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【解説】ラクトフェリンとは【食品業界用語】

【解説】ラクトフェリンとは【食品業界用語】

ラクトフェリンは、哺乳類の母乳や涙、唾液、血液などの外分泌液中に含まれ、「多機能タンパク質」と呼ばれています。ラクトフェリンは、感染症予防や内臓脂肪の低減などに効果があるとされ、乳幼児をさまざまな感染症から守るだけでなく、大人の健康維持にも重要な役割を果たしています。

ラクトフェリンの効果

ラクトフェリンは、免疫力を高める働きがあります。さまざまな細菌やウイルスに対する抵抗力を高め、感染症予防に役立ちます。また、アレルギーや炎症を抑える効果もあるとされています。さらに、ラクトフェリンには、鉄分の吸収を促進する作用があります。鉄分が不足すると、貧血の原因になりやすいため、ラクトフェリンが鉄分の吸収を助けることで、貧血予防につながります。

また、ラクトフェリンには脂肪の合成を抑制し、内臓脂肪を減らす効果があることが期待されています。

ラクトフェリンの摂取方法

ラクトフェリンは、殺菌される前の牛乳(生乳)や母乳、赤ちゃん用の粉ミルクに含まれる成分です。特に母乳(中でも出産して5日ほどまでの初乳)には、豊富に含まれています。また、ラクトフェリンは、サプリメントとしても市販されています。サプリメントの場合、1日あたりの摂取量は、一般的に100~200mg程度と推奨されています。

ラクトフェリンを摂取する際の注意点

ラクトフェリンは、牛乳アレルギーを持っている人や乳糖不耐症の人は注意が必要です。また、ラクトフェリンの過剰摂取は肝臓に負担をかけるため、適量を守って摂取するようにしましょう。

まとめ

ラクトフェリンは、免疫力向上や健康維持に役立つ成分です。生乳や母乳、赤ちゃん用の粉ミルクに含まれているほか、普段の食事に取り入れるならばサプリメント等で摂取することをお勧めします。ただし、牛乳アレルギーや乳糖不耐症の人には注意が必要です。適量を守って摂取するようにしましょう。

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