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【山本ビニター】電波で解凍/加熱をすると現場でのムダが減るの

ある企業が提案して話題になった「7つのムダ」。 「加工・在庫・つくりすぎ・手持ち・動作・運搬・不良のムダのこと、これらを排除することが生産性の向上につながるのだと言います。

7つのムダ削減


1.つくりすぎのムダ
2.手持ちのムダ
3.運搬のムダ
4.加工そのもののムダ
5.在庫のムダ
6.動作のムダ
7.不良品・手直しのムダ

電波解凍/加熱で、いらない在庫の削減・現場でのムダ・廃棄ロスが削減されています


1.つくりすぎのムダ


見込み解凍による過剰在庫

短時間で必要な量のみ解凍(必要な時に必要な量の解凍)

2.手持ちのムダ


出荷量増による解凍品不足

短時間解凍でストックが不要

3.運搬のムダ


次工程への運搬作業

ライン化ができ運搬作業の軽減

4.加工そのもののムダ


開梱や開封に人手と手間がかかる

段ボール箱やパック毎で解凍できる(必要な時開封⇒作業効率向上)

5.在庫のムダ


作業場が狭く、設備導入ができない

5分から30分で解凍ができるので在庫量(保管庫、解凍庫×解凍日数分)のスペースと稼働電力量削減

6.動作のムダ


出荷量増による急な追加作業

一定量の生産計画+増減分を短時間対応(出荷量増減の計画対応体制)

7.不良品、手直しのムダ


作業者により解凍にバラつきが出る

解凍条件により安定した品質を保持できる

電波で加熱むらやドリップもれを防ぐ


電波加熱は何が違うの


食品業界で製造する工程のほとんどに、解凍、加熱や乾燥のための熱源を利用しています。
一般的な方法はどれも物体の外部から熱伝導などにより外部から内部へと熱を伝えていくので外部加熱と呼ばれます。一方、電波加熱(高周波、マイクロ波)は外部加熱とは根本的に違い、非加熱物自体が発熱体になり、物体内部から加熱されるので内部加熱と呼ばれます。内部加熱は外部加熱にくらべて、短時間で均一に効率の高い加熱ができるのです。


電波加熱の特徴は



  1. 加熱時間が短い

  2. 内部まで均一加熱ができ

  3. 高い熱効率

  4. 選択加熱ができる

  5. 加熱制御が簡単

  6. 他熱源との併用ができる

  7. 減圧・加圧下での加熱ができる


従来の熱源でできなかったことを電波はできるようになるのですね。

高周波解凍装置シリーズ、高周波誘電加熱装置・マイクロ波誘電加熱装置シリーズ


バッチ式高周波解凍装置

大量処理用高周波解凍装置

熱風・蒸気併用型 マイクロ波加熱装置

食品業界では、高周波による高品質・高速・大量のテンパリング処理を可能とした解凍装置、大型機から小型機、多くのお客様にご利用頂いています。
また、高周波やマイクロ波装置による加熱処理、乾燥・発泡・膨化・殺菌・防黴・加熱成形・加熱調理・殺虫殺卵などの加熱処理を短時間、かつ効率の高い加熱を実現しています。
【 主な解凍例 】
・バターなどの乳製品のテンパリングや溶解、畜肉(牛豚鶏肉)、缶詰用魚、イカタコ等魚貝類、惣菜、野菜、果物などの凍結品の解凍作業
【 主な加熱例 】食品素材の加熱・乾燥・殺菌・殺虫の短時間処理全般
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詳しくはこちらから https://www.vinita.co.jp/food/
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お問い合わせ先


山本ビニター株式会社
TEL:06-6771-0606(高周波テクノ営業技術食品加工機グループ)
メール:https://www.vinita.co.jp/food/contactus/
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