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食品業界のAI活用最前線&成功事例3選!【ロゴス&パトス コンサルティング】

食品業界のAI活用最前線&成功事例3選!【ロゴス&パトス コンサルティング】

ビジネス現場で急速に浸透する生成AI技術。その変化の波は、食品業界にも確実に届いています。ここでは、ヒット商品の開発から流通のコスト削減まで、生成AI導入によって収益化を実現できた食品メーカーの事例をご紹介します。
※こちらの記事は、株式会社ロゴス&パトス コンサルティングの提供でシェアシマ編集部が制作しています。

食品業界に求められる生成AI活用とは



人の手に頼るアナログ面が慣例的に多いとされる食品業界。だからこそ、業界内で一歩リードする上で生成AIを活用する余地が十分にあるとも言えます。斬新なアイディアが求められる商品開発、均一的な管理が不可欠な製造行程など、食品の世界では現場に応じた戦略的な生成AI活用が必要です。

そもそも「生成AI」とは

「生成AI」とは、ユーザーの指示(プロンプト)に応じて文章や画像、グラフや表などの図案を自動的に生成するAI技術のこと。文書作成や広告デザイン制作などの他、膨大なデータを解析して必要な情報を抽出・分析するといったマーケティング活動にも生成AIが活用されています。

食品業界に生成AIを導入するメリット

原料管理、商品開発、製造、品質管理、流通……食品業界の上流から下流まで、さまざまな局面で活用できる生成AIの代表例をご紹介しましょう。


食品業界×生成AIの活用例

・新商品やレシピ開発のアイディア出し
⇒豊富で斬新な切り口をAIが提案。試作や開発期間をスリム化できる。

・作業や管理行程のマニュアル作成
⇒属人化しがちな技術やノウハウを安定して共有できる。

・製造現場の品質管理
⇒製造ラインの画像や検査データをAIが解析。不良品発生や異物混入などを抑制できる。

・市場調査&トレンド分析
⇒SNSやレビュー、競合商品の情報などのAI分析を通じ、適切なマーケティング戦略を実行できる。


生成AI活用に強い「ロゴス&パトス コンサルティング」



これからご紹介する「食品業界×生成AI」の成功事例を手がけたのは、東京都港区に本社を置く経営コンサルティング会社「ロゴス&パトス コンサルティング」です。外資系の大手コンサル出身の代表者が2019年に創立し同社では、DX専門チームが幅広い業種のAI事業を立案から運用までサポート。食品業界でも、国内大手メーカーを中心に着実な実績を挙げています。

利益倍増も!食品業界×生成AIの成功事例3選


【事例1】即席めんメーカーの新商品開発

年間約200アイテムの即席カップめんを発売している、即席めんメーカーの大手X社。膨大な商品の開発・管理はマンパワーでは追い付かず、生成AIを使って新商品開発をサポートする社内プラットフォーム開発に踏み切りました。

・AI活用のポイント
過去の自社商品情報、競合商品の情報、既存の味やネーミングなどを総合的に解析。競合商品との重複防止もAIがチェックし、商品の売上げ動向も一元管理。

・AI導入の効果
効率的、かつ効果的な商品開発が可能になり、他の経営施策も含めて営業利益が従来の約2倍に成長。

【事例2】SNS解析による酒類メーカーの新商品開発

大手酒類メーカーY社の新商品開発を、SNSの反応に基づいて実施。「X」のメーカー公式アカウントを通じて、ユーザーからのアイディア募集や広告に対するヒアリングなどを行い、収集データのAI解析が商品設計やマーケティングなどに生かされました。

・AI活用のポイント
SNSに寄せられた何十万、何百万のレスポンスをAIによって迅速に解析。

・AI導入の効果
実際に2アイテムの商品を発売し、若年層向けの酒類商品としてヒット。AI導入前に、商品の方向性やターゲット層をしっかり議論して、ポイントを絞ったことも成功の要因のひとつ。

【事例3】食品流通のリベート管理支援

食品業界の流通に付きもののリベート(販売促進費)。メーカーが卸売業者や小売業者に取引高の数%を支払う方式が一般的ですが、支払条件(率、期間、対象アイテムなど)は販売先によってまちまちです。煩雑なリベート管理を簡素化するため、メーカー側が過去の支払条件を踏襲する慣例もありますが、取引高が少ない時は割高なリベートを支払うことになります。そこで、ある食品メーカーでは生成AIを使った「リベート管理システム」を導入しました。

・AI活用のポイント
年間を通じてバラつきがあるリベート率を一元管理して分析し、効果的な支払条件を設定した。

・AI導入の効果
年間のリベート支払額が1%削減できた(金額にして数億円規模のコスト削減)。

生成AIを最大限活用するための条件とは



ご紹介した3つの事例を手がけたロゴス&パトス コンサルティングは「生成AIの機能を生かすのは、結局のところ人間」と言います。どれだけ優れた生成AIも、その機能を存分に活用するには適切な戦略と環境設定が欠かせません。その点、生成AIのプロがそろう同社には次の強みがあります。

【1】AI活用のスキルに長けた人材
メーカーが抱える課題を的確に分析し、生成AIが最適解を出せる仕組みを考案できる専門コンサルタントが揃っています。

【2】導入までのスピード感
海外拠点のAI開発会社を関連企業に加えることで、コストメリットとスピード感のある実装環境を実現。AI活用のプランニングから実装、手直しや改善までのPDCAサイクルを短いスパンで実現できます。


今回お話を聞いたロゴス&パトス コンサルティングでは、200~500万円規模の小規模なプロジェクトにも応じているとのこと。食品業界が厳しい局面に置かれている今だからこそ、企業の売上向上や収益化につながるAI戦略を相談されてはいかがでしょうか。


株式会社ロゴス&パトス コンサルティングのWebサイトはこちら >>


提供

 株式会社ロゴス&パトス コンサルティング


<会社説明>
株式会社Logos & Pathos Consultingは、ロゴス(知性)だけでなくパトス(情熱)を持った事業パートナーとして、クライアントと共に進化しています。食品業界においても、多様なコンサルティング実績と知見を基盤に、最先端技術と専門人材による実装力を活かし、経営戦略の策定、組織体制の改革、成果につながるDX構想の立案、構築、導入支援までワンストップで対応いたします。

執筆者プロフ シェアシマ編集部

食品業界に携わる方々に向けて、日々の業務に役立つ情報を発信しています。食品業界の今と未来を示唆する連載や、経営者へのインタビュー、展示会の取材、製品・外食トレンドなど話題のトピックが満載!さらに、食品開発のスキルアップや人材育成に寄与するコンテンツも定期的にお届けしています。

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