリフェノール、食物繊維であるベクチンなどが豊富に含まれています。


【8】伊那赤松妙炭粉末|株式会社 マツモト交商

伊那赤松妙炭®は優れた温熱効果があり、体温上昇や食用油への優れた吸着効果、デトックス効果が期待できるスーパークレンズ活性炭™です。独自製法による特許出願済。


【9】分離大豆たんぱく GS5100|谷神日本 株式会社

分離大豆蛋白 GS5100は、厳選した大豆を搾油した脱脂大豆を原料から、大豆蛋白を濃縮し粉末化したものです。 使用用途は、すり身・食肉のほか、プロテイン原料にも適しており、大豆臭も軽減できています。


【10】モリンガパウダー USDA認証|トレッサ 株式会社

【OEM製造可能】栄養価が高く世界中で “奇跡の木” “生命の木” と呼ばれているモリンガ。欧米の厳しいUSDAオーガニック認定を取得している、インド産モリンガパウダーです。 


【11】ベジステーブル504|SKWイーストアジア 株式会社

セロリの濃縮ジュースを乾燥させて製造したセロリパウダーです。 セロリ由来の亜硝酸根を含んでいるため、亜硝酸ナトリウムや硝酸カリウムといった発色剤を使わずに、畜肉加工品や魚肉製品へ発色と香りを与えることができます。 


【12】【食品素材/発酵調味料】極旨パウダー|オリエンタル酵母工業株式会社

粉末タイプの発酵調味料です。中味から後味にかけての旨味をプラスでき、畜肉・魚介・プラントベース素材の独特の臭いのマスキング効果もあります。「極旨パウダー」を少量添加するだけで、 まとまりのある味わいに仕上がります。

関連記事:発酵調味料でおいしくコストダウン|原材料高騰の悩みを解決【オリエンタル酵母工業】


【13】ドロマイトM|村樫石灰工業 株式会社

カルシウムとマグネシウムが2対1で含まれた理想的な食品素材です。 国産と北欧産の2種類の原料を使用した製品(ドロマイトM-C及びドロマイトM-W)があります。


【14】シャタバリ|株式会社 サビンサジャパンコーポレーション

“百人の夫を持つ”という意味をもつアーユルヴェータの素材。女性生殖器の衰弱、全身の精力減退、更年期障に役立つ女性のためのハーブとして古くより利用され、抗疲労、男性向けの滋養強壮等の効果効能が期待できる原料です。


【15】キルバクトSU|株式会社ウエノフードテクノ

キルバクトSUは、主成分のエタノールに各種補助剤を加えて、エタノールの除菌効果を高めた製剤です。 ハム・ソーセージ等の腐敗原因との1つとして知られている乳酸菌等にも優れた除菌効果を発揮します。 食品添加物のため、食品に直接噴霧可能です。


【16】コオロギパウダー|株式会社 アールオーエヌ

環境負荷が少ない養殖コオロギを使用したコオロギパウダーです。 月産1kg~10t単位まで対応可能。 タンパク質強化、SDGs食材、サステイナブル、プロモーション用として幅広くご使用になれます。


【17】【肌・血管・ひざ 機能性表示対応】カツオエラスチン|林兼産業 株式会社

【機能性表示対応素材】『カツオの血管』から抽出した業界唯一の機能性素材に対応したエラスチンペプチドです。ヒト臨床試験にて「1日75mg」の摂取で血管・肌・膝への作用が確認されています。

関連記事:需要拡大中の機能性食品素材とは|中高年向けの「カツオエラスチン」の活用方法【林兼産業】


【18】レオレックスRS |清水化学 株式会社

コンニャクイモから抽出した水溶性食物繊維であるグルコマンナンです。水のみで素早く粘度が発現。強い水分保持力で保水性がUPします。他の多糖類との併用で相乗効果があります。耐酸性・耐塩性に優れ、安定性があります。


【19】ダイジェザイム® |株式会社 サビンサジャパンコーポレーション

麦ふすま原料の穀物発酵エキス(植物性発酵素材)です。腸内環境改善作用のある素材として開発され、美容や健康へのサポート役として酵素発酵食品が注目されるようになったことから、酵素サプリメントやプロテインなどの原材料として多く配合されています。


【20】植物エクソソーム配合シマアザミ細胞液|株式会社 GSIクレオス

日本初!植物エクソソームが確認された細胞液。動植物の多様性が認められ世界自然遺産に登録されている鹿児島県徳之島産のシマアザミを使用しています。



シェアシマに掲載されているすべての商品は、シェアシマのトップページよりご覧いただけます。皆さまの業務に、ぜひご活用ください。


執筆者プロフ
シェアシマ編集部

食品業界で働く人たちに向けて、展示会の取材や企業へのインタビュー記事を通して、食品開発・製造に関わる話題のトピックを発信しています。プラントベースフードに興味津々の国際薬膳師、累計記事執筆2,500以上の元新聞記者等々、30〜40代の編集メンバーを中心に運営中

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食品原料

ビタミンCの機能を強化|新発売「還元ビタミンC」を徹底解説

健康食品などの原料として安定した需要があるビタミンC。抗酸化作用をはじめとした多くの機能が知られていますが、このたび機能性に優れた食品原料を開発する「炭プラスラボ株式会社」より、ビタミンCの働きをより強化した「還元ビタミンC(TM)」が発売されました。ビタミンC食品に新たな価値を生む、その注目すべき特徴をご紹介します。50年以上の研究が生んだ原料開発力「炭」「水素」に特化した原料メーカー「炭プラスラボ」「還元ビタミンC(TM)」の製造元は、サプリメント原料などを多く開発・製造する食品原料メーカー「炭プラスラボ株式会社」。同社の創業者は、国内大手飲料メーカーの缶コーヒー商品の開発責任者を長年務め、食品の酸化を防ぐ「抗酸化」の技術開発に携わる過程で「炭」と「水素」の強い抗酸化作用に着目しました。その知見を生かして炭プラスラボ株式会社を設立し、以後同社では50年以上にわたって炭と水素の研究を続けています。炭プラスラボ株式会社の創業者・横山功夫氏。酸化が速いコーヒーを製品化する際に不可欠な「抗酸化」の研究を続け、「一番の抗酸化物質は炭と水素である」との結論に達したという。「食品の抗酸化」で世界5カ国の特許を取得炭プラスラボ株式会社は、長年の研究実績に基づいて炭や水素、また乳酸菌などに特化した食品原料を多く開発し、特に「水素を用いた食品の日持ち技術」に関しては、アメリカやヨーロッパ、中国、香港、日本の世界5カ国で特許を取得。現在は30種前後の食品原料をラインアップし、サプリメントを中心とした健康食品の原料供給やOEMに対応しています。“ビタミンC+水素”の新発想同社が得意とする「水素」を用いた独自技術を生かして2023年に発売されたのが、ビタミンC原料の「還元ビタミンC(TM)」。「体内への吸収力」を強調する一般的なビタミンC群とは一線を画し、ビタミンCが本来もつ「還元力」に着目した新タイプのビタミンC原料といえます。物質は空気中の酸素と結びつくと「酸化」し、鉄でいえばサビが浮いた状態になります。私たちの体を作る細胞もまた、酸化によって老化が進行します。一方で「還元」とは、物質に結びついた酸素を離し、元の状態に戻す働きをいいます。ビタミンCの機能でよく謳われる抗酸化作用とは、この「還元機能」に他なりません。【特徴1】ビタミンCの「還元力」が5倍にアップ「還元ビタミンC(TM)」最大の特徴は、炭プラスラボ株式会社が特許を取得した独自技術を生かしてビタミンCパウダーに水素を大量に担持(※1)させていること。この水素の働きによりビタミンCの還元機能、つまり還元力が既存の同種原料に比べて5倍以上も高くなっています(※2)。物質の還元力を表す「酸化還元電位」は、数値が低いほど還元力が強い。「還元ビタミンC」は、既存のビタミンC原料と比べて唯一マイナス数値を示すほど還元力に優れている。※1:担持:他の物質を固定化させる働き。※2:アスコルビン酸(100%品)やリポソーム型(タイムリリース)ビラミンCと比較した場合。水素がビタミンCの働きをサポートビタミンCの抗酸化作用を支える還元機能。ところが食事やサプリメントなどで体内に摂取されたビタミンCは、体内で老化の原因となる活性酸素を還元すると、その還元機能を失ってしまいます。「還元ビタミンC(TM)」の場合、水素の働きによってビタミンCの還元機能を復活(リサイクル)させることができます。水素とのコラボレーションによって高い還元力を維持できる「還元ビタミンC(TM)」は、抗酸化作用やコラーゲン合成の促進、メラニン生成の抑制、免疫力の向上といった美容と健康に役立つビタミンCの機能を長く持続できるとされています。まさに「ビタミンC+水素」の新発想で生まれた、新タイプのビタミンC原料といえます。悪玉活性酸素を効率よく無毒化ビタミンCが一般的な活性酸素を還元する過程で生じる悪玉活性酸素(ヒドロキシルラジカル)は、酸化作用が強く、生活習慣病や老化などを引き起こす物質といわれています。「還元ビタミンC(TM)」は、この悪玉活性酸素を水素の力で素早く還元し、無毒化させることができます。水素の働きを生かしたこの機能は、既存のビタミンC原料にはない特徴でもあります。【特徴2】80%以上のビタミンC含有率を実現ビタミンCは通常、pHアルカリ性の環境ではそれ自体が酸化し、構造が壊れてしまいます。「還元ビタミンC(TM)」は、ビタミンCの構造が壊れないpH酸性を維持。その結果、パウダー状の原料の中にビタミンCを80%以上という高い割合で含有しています(※3)。※3:一般的なタイムリリース型ビタミンCの場合、原料中のビタミンC含有率は20~30%。【特徴3】栄養機能食品に適した「第4のビタミンC」既存のビタミンC原料は、主に(1)アスコルビン酸、(2)レモンやアセロラ等由来の天然由来ビタミンC、(3)リポゾーム型などのタイムリリース型ビタミンCの3タイプに大別されていました。それぞれ機能面やコスト面で一長一短がありましたが、「還元ビタミンC(TM)」は、その双方でバランスがとれた「第4のビタミンC」といえるでしょう。ビタミンCに特化した商品開発に高い還元力をもつ「還元ビタミンC(TM)」は、栄養機能食品(ビタミンC)の原料としても優れています。「還元ビタミンC(TM)」37.5~1250mgの使用量で、消費者庁が定める栄養機能食品(ビタミンC)の1日摂取量(30~1000㎎)に換算できます。商品設計において「還元ビタミンC(TM)」の1日の摂取量を100mg以上にした際、商標表記(ロゴマーク)が使用可となる。他社と差別化されたビタミンC商品の開発をお考えの方は、ぜひお問い合わせしてみてはいかがでしょうか。「還元ビタミンC(TM)」の詳細は商品ページよりご覧ください。

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食品原料

プロテイン原料のご紹介〜タンパク質の重要性と拡大する市場

プロテインは、日本語で「タンパク質」を表す言葉です。タンパク質は、肉、魚、大豆製品、卵、乳製品などに多く含まれており、私たちの身体をつくる上で欠かせない栄養素の一つです。 この記事では、タンパク質の働きとプロテイン市場の広がりを解説するとともに、プロテイン製品の開発に役立つ原料商品をご紹介します。タンパク質の働きタンパク質は、炭水化物・脂質とともに3大栄養素と呼ばれるエネルギー源のひとつです。筋肉をはじめ、臓器、血液、皮膚、髪、爪など、身体のあらゆる組織をつくる材料となります。身体の機能を調整するホルモンや酵素、抗体、神経伝達物質にも関わり、免疫や代謝、血圧の調整、神経機能の維持など、健康な身体を維持するために重要な役割を果たしています。若者から高齢者まで、プロテイン市場の広がりタンパク質は食事から摂取することが大切ですが、近年は、さまざまな目的でプロテイン製品が活用されるようになってきました。理想的な身体づくり、美容やダイエット、子どもの発育のサポート、高齢者に不足しがちなタンパク質を補う栄養補給など、プロテイン製品の需要が幅広い世代に広がっています。タンパク補給食品の国内市場は、10年で約4倍に成長し、2023年に2,580億円(2013年比+1,957億円)に達しました。2022年以降、市場の急拡大はひと段落しているものの、ブームにより獲得したユーザーがリピーターに成長しているケースもあり、市場は今後も小幅ながら成長が続くと予想されています(※)。生活者の利用シーンやニーズを捉えた商品開発が、今後の新たな顧客開拓につながっていきそうです。※参考:富士経済「プロテインブームが一段落、今後の動きが注目されるタンパク補給食品の国内市場を調査」プロテイン原料のご紹介シェアシマでは、プロテイン製品の開発に役立つ原料情報を数多く取り揃えております。ここからは、「動物性」「植物性」「昆虫食」「コラーゲン」の素材別に、プロテイン原料をご紹介します。シェアシマ会員様は、商品の規格書をダウンロードしたり、企業の担当者様に直接問い合わせをすることができます。ぜひご活用ください。動物性プロテイン原料ヤギホエイプロテイン(WPC50)|株式会社ナチュラリンク牛ホエイプロテインよりも約4倍のスピードで消化される、ヤギホエイプロテインです。牛乳のプロテインが1時間で約17%消化されるのに対し、ヤギのホエイプロテインは、1時間で77%消化されます。スポーツニュートリション製品の開発に最適です。

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食品原料

濃縮エキスがヒット商品に|「金目鯛のアラ」がもつアップサイクルの可能性

鮮やかな赤色と上品な味わいで知られる「金目鯛」。じつは頭や中骨といった「アラ」の部位にも濃厚な旨味が凝縮され、食品原料として多くの可能性を秘めています。アップサイクル原料として「金目鯛のアラ」の利用に取り組む企業「有限会社 渡辺水産」と、その活用事例をご紹介します。「日本一の金目鯛」を扱う渡辺水産伊豆の地魚を買い付けから販売まで一貫管理伊豆の下田市内に本店・支店の2拠点をもつ渡辺水産。金目鯛の水揚げ量日本一を誇る伊豆・下田港の近くに本社を置く渡辺水産。大正9年に創業以来、伊豆の新鮮な地魚を取り扱い、市場の買い付けから魚の加工、販売までを自社で一貫して行うことで鮮度に優れた海の幸を提供しています。金目鯛の加工商品で日本ギフト大賞も受賞ネット通販で人気を博す「地金目鯛 厚切りしゃぶしゃぶ」。渡辺水産がとりわけ得意とするのは、今や全国区で知られるブランドにもなった「下田の金目鯛」。飲食店やホテル、旅館などへの業務販売の他、一般向けの商品開発にも力を入れ、なかでも通信販売で扱う「地金目鯛 厚切りしゃぶしゃぶ」は「日本ギフト大賞 2022 静岡大賞」にも選ばれました。下田という地の利を生かした魚の鮮度と、老舗ならではの仕入れでの目利きぶり、そして金目鯛の扱いに慣れた熟練の職人技術が揃っているのが渡辺水産の強みといえます。「金目鯛のアラ」に見出す可能性濃厚な旨味とコクを含むアラに着目金目鯛の加工を行う過程で大量に生じるのが、頭や中骨といった「アラ」の部位。渡辺水産でも毎月1トン前後の金目鯛のアラが発生し、かつては廃棄するしかないのが現状でした。しかし魚のアラは本来、濃厚な旨味が凝縮された部分。特に脂質を多く含む金目鯛のアラは、他の魚と比べて旨味が抜群に濃く、コクのある味わいが楽しめるといいます。このアラに新たな販路を見出せないか。渡辺水産では約5年前から、金目鯛のアラの販売や、アラを生かした商品開発が始まりました。金目鯛のエキスがヒット商品にアラの旨味を凝縮した「金目鯛エキス」は約18倍希釈で、賞味期間は10カ月。ご当地ラーメンのスープなどに利用される。これまで缶詰やせんべい、ペットフードなど、さまざまな企業と共同で製品開発の試行錯誤を重ねてきたという渡辺水産。その中でヒット商品となったのが、アラから抽出した出汁を液状で販売する「金目鯛エキス」です。金目鯛のアラ(頭と骨)をじっくり煮込んで旨味とコクを取り出したエキスは、塩のみで味付けされ、まさに金目鯛がもつ本来の味わいが凝縮された仕上がり。2019年に販売開始されて以来、伊豆の地元や都内のラーメン店などから問い合わせが重なり、現在も主に飲食店に向けて定期的に卸されています。旨味が凝縮された「金目鯛エキス」は、ラーメンやつけ麺のスープと相性抜群。一般向けの小容量タイプも通販で入手可能。渡辺水産では、金目鯛のスープを使った「金目鯛ラーメン」も過去に開発・販売したことも。アップサイクル原料としての課題と展望食品ロス対策としての取り組みこの他、大手メーカーから鍋つゆの原料としての問い合わせも受けるなど、渡辺水産が扱う金目鯛のアラに着目する企業は少なくありません。このように、本来は廃棄対象とされていた素材を再利用し、新たな価値を生み出して製品化する試みは「アップサイクル」と呼ばれ、食品ロス対策やSDGsの観点から国内外で注目を集めています。金目鯛の中骨を、かつお節と同じ製法で味わい深く仕上げた「金目鯛スモークボーン」。渡辺水産のオリジナル商品だ。製菓メーカーにアラを提供して製造された「金目鯛せんべい」。金目鯛の高級魚としてのイメージと、他の魚類にはないアラの濃厚なコクと旨味には、アップサイクル原料として大きな将来性が感じられます。一方、脂肪分の個体差が生じやすい、硬く大きな骨を砕く設備が必要など、安定的なアラの活用に向けた課題も見えてきました。渡辺水産が扱う金目鯛のアラは、臭みの元となる血合いが職人の手で丁寧に除去されている。このきめ細かい後処理も、外国産の金目鯛との差別化ポイントだ。渡辺水産によれば、金目鯛のアラは毎月500キロ前後の安定供給が可能。また、希望があれば「兜のみ」など部位を絞った提供もできるとのこと。飲食店チェーンでの活用や小売り用の製品化など、まだまだ広がりをみせそうな金目鯛のアラの活用。参入を検討される企業は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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食品原料

【6月度】注目の原料商品のご紹介|シェアシマ編集部まとめ

シェアシマの原料ページに登録されている885点(6月末日時点)のうち、2024年6月に閲覧数の多かった商品をまとめてご紹介します。

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食品原料

機能性油脂のご紹介〜食品の品質改良や健康機能性向上に〜

食品開発の課題解決に役立つ「機能性油脂」をご存知でしょうか。油脂の選び方一つで、商品の魅力をより引き出すことができます。この記事では、シェアシマに登録されている油脂製品の中から、開発用途にあわせた商品を厳選してご紹介します。本記事を参考に、開発テーマや条件にあった油脂製品をぜひ見つけてください。機能性油脂とは機能性油脂とは、食品開発の条件に沿った機能性を持たせた油脂製品のことです。パンや菓子の食感改良や生地の老化防止に役立つもの、作業性・分散性に優れたもの、香りを付与できるものなど、機能性油脂と一口に言っても、さまざまな種類があります。また、かつて、油は「太る」という印象から摂取を控える傾向にありました。しかし今日では、植物性油脂の健康機能に注目が集まり、健康機能成分を含む良質な脂質を「むしろ積極的に摂るべき」という風潮が強まっています。シェアシマでは、開発用途にあわせた商品を多数掲載しています。ここからは、開発テーマに合わせたものから、健康機能性を持つもの、プラントベースフードに最適な油脂まで幅広くご紹介します。

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食品原料

特集|高齢者向け原料のご紹介〜拡大するシニア市場に〜

少子高齢化が進行する中、高齢者の健康維持や生活の質を向上させるための食品需要が増加しています。ある調査によると、介護食の市場規模は、2024年に過去最大の1,200億円を超える見込みです。 この記事では、拡大する介護食市場の動向のほか、高齢者に必要な食事、政府が普及推進する「スマイルケア食」についても解説します。高齢者向け食品開発に役立つ食品原料もあわせてご紹介します。ぜひ、参考にしてください。介護食市場は2030年に1,405億円に介護食市場は、2030年には1,405億円(2023年比18.4%増)になると予測されています(※1)。 超高齢社会である日本では、総人口の29.0%を65歳以上の高齢者が占めています(2022年10月時点)。さらに、この割合は今後も上昇し続け、2037年には33.3%となり、国民の3人に1人が65歳以上になると推計されています(※2)。 要介護・要支援認定者の増加や、栄養摂取・管理ニーズの高まり、介護に関わる人手不足、さらには、在宅介護向け需要の高まりなどを背景に、調理済みの介護食を利用するケースが今後ますます増えていく見通しです。 ※1参考:富士経済「介護食(流動食、やわらか食、栄養補給食)の市場を調査」※2参考:内閣府「令和5年版高齢社会白書」栄養補給、嚥下調整…高齢者に必要な食事とはでは、高齢者に必要な食事、食べやすいメニューとはどのようなものでしょうか。 高齢になると、ひざや腰といった身体の衰えだけでなく、噛む力や飲み込む力など食事に関する機能も低下します。 「麺類など手軽な料理が増える」、「硬くて噛み切りにくい肉類・野菜が敬遠される」など、食生活が偏ることで、健康を維持するための栄養素(タンパク質、ビタミン、ミネラル、食物繊維など)が不足しがちになります。健康な状態から要介護へ移行する段階を「フレイル」と言いますが、早いうちから意識することでフレイルを予防することも大切です。 また、加齢によって嚥下機能が低下すると、噛むことや飲み込むことに配慮した「嚥下調整食」の利用が必要となります。日本人の死因として多いものに「肺炎」がありますが、誤嚥に起因する「誤嚥性肺炎」が、2023年は肺炎の次に多い第6位(60,186件)となっています(※3)。安全においしく食事を楽しむためには、身体機能の段階に応じた食べやすいメニュー、例えば、柔らかく煮る、細かく刻む、とろみを付けるなどの工夫が必要不可欠です。高齢者一人ひとりに適したメニューを考える際には、「嚥下食ピラミッド」が参考になります。 ※3参考:厚生労働省「令和5年(2023)人口動態統計月報年計(概数)の概況」参考:嚥下食ドットコム  「スマイルケア食」海外展開も視野に 農林水産省では、これまで介護食品と呼ばれてきた食品の範囲を整理し、「スマイルケア食」として認知度の向上と普及に取り組んでいます。 「スマイルケア食」は、健康維持上栄養補給が必要な人向けの食品に「青」マーク噛むことが難しい人向けの食品に「黄」マーク飲み込むことが難しい人向けの食品に「赤」マークを表示し、それぞれの方の状態に応じた「新しい介護食品」の選択に寄与するものです。 このような共通のマークを用いて消費者にわかりやすく伝えていくことも、食品企業に求められている大切な役割です。 また政府は、「高齢者が食を楽しむことで実りある療養生活を営めることを目指したスマイルケア食は、日本の有望な輸出食品としての大きな潜在性を有している」とし、今後、高齢化が進む東南アジアを中心とした海外市場の開拓・商流の確立にも力を入れていく方針です。参考:農林水産省「スマイルケア食(新しい介護食品)」高齢者向け食品開発に役立つ原料のご紹介シェアシマでは、高齢者向け食品開発に役立つ原料を多数取り揃えております。シェアシマ会員の皆さまは、商品ページより【規格書・商品情報をダウンロード】【サンプル依頼・問い合わせ】機能をご利用頂けます。気になる商品がありましたら、ぜひご活用ください。不足しがちな栄養素を補ったり、調理の手間を削減するためには、栄養豊富なプロテイン原料や野菜加工品を活用するのも良いでしょう。