【10月度】注目の原料商品のご紹介|シェアシマ編集部まとめ
シェアシマの原料ページに登録されている968点(10月末日時点)のうち、2024年10月に閲覧数の多かった商品をまとめてご紹介します。
11月5日更新|行政情報【消費者庁】
消費者庁「機能性表示食品制度届出データベース 届出情報」が更新されました。(令和6年11月1日)
【受付中】美容ニーズを満たす、注目インナービューティ素材|女性の健康を支える原料特集第一弾(11/13)
本セミナーでは、女性の美容と健康を支える最新のインナービューティ素材を紹介します。オートミルク発酵物、還元ビタミンC、クルクミンと、保湿や抗酸化、美白などの効果を持つ素材が、次世代の商品開発にどのように役立つかという視点で、新しい市場の可能性を見出すための有益情報をお届けします。開催概要テーマ:美容ニーズを満たす、注目インナービューティ素材|女性の健康を支える原料特集第一弾日時:2024年11月13日(水)13時30分~参加方法: オンライン(EventHub)定員:200名(先着順)参加料:無料申込方法:https://shareshima.com/seminars/20241113※ こちらでお申し込みを受け付けた後、メールにて参加URLをお送りします。申込締切:2024年11月13日(水)13時主催:ICS-net株式会社プログラム1.シェアシマ事務局より (13時30分〜)セミナーの注意事項など2.製品・サービス紹介①「これまでにない新生ビタミンC『還元ビタミンC®』」炭プラスラボ株式会社 (20分)還元ビタミンC®は 特許出願済技術によりビタミンCパウダーに水素を大量に担持させることで還元力は既存原料の5倍以上!酸化して還元力を失ったビタミンCを水素の力で復活させるので高い還元力を維持できます。サプリメントなどの健康食品に還元ビタミンC®を取り入れてみませんか?関連記事:ビタミンCの機能を強化|新発売「還元ビタミンC」を徹底解説【炭プラスラボ】②「アーユルヴェーダ素材でインナービューティーのご紹介」株式会社サビンサ・ジャパン・コーポレーション(20分)インドで製造した植物エキスを取り扱うサビンサジャパンが、アーユルヴェーダに基づく製品を中心に美白、若返り、腸活等の美容に関する素材をご紹介します。ご紹介する製品の一例として、若返りの果実のアムラ、美白からフェムケアまで万能なクルクミン、腸活素材の乳酸菌、最近流行のCICAエキスやザクロ抽出物等をご紹介します。③「乳酸菌のチカラで保湿・抗糖化 オートミルク発酵物 『プラミス』のご紹介」株式会社キティー(20分)次世代の植物性ミルクとして注目を集める「オートミルク」を、桜由来の乳酸菌で発酵させた新しい食品素材です。腸内環境を整え、肌の保湿効果・糖化物質の減少・毛細血管の状態を良好にします。オールプラントベースで地球にも優しい、美容のための食品素材です。関連記事:原料紹介|プラミス(オーツ麦糖化液発酵粉末)とは3.その他次回のご案内など15時10分終了予定※プログラムは都合により変更になる場合がございます。時間は目安ですので多少前後します。あらかじめご了承ください。
抗酸化素材のご紹介〜アンチエイジングを意識した食品開発のヒント〜
人生100年時代と言われる今、年齢や性別を超えたテーマとなっているのが「アンチエイジング」です。アンチエイジングとは、加齢による身体の老化を可能な限り小さくすること。そのために効果が期待されているのが「抗酸化素材」です。そこで今回は、身体の酸化を抑制して老化を防ぐ「抗酸化素材」をご紹介するとともに、代表的な抗酸化物質とそれを含む食品、抗酸化力を高める食品開発のヒントをご紹介します。本記事を参考に、開発テーマや条件にあった原料をぜひ見つけてください“サビない身体”をつくる「抗酸化」とは私たちの身体は年齢とともに老化していきますが、それは細胞の「酸化」、つまり“身体がサビていく”ことに起因しています。この、身体の酸化を抑制する働きのことを「抗酸化」といいます。身体の酸化は、体内に生成される「活性酸素」によって起こります。私たちは、生きるために呼吸をして酸素を体内に取り込んでいますが、そのうち数パーセントが活性酸素に変化するとされています。活性酸素は、細胞内での情報伝達や免疫、代謝の調節など重要な役割を果たす一方で、過剰に産生されると細胞を傷つけて、疲労や老化、動脈硬化、ガンなどの原因になります。活性酸素から身体を守る「抗酸化酵素」と「抗酸化物質」身体には本来、活性酸素から身体を守る「抗酸化防御機構」が備わっています。抗酸化防御機構というのは、体内で合成される内因性の「抗酸化酵素」と、食事から取り入れられる外因性の「抗酸化物質」の働きにより、活性酸素のバランスが保たれる仕組みのこと。抗酸化酵素にはスーパーオキシドジスムターゼやカタラーゼ、抗酸化物質はビタミン類、ポリフェノール類などがあります。抗酸化酵素と抗酸化物質の作用によって、無害化するのを助けたり、活性酸素によって受けたダメージの修復をサポートしたりしています。体内で合成される抗酸化酵素は、加齢によって次第に減少してしまいます。そのため、食事によって抗酸化物質を補うことがアンチエイジングに役立つといわれています。※参考 健康長寿ネット「抗酸化による老化防止の効果」代表的な抗酸化物質と食品例“サビない身体”をつくるための抗酸化物質には次のような役目があります。活性酸素の発生を抑えるもの活性酸素の酸化力を抑えるもの活性酸素で受けた被害を修復するもの体内で合成される抗酸化酵素の働きを補助するためにも、日々の食事から複数の抗酸化物質を取り入れる必要があります。ここでは、代表的な抗酸化物質の特徴と、その物質が含まれる食品例をご紹介します。
【受付中】最新購買データに基づく栄養強化商品開発のヒント〜鉄分・タンパク質強化メニューによる課題解決〜(11/6)
商品開発の方向性を決める上で、生活者の購買データは重要な道しるべになります。今回は、フェリカネットワークス様を基調講演に迎え、「IDレシートデータ」を活用した栄養強化商品の開発について具体的なアプローチを掘り下げます。消費者ニーズに応える商品開発のヒントとは。開催概要テーマ:最新購買データに基づく栄養強化商品開発のヒント〜鉄分・タンパク質強化メニューによる課題解決〜日時:2024年11月6日(水)13時30分~参加方法: オンライン(EventHub)定員:200名(先着順)参加料:無料申込方法:https://shareshima.com/seminars/20241106※ こちらでお申し込みを受け付けた後、メールにて参加URLをお送りします。申込締切:2024年11月6日(水)13時主催:ICS-net株式会社プログラム1.シェアシマ事務局より (13時30分〜)セミナーの注意事項など2.基調講演「生活者の購買データが明かす、栄養強化の食ニーズとターゲットの特徴」フェリカネットワークス株式会社(20分)生活者の健康意識の高まりに伴い、店頭に並ぶ商品にも様々な栄養素が訴求されています。どんな商品が、どんな人に、どんなシーンで選ばれているのか?店舗横断での顧客の買いまわりが見える購買データ『IDレシートデータ』を使い、商品開発のヒントにつながる、健康ニーズの『今』を分析します。3.製品・サービス紹介①「生活者は欲している⁉不足ミネラル鉄 ~重要性とメニュー開発のヒント」太陽化学株式会社(20分)健康メニューはお客様の心をつかむのが難しい?と感じていらっしゃいませんか。消費者調査から今求められている健康・栄養の興味関心を紐解き、不足ミネラル鉄の訴求で課題解決と顧客開拓をご提案。さまざまな食品、メニューに利用できる鉄素材サンアクティブシリーズを使った健康メニュー開発のヒントをお届けします。②「油脂で叶えるおいしいタンパク質強化 ~粉末油脂の応用~」ミヨシ油脂株式会社(20分)タンパク質市場では、タンパク質を手軽に摂れる「飲料」を筆頭に、近年では「パン」や「ゼリー」など様々なアイテムでタンパク質量の訴求が伸びています。需要が高まる一方、タンパク質を多く含む製品の開発では風味や食感に課題があるのではないでしょうか。本セミナーでは弊社の粉末油脂による解決方法を、アイテム毎にご紹介いたします。4.その他次回のご案内など15時10分終了予定※プログラムは都合により変更になる場合がございます。時間は目安ですので多少前後します。あらかじめご了承ください。
睡眠の質を改善する原料のご紹介〜健康な毎日を左右する要として
健康づくりにおいて、睡眠の質を高めることの重要性が再認識されてきています。睡眠不足は、心身の不調や作業効率の低下などの影響があるほか、慢性化することで肥満や高血圧、心疾患などにつながるリスクも明らかになっています。健やかな成長と健康寿命を延伸して心身ともに豊かな生活を送るために、厚生労働省は、2032年までに「睡眠で休養がとれている人の割合」を80%まで増やすことを目指し、推進していく方針を示しています。この記事では、健康づくりにおける睡眠の重要性について解説するとともに、良質な睡眠のために役立つ栄養素や食習慣、関連商品をまとめてご紹介します。本記事を参考に、開発テーマや条件にあった原料探しの参考にしてください。健康づくりにおける「眠り」の重要性私たちの健康を保つ上で、十分な睡眠をとることは極めて重要です。睡眠不足が身体に及ぼす影響と、年代別の適切な睡眠時間、睡眠時間の現状について解説します。睡眠不足が身体に及ぼす影響睡眠が不足すると、日中の眠気や疲労感だけでなく、頭痛などの心身愁訴の増加、情動不安定、注意力や判断力の低下にもつながります。また、作業効率や学業成績の低下、うつ病など多岐にわたる悪影響が懸念されていて、場合によっては、事故などを引き起こすリスクもあります。また、睡眠不足には、睡眠時間の不足だけでなく、睡眠の質の低下による睡眠障害も含まれます。こうした睡眠の問題が慢性化すると、肥満や高血圧、2型糖尿病、心疾患や脳血管障害の発症リスクの上昇や症状の悪化に関連し、死亡率の上昇にも関与することが明らかになっています。ライフステージに合わせた「適正な睡眠」とは適正な睡眠時間は、ライフステージ(こども・成人・高齢者)によって異なり、生活習慣などによる個人差もあります。たとえば、高齢者の場合、長い睡眠時間は健康リスクにつながる場合があるので、8時間以内におさえる必要があります。一方で、こどもの場合、小学生は9~12時間、中学・高校生は8~10時間を目安に睡眠時間を確保するのが理想です。また、適切な睡眠時間の確保だけでなく、日頃の生活習慣や睡眠環境を整えることも大切です。<睡眠の推奨事項一覧>全体の方向性:個人差を踏まえつつ、日常的に質・量ともに十分な睡眠を確保し、心身の健康を保持する
【受付中】ローソン元商品部長に学ぶ!ヒット商品の裏側にあるブランド戦略 スキルアップセミナー(全3回)
シェアシマでは、食品業界に携わる方のためのスキルアップセミナーを不定期開催しております。このたび、ローソンの「プレミアムロールケーキ」やナチュラルローソンのリ・ブランディングに携わり、業界で多くの成功事例を持つ、株式会社日本ツナガル総合研究所 稲葉潤一氏をお迎えし、10月30日から全3回の特別セミナ―を開催することにいたしました。稲葉氏の豊富な経験をもとに、消費者ニーズの分析から商品開発のプロセス、さらには差別化戦略の重要性までを解説します。広い視点でマーケティングに触れ、実践的なスキルを伸ばすためのチャンスです。商品開発やマーケティングの初心者から中級者、さらには現場で活躍中のベテランまで、どなたにもお勧めできるテーマを取り揃えました。全3回の参加で、あなたのビジネスに新しい価値を創造する力を養いましょう!
特集|食品ロス削減に貢献する原料〜フードサプライチェーンでできること〜
10月は「食品ロス削減月間」、そして、10月30日は「食品ロス削減の日」です。本来食べられるはずの食品がさまざまな理由で捨てられてしまうことを「食品ロス」といいます。日本では、2022年度の推計で472万トンもの食品ロスが発生しており、そのうち半分は事業系食品ロスが占めています。飲食店での食べ残しやスーパー・コンビニでの売れ残り、製造・流通段階での廃棄、家庭での賞味期限切れなど、食品ロス削減には、一人ひとりの理解と心がけが必要不可欠です。この記事では、食品ロス削減に貢献する原料と関連記事をご紹介するとともに、日本の食品ロスの発生状況と、フードサプライチェーンの各段階で実践できる具体策をご紹介します。食品ロス削減に貢献する原料のご紹介アップサイクル原料本来廃棄されていた食材や食料を加工して、新たな価値ある商品へと生まれ変わらせた「アップサイクル原料」は、こちらの記事でご紹介しています。
食品ロスのアップサイクル支援を静岡県が開始。参加企業を募集中!
食品ロス削減対策で注目される、規格外品や製造工程で生じた端材などの「未利用食材」を活用して新たな商品を生む「アップサイクル」の取り組み。循環型社会を目指す社会的意義に加え、新たな商品開発や収益改善の機会としても注目されています。2024年度より、国内でもとりわけ食品産業が盛んな静岡県で、未利用食材を「供給したい/使いたい」企業をつなぐマッチング支援事業が始まりました。自治体ならではの支援体制が充実した内容をご紹介します。食材の宝庫・静岡県によるアップサイクル支援静岡県が2024年度より本格始動させた、未利用食材(食品ロス)のアップサイクル支援。静岡県産業振興財団のフーズ・ヘルスケア オープンイノベーションセンター(静岡県静岡市)を相談窓口として、未利用食材の供給企業と活用企業をつないで新たな価値を生み出すことや企業の収益改善、および食に関する社会課題の解決を目的としたマッチング支援事業です。食品ロス対策をビジネスの形で実現食品産業における「食品ロス削減」は、SDGsの観点から企業努力を求められる社会課題。加えて昨今では、原材料・燃料の価格高騰などにより、企業の収益改善という観点から未利用食材の有効活用に新たなビジネスチャンスも生まれています。社会的意義とビジネス創出という双方の観点から注目を浴びるのが、未利用食材を活用したアップサイクル事業なのです。静岡県の多彩な未利用食材今回アップサイクル支援を始めた静岡県は、温暖な気候と豊かな自然に恵まれ、もともと食品産業が盛んな地域。県内の食品製造額と食品・飲料などの付加価値額は、いずれも全国トップクラスを誇ります。それゆえ静岡県で発生する未利用食材も種類豊富。たとえば日本茶の粉、魚のアラやウナギの骨、サツマイモ(静岡県は干し芋発祥の地)や果実(みかん等)の規格外品や端材などが挙げられます。まさに海の幸から山の幸まで揃う静岡県は、アップサイクルによる食品開発のポテンシャルが高い地域でもあるのです。静岡県の未利用食材を活用した食品開発例。左)バター製造時の副産物(バターミルク)を使った焼き菓子。右)摘果された青みかんを活用したドリンク。食材供給企業を「シェアシマ」がマッチングシェアシマは静岡県による支援事業に、未利用食材をもつ供給企業のマッチング登録という形で協力しています。「未利用食材を供給したい」とお考えの静岡県内の食品企業がシェアシマに食材を登録することで、食材の活用先となる製造企業との最適なマッチングを支援します。※静岡県内の企業様は、2025年3月まで原料登録を無料で受け付けております。こちらのお問い合わせフォームよりご連絡ください。食材の活用企業や一次加工企業も募集中また「未利用食材を活用したい」とお考えの食品製造企業は、静岡県外からも幅広く募集中とのこと。この他、食材を粉末状やペースト状などに一次加工できる企業や、食材の輸送・保管に関わる企業のニーズも高く、こちらも県内外から参画が可能です。まずは無料で!「シェアシマ」への会員登録はこちら>>自治体ならではの手厚いサポート体制本支援事業の特長のひとつが、自治体による取り組みならではの充実したサポート体制です。静岡県産業振興財団のフーズ・ヘルスケア オープンイノベーションセンター(静岡県静岡市)に相談窓口を設置し、Eメールや電話、オンライン会議ツールなどで幅広く問い合わせを受け付けています。製品開発から販路開拓までトータル支援また、食材の提供/活用企業のマッチングにとどまらず、その後の製品開発から販路開拓まで全行程を通じてコーディネーターが伴走して支援します。未利用食材の活用が初めての企業でも安心してトライできる体制が整っています。
崖っぷちの水産業と食品業【食品企業のためのサステナブル経営(第20回)】
前回の記事を読む:経済的にもサステナブルにするには【食品企業のためのサステナブル経営(第19回)】少し前になりますが、8月30日に農林水産省が「2023年漁業センサス」の結果を発表しました。センサスとは一般には国勢調査のことですが、漁業センサスは、漁業者(漁業経営体等)の数を全国一斉に調べるものです。1949年(昭和24年)から5年おきに実施されており、今回で15回目となります。今回の結果によると、日本の漁業経営体数は6万5,652経営体で、5年前に比べて17.0%の減少、10年前に比べるとなんと30.5%も減少しています。海面養殖の経営体数は12.8%の減少ですが、沿岸漁業では18.1%減とより減少が顕著でした。想像を超える速さで進む、水産業の衰退実は私は、近年の水産資源の減少により沿岸漁業は減少しても、これを補うために海面養殖はむしろ増加しているのではないかと思っていました。しかし、現実は私の予想とは異なり、海面養殖においても大きな減少が見られたのです。そしてさらに驚いたのは、トラフグやクルマエビ、ノリ、真珠といった価格が高く、需要も旺盛であろうものの養殖の経営体数は減少していることです。こうした付加価値の高い水産物でさえ、事業の存続が厳しい状況に直面しているということであり、日本の水産業全体の衰退を示唆するものです。もう少し詳しく、経営組織別で見てみると、個人経営体で17.0%減、共同経営は21.2%減、漁業協同組合が5.5%減となっています。一方で、企業経営による漁業事業体は、5年前の2,548社から2,646社へと3.8%ですが増加しています。最近の漁業法改正により、企業による漁業への参入が促進されたものと思われます。それでも、個人経営体などの減少を補い水産業の縮小を食い止めるにはまだ不十分です。水産業にも押し寄せる高齢化の波個人経営体が急速に減少している理由はいくつか考えられますが、やはり大きな要因は漁業関係者の高齢化でしょう。今回のセンサスによれば、実際に過去1年の間に漁業を行った方(漁業従事世帯員・役員)の総数は102,190人で、5年前に比べて32,276人、つまり24%も減少しています。そして漁業従事世帯員のうち過半数の50.7%の方が65歳以上なのです。少し定義が異なるのですが、漁業就業者数で見てみると、現在の人数は121,239人で、5年前に比べて20.1%の減少です。こちらについては年齢階層別の数も示されているのですが、全年齢階層において減少しているものの、もっとも大きく減少したのは65〜69歳の階層、それ以外でも50歳以上の減少が目立ちます。そもそも漁業従事者の過半数は既に高齢者であり、若年層の参入が極めて少ないのですから、今後、漁業従事者がさらに減少してしまうことは明らかです。こうして数字で見ると、あらためて日本の水産業が置かれた危機的な状況が浮かび上がってきます。漁業従事者の減少は、そもそも水産業全体が停滞、あるいは縮小しているから故でしょう。その背景には水産資源量の減少(十分に獲れない)、消費者の魚離れ(売れない)が重なり、漁業経営が難しくなっているという現実があります。少子高齢化の日本において、そういう事業をわざわざ継承したり参入しようという方は多くはないでしょう。新規参入者がいないのですから、あとは時間の問題です。そしてこのことがさらに水産業を停滞、縮小させてしまうでしょう。安定的な食料システムへ、漁業センサスが示すことさて、今回長々と漁業センサスの話をしたのは、単に日本の水産業の窮状をお伝えしたいからではありません。もちろんかつて「水産王国」と呼ばれた日本の水産業が、わずか40年でここまで崖っぷちに追い込まれているのはショッキングで由々しきことですが、これは水産業に限ったことではないのです。農業でもやはり同様のことが起きています。5年後さらには10年後、今の水産業や農業を辛うじて支えている方々が仕事を続けられなくなったとき、私たちの食を一体誰が、どう支えるのかという問題を考えなくてはなりません。その時は海外から輸入すれば良いではないかという意見もありますが、そんなに簡単な話ではないことは、これまでの連載をお読みくださっている方ならもうお分かりでしょう。今後さまざまなリスク要因が増えたり、大きくなる中、安定的に原料を調達し、商品を作るためには、もっと安定的な食料システムを目指す必要があります。そもそも食は、単に原料を買ってきて作ればいいと言うものではありません。原料を調達することは、原料を提供してくださる方々の生活を私たちが経済的に支えているということです。また私たちが作った商品を消費者の方々が買ってくださるので、私たちのビジネスも支えられているのです。この支え合いの構造をいかに強くしていくか、いかに持続可能なものにしていくかということこそ、サステナブル経営の真髄と言っていいでしょう。未来を見通して、足元の生産地を支えるこれまで私たちは利便性や経済性にばかり目が行きがちでした。安い原料、目新しい原料を探すことに注力し過ぎたが故に、私たちは足元の生産地を支えることを忘れてしまい、今その生産現場が崩れ落ちようとしているのです。前回も述べましたが、安さを追求し続けることは、結局は経営のサステナビリティを危うくしますし、社会の成長の機会と安定性を損ないかねません。おいしさ、安さ、安全性、健康… 消費者の方々にこうした志向をあるのはたしかですが、だからと言って単にそれに対応しているだけではサステナブルにはなりません。現にこのままでは、水産業の現場は、次の漁業センサスのときには今以上に深刻な状況になっているでしょう。その未来は既にほぼ見えており、それを予見して手を打つのがサステナブルな経営です。これは水産業だけの問題ではないのです。
【9月度】注目の原料商品のご紹介|シェアシマ編集部まとめ
シェアシマの原料ページに登録されている942点(9月末日時点)のうち、2024年9月に閲覧数の多かった商品をまとめてご紹介します。
シェアシマの活用事例シェアします!
シェアシマでは、食品業界に携わる方々のお悩みを解決し、商品の魅力をより輝かせるソリューションをご提案しています。ここでは、実際にシェアシマサービスを活用したことで新たな効果を実感されたという『お客様の声』をご紹介します。
食品原料だからこそ!アニメーション動画を使う新PR戦略【タイショーテクノス】
株式会社タイショーテクノス(東京都港区)は、主に食品添加物の製造・販売を行っており、加工食品や調味料などに使用される保存料、品質改良剤、着色料、寒天・ゲル化剤などを提供しています。扱う製品の特徴や使用方法が特殊なため、顧客への理解を促すことに課題を抱えていたとのこと。そんな同社が、シェアシマのアニメーション動画制作を活用するまでの経緯や、それによって得られた効果、今後のシェアシマに期待することなどを聞きました。話を聞いた相手
サプリ市場への新規参入をオーガニック原料×小ロットOEMで支援【ナチュラリンク】
世界的に成長が続くサプリメント市場。今回は「オーガニック原料×小ロットOEM製造」のサプリメント開発を得意とし、近年はペット用サプリや海外輸出向けのOEM製造に力を入れる株式会社ナチュラリンクの取り組みをご紹介します。「オーガニック原料×小ロットOEM」で広げる提案力福岡市に本社を置く株式会社ナチュラリンク。創業者が高栄養価の植物モリンガに魅せられて2014年に設立した、健康食品や化粧品などのナチュラル&オーガニック原料を幅広く取り扱う企業です。オーガニック原料への強いこだわりと目利き力、そしてフットワークの軽い提案力を発揮して、サプリメント業界の中で独自の価値を提供しています。世界中から良質なオーガニック原料を調達同社の大きな強みは、国内外のネットワークを駆使したオーガニック原料の調達力。サプリメントなどの健康食品から化粧品まで、幅広い用途に向けた良質なオーガニック原料を、業界のトレンドを注視しながら常時調達しています。また顧客のニッチなニーズに応えて、市場に出回りにくい希少な原料の仕入れも得意としています。小ロットOEM対応で、商品企画から製造まで一貫サポート一般的なサプリメントの製造工程では、成形などの際にどうしても食品添加物の使用が生じてしまいます。ナチュラリンクでは「添加物は極力避けたい」などのメーカー側のこだわりに寄り添いながら、知識豊富なNR・サプリメントアドバイザー(※)が商品コンセプトの立案から試作、製造まで一貫してサポートします。これもオーガニック原料に精通している同社ならではの商品企画力といえます。また小ロットのOEM製造に対応し、サプリメントは剤型によって最低1個の極小ロットから製造が可能。柔軟で小回りのきくOEM体制も同社の特色といえます。(※)日本臨床栄養協会に認定された、保健機能食品やサプリメントについて適切にアドバイスできる資格者のこと。注目の「ヤギミルク」を使ったサプリも開発最近注目を浴びるオーガニック原料の一例では「ヤギミルク」が挙げられます。栄養価が高くアレルギーが生じにくい、とペット用にもヒト用にも注目されているサプリ原料です。ナチュラリンクではホルモン剤や化学的な飼料を一切使用せず、徹底的に管理飼育されたオランダ産のヤギミルクパウダーを輸入し、全脂粉乳・脱脂粉乳・ホエイプロテインなど種類豊富なヤギミルクが揃います。>>【シェアシマ】でナチュラリンクが扱う原料を見るサプリ開発のトレンドは「ペット向け」と「海外輸出」同社宛に近年問い合わせが増えているのが、ペット人気によって需要が高まるペット用サプリの開発と、サプリの海外輸出事業だといいます。ここでも同社がもつ「オーガニック原料×小ロットOEM対応」の強みが活かされています。市場拡大中のペット用サプリにも小ロットで対応ここ数年で成長が著しいペット用サプリ市場。しかしヒト用サプリとは勝手が異なり、新規参入の敷居が高いと感じる企業も少なくありません。ナチュラリンクはペット用サプリの開発実績も多く、この分野ならではの特性やトレンドに関する知識を生かしてゼロベースから商品企画に対応。愛玩動物用飼料の製造許可を取得した専門工場で、試作品を含めて小ロットからOEM製造に対応しています。サプリの海外輸出を広範囲でサポートサプリメントのマーケットでもうひとつ注目される傾向が、海外輸出事業です。特に経済成長と人口増加が著しいアジア圏やイスラム圏への輸出事業には、多くのビジネスチャンスが潜んでいます。イスラム圏への輸出の場合、欠かせないのがイスラム教の教義に則った「ハラル認証」の取得。ナチュラリンクでは、企業からの要望を機にハラル認証への対応を開始し、UAEなど中東エリアでの輸出実績があります。アジア輸出の複雑な申請作業を代行アジア圏も魅力的な輸出マーケットですが、国によっては複雑な申請手続きが必要です。たとえば東南アジアのタイは健康食品の輸入に関して、食品医薬品局(FDA)の認可基準が非常に厳しいことで知られており、日本の大手商社でも年単位の年月を要した例があるほどです。ナチュラリンクでは、タイへのサプリメントや化粧品輸出を目指す企業に向けて、必要な申請作業を代行しています。すでに化粧品では、申請を通過して輸出実現に至った事例も複数あり、今後も同社が強化していく事業分野となっています。オーガニック原料に関する深い知見と、小規模なOEM体制が強みのナチュラリンクには「他社の工場で断られた」という商品企画を持ち込むメーカーも少なくないとのこと。最近では、新たなトレンドになりつつあるCBDオイルの製造も受け入れています。商品企画から試作、製造、その後のサポートまで二人三脚で伴走する同社は、健康食品で新規参入を目指す企業の頼もしいパートナーになりそうです。
【受付終了】食品開発展直前特別号| 今年の見どころを主催者&出展企業が紹介(10/16)
<こちらのセミナーの受付は終了しました>食品の開発・品質保証・製造技術に関する専門展示会「食品開発展2024」が、10月23日(水)から3日間の日程で、東京ビッグサイトで開催されます。35回目となる今年は、国内外から640社が出展予定で、過去最大規模となる予定です。食品開発に関わる人ならば必見の、当展示会の見どころと注目の登壇企業をご紹介します。開催概要テーマ:食品開発展直前特別号| 今年の見どころを主催者&出展企業が紹介日時:2024年10月16日(水)13時30分~参加方法: オンライン(EventHub)定員:200名(先着順)参加料:無料申込締切:2024年10月16日(水)13時主催:ICS-net株式会社プログラム 1. シェアシマ事務局より (13時30分〜)セミナーの注意事項など 2.基調講演「食品開発展2024見どころ紹介」インフォーマ マーケッツ ジャパン株式会社(食品開発展主催) 3.製品・サービス紹介①丸大食品株式会社②DM三井製糖株式会社③炭プラスラボ株式会社④一般社団法人ハラル・ジャパン協会⑤株式会社キティー⑥株式会社カンブライト⑦株式会社サイキンソー⑧ICS-net株式会社4.その他次回のご案内など 14:45終了予定※プログラムは都合により変更になる場合がございます。時間は目安ですので多少前後します。あらかじめご了承ください。
食品アップサイクル原料のご紹介〜市場拡大の背景と食品企業が取り組む意義とは
食品分野におけるアップサイクルとは、本来廃棄されていた食材や食料を加工して、新たな価値ある商品へと生まれ変わらせること。SDGsや食品ロスの削減への関心が高まる中で浸透してきた考え方のひとつです。この記事では、アップサイクルの市場拡大の背景と、食品業界が取り組むメリットや課題、関連商品をまとめてご紹介します。本記事を参考に、開発テーマや条件にあった原料をぜひ見つけてください。シェアシマでは「大切な食資源を活かす」ため、未利用の原料情報も公開しています。こちらもぜひご覧ください。>>【シェアシマ】でアップサイクルプロジェクトの原料を見るアップサイクル食品の定義2019年に設立された業界団体「アップサイクル食品協会」(本部=コロラド州デンバー)は、世界自然保護基金や自然資源防衛協議会などの専門家チームによる共同作業を経て、2020年5月にアップサイクル食品の定義を定めました。その定義では「アップサイクル食品とは、本来であれば人間の消費にまわらない材料を使い、検証可能なサプライチェーンで調達し、生産された、環境に対して良い影響を与えるもの」とされています。また、アップサイクル食品の要件として「そのままであれば食品廃棄されてしまう材料から作られること」「付加価値が与えられた製品であること」としています。リサイクルとの違いアップサイクルと混同されやすい言葉として「リサイクル」があります。リサイクルは、ある製品を別の製品の原料にして別の製品を生み出すことを意味します。リサイクルは「古紙が再生紙になる」など、どちらかといえば価値の低い製品に変換されるケースが多く、これは「ダウンサイクル」と呼ばれます。この点において、価値を持った製品に生まれ変わるアップサイクルとは大きく異なります。アップサイクル食品市場が拡大する背景・理由世界のアップサイクル食品市場は、2021年に約537億米ドルと評価。2022年~2029年には6.2%以上の健全な成長率で成長すると予測されています(※)。世界のアップサイクル食品市場が拡大する背景には、大きく3つの理由があると考えられています。※参考:株式会社グローバルインフォメーション「アップサイクル食品の世界市場規模調査&予測、製品タイプ別、供給元別、流通チャネル別、地域別分析、2022-2029年」理由1:健康意識の高まり新型コロナウィルスの大流行をきっかけとした健康意識の高まりから、栄養価の高い食品の需要が急増しています。アップサイクル食品は、廃棄予定だった原材料を利用しながらも栄養価が高いことが多いです。食品の「無駄を減らす」だけでなく、健康をサポートする食品としても注目されています。理由2:環境意識の高まり食品廃棄物の問題が世界的に注目される中で、消費者の購買行動にも大きな影響を与えています。環境意識の高い消費者の間ではサステナブルな商品を選ぶ傾向が高まっていて、アップサイクル食品も支持を集めています。理由3:企業の社会的責任(CSR)の取り組み食品業界では、企業の社会的責任を果たすためにサステナブルな取り組みが進んでいます。企業が環境や社会に対して貢献する方法として、アップサイクルが関心を集めています。また、政府の施策や支援、中小規模の食品廃棄物アップサイクル事業の成長により、今後数年間の市場成長が期待されています。食品企業がアップサイクルに取り組むメリット3つ食品企業がアップサイクルに取り組むメリットは大きく3つあります。メリット1:仕入れコストの削減本来捨てられるはずの食品を使うことで、新しく原材料を仕入れる必要がなくなるため、原材料の購入コストを削減できます。メリット2:リサイクルによるコストやエネルギーの削減アップサイクルは、廃棄物のリサイクル(分解・溶解)に比べて、発生する処理コストやエネルギー消費の削減にも寄与します。不要な廃棄物を有効利用することで、リサイクルにかかる費用や物流のコストの削減にもつながります。メリット3:企業のイメージ向上アップサイクルの取り組みを進めることで環境問題に対する積極的な姿勢が評価されれば、消費者の信頼獲得や企業イメージの向上にもつながります。特に、サステナビリティを重視する消費者層に対して、企業のブランド価値を高める効果も期待できます。食品企業がアップサイクルに取り組む課題アップサイクルは、持続可能な未来を目指す食品業界にとって重要な取り組みです。ただし、食品企業が取り組む上で、その実現には大きく2つの課題があります。原材料の確保が不安定アップサイクルでは廃棄物を再利用しますが、これらの供給量が常に安定しているわけではありません。季節や生産の変動により、必要な原材料が不足する場合や、逆に過剰に発生することがあるため、安定した供給を維持することが困難です。こうした課題を解決するためには、原材料の確保の不安定さを考慮した上で、アップサイクル製品の生産計画やビジネスモデルを検討する必要があります。廃棄物抑制と安定供給の両立の難しさ廃棄物を削減するための取り組みと、アップサイクル製品を製造するための原材料の確保にはジレンマが存在します。たとえば、廃棄物削減を進めるほど、アップサイクルに必要な副産物の量が減少し、製品の製造が難しくなるという逆説的な状況が生まれます。適切なバランスを保つためには、製造プロセス全体の検討や、廃棄物の利用可能性を予測した戦略的な計画が求められます。自治体による充実した支援事業も始動食品のアップサイクルは、循環型社会を目指す社会的意義に加え、新たな商品開発や収益改善の機会としても注目されています。2024年度より、国内でもとりわけ食品産業が盛んな静岡県で、未利用食材を「供給したい/使いたい」企業をつなぐマッチング支援事業が始まりました。
特集|食品開発展2024に出展する注目企業一覧 <シェアシマの合同ブースも!>
食品の開発・品質保証・製造技術に関する専門展示会「食品開発展2024」(10月23日(水)~25日(金)東京ビッグサイト西ホール(1・2・4)他)。35回目となる今年は、出展社数は昨年から40社増えて640社、海外からも北米やヨーロッパ、アジアなど世界18地域から120社が出展予定で、過去最大規模となる予定です。シェアシマに原料登録されている企業様も、ブースを構えておすすめの商品をアピールします。会場にお越しの際は、以下の出展社リストを参考にぜひお立ち寄りください。関連の特集記事を読む:過去最大級!食品開発の最新技術が集う「食品開発展2024」の見所を紹介シェアシマ合同ブースのご紹介シェアシマセミナーにご登壇、もしくはシェアシマに原料掲載されている企業様にもご出展いただく「シェアシマ合同ブース」を初めて企画しました。企業様とリアルで交流し、原料やサービスへの理解を深めていただく機会を、シェアシマがご提供いたします。今回は、全国から6つの企業様に出展いただきます。各企業様のブースの見どころを、ご紹介いたします。ICS-net株式会社 ブース情報株式会社タケトモ電機弊社食感分析器テンシプレッサーは咀嚼動作を再現し、やわらかさ・こし・弾力・もちもちといった食品の美味しさの一つである「食感」を数値化・見える化する機能があります。展示会では実際にご飯やお肉など食品のデモ測定分析を実演致します。南西食品株式会社弊社は沖縄県久米島産の『紅芋ペースト』『紅芋パウダー』、紅芋を使用した加工食品をご案内いたします。原料のコストが上昇している、異常気象で原料の調達が難しい、さつまいもの基腐病の影響で、代替品を探している。そんなお困りごとはございませんか?安心安全な紅芋原料については是非、南西食品(株)にお任せください。永和物産株式会社「人生を彩る食の探求」をコーポレートミッションに掲げ創業から六十余年。チキンブロス本場の米国から当社が長年輸入している、チキンブロス(冷凍)とチキンブロスパウダーを今回はご紹介します。天然のやさしいうま味と濃厚なミート感が特徴のチキンブロス。試飲サンプルをご用意して皆様の来訪をお待ちしております。株式会社JSOL「コンセプトが曖昧で企画化に時間がかかる」「企画できる人材が限られている」――食品開発におけるこんなモヤモヤを解決する、最新AIツールをご紹介します。自社の強みを活かしたレシピ開発や、調達を考慮した企画作りが可能。会場では、デモを確認しながら使いやすさをご体感いただけます。また、当システムの共同開発にご協力いただける企業様も募集しています。ご来訪心よりお待ちしています。エムスリー株式会社【医師の知見を生かしたプロモーション/商品開発支援】AskDoctors総研は、健康のプロである医師の知見を活かし、消費者に正しい商品情報を伝えるお手伝いをいたします。エビデンス構築~プロモーション支援まで幅広くソリューションをご用意しております。健康・機能性訴求商品の機能/価値の伝え方に悩まれている方は是非お立ち寄り下さい。ヤクルトヘルスフーズ株式会社契約農家が農薬・化学肥料不使用で栽培した、大麦若葉・ケールのエキス末原料で、商品開発に貢献します。エキス末のため、沈殿しにくい・舌触りが良いといった特長があります。青汁の素材として、緑の色付けとして、様々な食品に利用可能です。また、現地一貫生産でOEM受託製造も承っています。是非お立ち寄りください。シェアシマ会員の出展企業様アサヒグループ食品㈱ 原料ページ/ブース情報アスパ・コーポレーション㈱ 原料ページ/ブース情報池田糖化工業㈱ 原料ページ/ブース情報イワキ㈱ 原料ページ/ブース情報㈱ウエノフードテクノ 原料ページ/ブース情報(4-103・2-404)愛媛製紙㈱ 原料ページ/ブース情報㈱おとうふ工房いしかわ 原料ページ/ブース情報オリエンタル酵母工業㈱ 原料ページ/ブース情報オルガノフードテック㈱ 原料ページ/ブース情報キッコーマン食品㈱ 原料ページ/ブース情報㈱キティー 原料ページ/ブース情報神戸化成㈱ 原料ページ/ブース情報㈱サビンサジャパンコーポレーション 原料ページ/ブース情報三和酒類㈱ 原料ページ/ブース情報三和商事㈱ 原料ページ/ブース情報シオノギヘルスケア㈱ 原料ページ/ブース情報CJジャパン㈱ BIO事業本部 原料ページ/ブース情報㈱GSIクレオス 原料ページ/ブース情報炭プラスラボ㈱ 原料ページ/ブース情報セティ㈱ 原料ページ/ブース情報㈱タイショーテクノス 原料ページ/ブース情報DM三井製糖㈱ 原料ページ/ブース情報㈱常磐植物化学研究所 ブース情報中野BC㈱ 原料ページ/ブース情報長瀬産業㈱ 原料ページ/ブース情報ナガセヴィータ㈱(旧林原) 原料ページ/ブース情報㈱ニゾナ 原料ページ/ブース情報新田ゼラチン㈱ 原料ページ/ブース情報㈱日本生物.科学研究所 原料ページ/ブース情報バイオジェニック㈱ 原料ページ/ブース情報林兼産業㈱ 原料ページ/ブース情報㈱ファイン 原料ページ/ブース情報扶桑化学工業㈱ 原料ページ/ブース情報物産フードサイエンス㈱ 原料ページ/ブース情報㈱ふる里食効研究所 原料ページ/ブース情報ポッカサッポロフード&ビバレッジ㈱ 原料ページ/ブース情報㈱マツモト交商 原料ページ/ブース情報丸大食品㈱ 原料ページ/ブース情報㈱マルハチ村松 原料ページ/ブース情報ミヨシ油脂㈱ 原料ページ/ブース情報㈱ユニアル 原料ページ/ブース情報ユニテックフーズ㈱ 原料ページ/ブース情報(以上、五十音順)
過去最大級!食品開発の最新技術が集う「食品開発展2024」の見所を紹介
食品の開発・品質保証・製造技術に関する専門展示会「食品開発展2024」が10月23日(水)~25日(金)、東京ビッグサイト西ホール(1・2・4)他で開催されます。今年で35回目となる同展示会、今回は出展が640社、ブース総数は1000コマ、さらに430の企業プレゼンが14会場で予定され、過去最大規模となる予定です。食品開発の最新事情が一堂に会する展示会の見所をご紹介します。食品の開発担当者は見逃せない! 食品開発展とは?1990年にスタートした「食品開発展」は、インフォーマ マーケッツ ジャパン株式会社(東京)が主催する、食品の研究開発・品質保証・製造技術をテーマにした専門展示会です。食品分野の4大テーマである「健康・美味しさ・安全衛生・フードロングライフ」に関する技術展としてはアジア最大規模を誇り、国内外から毎回大きな注目を集めています。「食品開発展2024」の公式サイトはこちら国内520社、海外120社の食品素材・製造技術が集結「食品開発展2024」は、コロナ禍前を上回る出展社数を記録した2023年度の規模をさらに更新し、過去最大級の展示スケールになる模様です。出展社数は昨年から40社増えて640社、海外からも北米やヨーロッパ、アジアなど世界18地域から120社が出展予定。国内外の企業と各ブースでB to Bの直接商談ができる貴重なチャンスです。「食品開発展2024」の来場事前登録はこちら新規出展が180社超! 食品開発の最新トレンドに触れる「食品開発展2024」の特徴として、新規出展の企業が187社と多数あることが挙げられます。とりわけ会場の「西4ホール」は、原料メーカーをはじめ多彩な新規出展社が多く集まるエリア。食品開発のトレンドを把握できる、活気あふれる一帯になりそうです。テーマ別に分けられた4つのゾーン「食品開発展2024」は、テーマに沿って4つのゾーンに分かれています。各ゾーンの特徴をご紹介します。■ヘルス イングリディエンツ ジャパン(Hi Japan)同展示会で一番のボリュームゾーン。機能性表示食品や一般食品の新素材や注目素材が国内外から集まります。食品素材メーカーの他、受託製造業や食品の機能性評価を行う企業などが多数集います。■フード・テイスト ジャパン(FiT Japan)食品の「美味しさ」を追求するゾーン。新たな味や香り、テクスチャー、色などを実現する風味素材や添加物から品質保持技術まで、美味しさを支える素材と技術が集結します。■セーフティ&テクノロジー ジャパン(S-tec Japan)食品の「安全と品質」をテーマにしたゾーン。食の安全性と品質向上を目指す、分析・計測、安全・衛生、環境対策、包装技術などの最新技術が展示されます。■フードロングライフ ジャパン(LL Japan)食品の「美味しさを保つ」ソリューションを扱うゾーン。フードロングライフ化に向けた食品添加物や製造・包装技術など、フードロス削減のための技術をご案内します。今年は高付加価値食品のOEM・PB開発ゾーンも新設2024年は新たに、高付加価値食品をテーマにしたOEM・PB開発ゾーンも設置されます。素材や機能性など、さまざまな切り口による食品の「高付加価値化」は他製品との差別化に欠かせないテーマ。こちらの新設ゾーンでヒントを探してみてはいかがでしょうか。出展社プレゼンと記念セミナー数も過去最大数に会期中は出展社によるプレゼンや、最新技術情報が集まる記念セミナー(有料)も盛んに催されます。毎年多くの企業が技術発表を行うプレゼンは430講座、記念セミナーは32講座を予定。食品開発で高い関心を集めるテーマを連続して扱う「特別プレゼン」の時間も設けられます。今年のプレゼン&セミナー、注目テーマは?数多いプレゼンやセミナーの中でも、プラントベースフードや機能性表示食品の素材は、昨年度に引き続き注目のテーマ。また原料高騰によりニーズが高まる代替素材や、フェムケア/オムケア食品の話題も、食品の注目トレンドとして押さえておきたい話題です。その他、食品の「おいしさ評価技術」に関するプレゼンも毎年人気のテーマです。出展社プレゼンの一覧はこちら記念セミナーの一覧・申し込みはこちら食品機能性の評価技術が集まる貴重な場食品の評価技術を扱う企業が多数集うことも「食品開発展」ならではの特色です。拡大する健康食品やサプリメント市場において、エビデンス取得等に必要な食品評価技術の重要度はますます高まっています。同展示会には、今年も食品CRO(食品開発業務受託機関)に関わる企業が10社前後出展。他の展示会では知る機会が少ない食品評価技術の最前線に触れることができます。食品開発の展示会として長い歴史をもち、過去にシュガーレス、低カロリー、機能性食品などの新たな食のトレンドを生み出した経緯ももつ食品開発展。今年は規模拡大や新規出展の増加に伴い、従来を上回る勢いが感じられます。食品開発に関わる皆様は、ぜひ足をお運びください!「食品開発展2024」の公式サイトはこちら※来場には事前登録が必要です。登録はこちらから