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最新の食品原料・添加物が集結!「ifia / HFE JAPAN(国際食品素材/添加物展・ヘルスフードエキスポ)」が5月22日より開催

食品原料と添加物を取り扱う国内外の企業が一堂に会する展示会「ifia / HFE JAPAN(アイフィア・エイチ・エフ・イー・ジャパン)2024」が、5月22日(水)~5月24日(金)の3日間、東京ビッグサイトで開催されます。食品開発の最新情報を発信する当展示会の見どころを、シェアシマinfoがひと足先にご紹介します。


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関連セミナー:ifia開催直前特別号|今年の見どころを主催者&出展企業が紹介(5/15)



「ifia JAPAN(アイフィア・ジャパン)」とは

「ifia JAPAN」は食品素材の専門紙「食品化学新聞社」の主催による、食品原料と添加物に携わる企業・団体のブース展示やセミナーを中心とした展示会です。1996年の初開催以来、食品開発の技術交流やビジネスマッチングの場として、国内随一の規模と実績を重ねてきました。


コロナ禍を経て29回目の実施となる今回は、前年度を超える約380社の出展が決定。開催期間中は約3万人の来場者が見込まれています。


「食の安全・おいしさ」の最新事情を知る

食の安全に対する消費者の目が、今までになく厳しくなっている現在。会場の「食の安全・科学エリア」では、食品の安全管理や品質確保を科学的にサポートする製品やサービスが集中的に展示されます。製造現場におけるオンライン測定や分析技術、消費者に品質を正確に伝えるデータ解析や数値化技術など、食の安全を支える日進月歩の技術に触れることができます。

また「おいしさ探求エリア」では、味・香り・テクスチャー・外見など総合的な要素で構成される「おいしさ」を分析・数値化する関連資材を集めて紹介。減塩やカロリーカット、介護・高齢者食など、多様なニーズに沿った「食のおいしさ」を実現するヒントが得られます。



機能性表示食品のパビリオンが初登場

会場内では、健康・機能性食品に特化した「ヘルスフードエキスポ」、通称「HFE JAPAN(エイチ・エフ・イー・ジャパン)2024」も同時開催。一般食品の原料や添加物を対象とする「ifia JAPAN」に対し、「HFE JAPAN」には健康・機能性食品の原料やその加工技術、分析技術をもつ企業が集います。


国内で唯一、機能性表示食品の専門展示コーナー

今年で22回目を迎える「HFE JAPAN」には、「機能性表示食品開発パビリオン」が初登場。機能性表示食品の開発を目指すメーカーが抱える疑問や課題を解決する製品・サービスが集中的に展示される、国内唯一の専門展示コーナーです。


数々のヒット商品が生まれる一方、広告規制などで流動的な要素も多い機能性表示食品の市場。「自社製品を機能性表示食品にするには?」「成分の含有量や配合は?」「臨床試験や届出の流れは?」など、気になる疑問を一挙に解決できる場がこのパビリオンです。


機能性表示食品の制度や関連法の最新動向、素材開発、品質・安全性の確保などをテーマにしたセミナーやシンポジウムが連日実施される他、関連団体による相談窓口も開設される予定です。同市場へ新規参入を目指すメーカーにとっても、有益な商談機会となります。



食の最先端を知るセミナーも充実

期間中に会場で企画される、多数のセミナーやセッションも見逃せません。主要なものとしては、初日の5月22日(水)に「第6回 日中韓食品添加物フォーラム」がコロナ禍以降で初再開され、国内外で進展する食品添加物の規格基準が3カ国間で共有されます。5月23日(木)、24日(金)には日本食品化学学会の30周年総会・学術大会が同時開催されます。会場内では学会主催の無料セミナーが行われ、研究の最先端に触れることができます。


その他、「オートファジー」「減塩」「セルフケアフード」など、食品開発で注目される多様な話題をテーマとしたセミナーが連日開催されます(一部有料・要事前予約)。


展示会場内のオープンスペースでは、出展社によるプレゼンテーションも無料開催されます。また十文字学園女子大学の食品開発学科とのコラボ企画として、出展社提供による素材を使用して学生チームが開発した「柚マシュマロ」「米粉クレープ」の試食配布も予定されています。


食品開発を進めるうえで欠かせない「安全・健康・おいしさ」という3つの要素。その知見をより深め、最新情報に触れられる会場に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。


◾️ 「ifia JAPAN 2024」及び「HFE JAPAN 2024」の詳細はこちらから:https://www.ifiajapan.com/

※来場には事前登録が必要です。事前登録はこちらから:https://f-vr.jp/fcn/ifia/


執筆者プロフ
シェアシマ編集部

食品業界で働く人たちに向けて、展示会の取材や企業へのインタビュー記事を通して、食品開発・製造に関わる話題のトピックを発信しています。プラントベースフードに興味津々の国際薬膳師、累計記事執筆2,500以上の元新聞記者等々、30〜40代の編集メンバーを中心に運営中

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【受付中】農水省様・Wismettacフーズ様 登壇|海外展開を選択肢に入れた食品開発〜特別企画〜(10/2)

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【受付中】絶対に外せない腸活の最新原料ー科学的エビデンスと市場動向から(9/25)

当社では、商品開発に役立つオンラインセミナーを毎月開催しております。2024年9月25日(水)に予定しています、第49回のテーマは、「絶対に外せない腸活の最新原料ー科学的エビデンスと市場動向から」です。当セミナーでは、腸活市場の最前線に立つ最新原料を、科学的エビデンスに基づき深掘り、紹介します。腸内環境改善に役立つ素材と市場動向を踏まえ、食品開発に不可欠な情報を提供します。登壇企業の方々へ直接質問できるコーナーもございます。ぜひ、ご参加ください。開催概要テーマ:絶対に外せない腸活の最新原料ー科学的エビデンスと市場動向から日時:2024年9月25日(水)13時30分~参加方法: オンライン(EventHub)定員:200名(先着順)参加料:無料申込方法:https://shareshima.com/seminars/20240925※こちらでお申し込みを受け付けた後、メールにて参加URLをお送りします。申込締切:2024年9月25日(水) 13時プログラム1.シェアシマ事務局より (13時30分〜)セミナーの注意事項など2.製品・サービス紹介①基調講演「腸内細菌叢の可視化・データ活用による食品開発支援サービスのご紹介」 株式会社サイキンソー(20分)昨今、腸内環境が全身の健康に影響を及ぼすことが明らかとなってきており、様々な食品などにより腸内環境を整える活動(腸活)が盛んに行われています。弊社では腸活効果を可視化するサービスとして、腸内細菌叢解析をはじめ、腸内細菌叢と生活習慣情報を掛け合わせたデータ提供、被験者リクルーティングに特徴を有するヒト臨床試験などの食品開発支援サービスを提供しております。②「整腸だけじゃない!セティのプロバイオティクスのご紹介 ~スポルス、ME-3~」 セティ株式会社(20分)有胞子性乳酸菌スポルスは、芽胞を形成するため熱や酸に強く、整腸作用以外にも口腔やフェムケアなど幅広い分野のエビデンスがあります。ME-3はグルタチオンを産生、酸化還元する生菌で、抗酸化作用やグルタチオンによる美容・美肌への効果が期待される乳酸菌です。豊富なエビデンスを持つ「スポルス」と「ME-3」についてご紹介します。③「『おいしい』だけじゃない! チキンブロスのご紹介」 永和物産株式会社(20分)ブロスの本場、米国より弊社が長年輸入販売しているチキンブロス製品。鶏肉の15倍の遊離アミノ酸を含む天然のうま味の塊です。加えて本品は腸にも良い影響を与えるグリシンやプロリンを豊富に含みます。 当日は商品説明だけでなくマーケットの状況にも触れつつ、チキンブロスの魅力をお伝えできればと思います。④「腸活製品の市場動向とナガセヴィータの国産水溶性食物繊維『ファイバリクサ®』のご紹介」ナガセヴィータ株式会社(20分)一過性のブームではなくなりつつある腸活。本講演では、腸活製品の市場動向とナガセヴィータ(旧:林原)の国産水溶性食物繊維「ファイバリクサ®」についてご紹介します。主成分の「イソマルトデキストリン」を関与成分とした機能性表示食品の届出実績があります。色や味に影響しにくく様々な製品に活用が広がっています。3.その他次回のご案内など15時35分終了予定※暫定のプログラムになります。時間は目安ですので多少前後します。都合により変更になる場合がございますのでご了承ください。

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【受付中】食品メーカーの内部外部調査結果から見えた 次世代に向けた食品開発のあり方(9/18)

このセミナーでは、昨今の消費者状況と食品メーカー勤務者への実態アンケートより食品メーカーを取り巻く環境がわかります。セミナーの一部では、消費者の食品購買への意識調査から、直近の消費傾向を読み解きます。二部では、シェアシマが2024年に食品メーカーに勤める皆様に実施したアンケート結果をもとに、「新商品カテゴリの商品企画に各社は積極的なのか?」「社内の業務効率化はどこまで進んでいるのか?」「課題があると思っている部署はどこ?」といった疑問、各メーカーが抱えるお悩みの傾向・実態を紐解きます。三部では、一部二部の現状を踏まえた、企画開発の新しいスキームをシェアシマからご提案します。

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