シェアシマ
シェアシマが発信する「食品開発者のための専門メディア」
業界情報や製品・サービス紹介などの食にまつわる情報をお届け!
シェアシマinfo
お問い合わせ
検索
記事アイキャッチ

【解説】モリンガとは【食品業界用語】

この記事ではモリンガとは何か、モリンガの種類や効能、調理法、研究結果についてご紹介します。

モリンガとは?


モリンガはインド原産のワサビノキ科の植物で、その葉を乾燥させて粉末にしたものが食用になります。ポリフェノールやビタミンなど健康的な栄養素を豊富に含み、数多くの健康効果をもたらすスーパーフードとされてます。その数多くの健康効果から「ミラクルツリー」と呼ばれていて、モリンガの葉は地球上で最も栄養価の高い植物のひとつとされています。

モリンガの種類


モリンガにはいくつかの品種がありますが、一般的に流通しているのは「モリンガオレイフェラ」と「モリンガステノペタラ」です。モリンガオレイフェラは最も広く栽培されている品種であり、モリンガステノペタラは観賞用としてよく栽培されています。

モリンガの効能


モリンガの葉にはカルシウム、鉄分、食物繊維、マグネシウム、ポリフェノールなどの栄養素が豊富に含まれています。カルシウムは牛乳と比べ約20倍、鉄分はほうれん草の約5倍、食物繊維はごぼうの約5倍、マグネシウムは卵の約36倍、ポリフェノールは赤ワインの約8倍の量を含んでいます。
これらの豊富な栄養素から、モリンガには生活習慣病の予防や炎症の抑制、デトックス作用などの健康効果が期待されています。

モリンガの調理法


モリンガは粉末状で苦みや匂いが少なく、普段食べている料理や飲み物など、何にでも混ぜることができます。
サラダやスムージー、スープ、カレーに加えたり、パンに塗ったりと、モリンガは様々な料理に使われます。

モリンガの研究成果


モリンガは炎症を抑え、肝臓の健康を増進し、免疫システムを高め、特定の病気から身を守るのに役立つことが研究で分かっています。また、モリンガには抗真菌・抗菌作用があり、皮膚の感染症に効果があることも研究により明らかにされています。
 
twitter
facebook

PR

日本水産株式会社
日研フード株式会社
食品環境検査協会

記事タグ