食品の企画開発をサポートする

フードロス削減にアプリを利用!広がるフードシェア

フードロス削減にアプリを利用!広がるフードシェア

全世界で生産された全食料の3分の1が捨てられているフードロス問題。食料を捨てるということは単に食べ物をムダにするということだけではなく、生産や輸送に使ったエネルギーまでムダにしてしまうということなのです。特に先進国では、食べ残しや売れ残り商品の廃棄が、フードロスの大きな原因になっています。そんな世界で、いま、注目されているのが、売れ残ったり、使わなかった食材を販売できるフードシェアという仕組み。そして売り手と消費者をマッチングするアイテムとして使われるスウェーデン発の「Karma(カルマ)」というアプリです。今日はどんなアプリの仕組みなのか、メリットも含めてご紹介したいと思います。

フードロス削減に貢献するアプリ「Karma(カルマ)」

まず登録しているスーパーマーケットやレストラン、カフェ、ホテルが、売れ残った商品をアプリ上にアップします。そしてお客様はアプリ上に表示された商品の中から自分がほしいものを選び、オンラインで決済。最後は、お店に商品を取りに行くという仕組みです。このアプリをフードロス解決に利用することで、多くのメリットが生まれます。

お店側のメリット

お店側のメリットとしては大きく二つあります。ひとつは廃棄するだけの食材を販売に結びつけることで、損失を抑えることができること。そして、二つ目は、自分のお店の宣伝にも繋がるということです。利用者の声で「美味しいお店を見つけられる」という評判もあり、新しい顧客開拓にもつながっているようです。ここが単純な安売り戦略と違うポイントです。

お客様の側のメリット

お客様の側のメリットとしては、もちろん安くて美味しい食べ物を買うことができるということですが、それにプラスして、アプリを使うことでスマートにお買い物ができるということです。例えば、半額シールが貼られる時間帯を狙ってお店に行くというようなことをしなくていいわけです。まさに、クールなシェアリングエコノミーだということです。

このようなフードシェアサービスは、今後、日本でも普及してくると思います。実際、生産者と消費者を結びつけるサービスや、業者間で余剰食材を融通するサービスが実際にはじまっています。お店にも、消費者にも、環境にもやさしい、このようなフードシェアサービスですが、使ってもらわなければ意味がありません。お店側としては廃棄するよりも低コストで販売できる必要があるし、また消費者にとっても安くて美味しい食べ物が簡単に買えるというメリットがないと受け入れてもらえません。ここでアプリを使うという発想は、フードシェアを大きく広げる強いチカラになって行くと思います。

Karmaの紹介動画はこちらからご覧ください >

執筆者プロフ シェアシマ編集部

食品業界に携わる方々に向けて、日々の業務に役立つ情報を発信しています。食品業界の今と未来を示唆する連載や、経営者へのインタビュー、展示会の取材、製品・外食トレンドなど話題のトピックが満載!さらに、食品開発のスキルアップや人材育成に寄与するコンテンツも定期的にお届けしています。

同じカテゴリの記事

食品ロスのアップサイクル支援を静岡県が開始。参加企業を募集中!

食品ロスのアップサイクル支援を静岡県が開始。参加企業を募集中!

  • SDGsに貢献
  • アップサイクル
コーヒーの粉の再利用方法8選、効果と乾燥方法も解説

コーヒーの粉の再利用方法8選、効果と乾燥方法も解説

  • SDGsに貢献
  • アップサイクル
【イベントレポート】サステナブルな米粉パンを販売【リンネルクリスマスマーケット2023】

【イベントレポート】サステナブルな米粉パンを販売【リンネルクリスマスマーケット2023】

  • SDGsに貢献
  • アップサイクル
アップサイクルの米粉パンを共同開発、12月の都内イベントで限定販売へ【リンネル監修】

アップサイクルの米粉パンを共同開発、12月の都内イベントで限定販売へ【リンネル監修】

  • SDGsに貢献
  • アップサイクル
スイカ果汁のポテンシャルを引き出す!パワーサラダ専門店HIGH FIVE SALADの挑戦

スイカ果汁のポテンシャルを引き出す!パワーサラダ専門店HIGH FIVE SALADの挑戦

  • SDGsに貢献
  • アップサイクル
食におけるアップサイクルについて【パル通信】

食におけるアップサイクルについて【パル通信】

  • SDGsに貢献
  • アップサイクル