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食べられる炭?豊富な栄養にダイエット効果も

炭は古くから私たちの暮らしに密接な関わりがありますが、最近「食べる炭」の人気が高まっていることをご存知でしょうか。炭を食べる習慣は昔からあったものの、その栄養や効果が再び注目され、さまざまな商品や食事法などが登場しています。この記事では、食用炭の歴史や栄養と、簡単な活用法について紹介します。

食用炭の歴史と使われ方


炭と一口に言っても、備長炭や竹炭、木炭(白炭・黒炭)など材料や焼き方によってさまざまな種類があります。一般的な用途として、燃料や水の浄化、土壌改良、調湿・脱臭などがあります。そこに加えて、昨今注目を集めているのが「炭を食べる」という使い方です。
炭を食べる習慣は最近始まったものではありません。「炭職人に胃腸の悪い人はいない」と昔から言われていて、炭職人たちは調子が優れない時に炭を食べていたとされています。また、忍者が解毒剤として炭を携帯していたという話もあります。これは炭の持つ吸着効果を利用したもので、腸内にたまった老廃物を排出する働きが期待されています。
また、炭には細かい穴がたくさん開いていて、そこに地中のカルシウムやカリウム、鉄分などのミネラルが豊富に含まれています。つまり、炭を食べることによって、ミネラルを手軽に摂取することができるのです。

セレブに話題のダイエット活用術も


最近の食用炭はパウダー状になったものが多く、耳かき2~3杯分を1日の摂取量の目安として、料理やデザート、飲み物などに加えます。食用炭を加えると黒色になるので、コーヒーなどに加えて混ぜたり、ソースやドレッシング、焼き菓子などにアクセントとして加えたりするのがおすすめの使い方です。どうしても色や風味が苦手という場合は、サプリメントを利用するという方法もあります。
炭は英語で「チャコール」と呼ばれ、海外では美と健康に欠かせない食材として注目を集めています。セレブ達の間で話題の「チャコールクレンズダイエット」は、炭のパウダーを水やジュースなどで割って飲むだけの食事法です。寝る前に飲むことで、翌朝にデトックス効果が期待できるとされています。炭の作用により、厳しい食事制限をすることなく、体を内側から整えることができるのも人気の理由のひとつです。
食用炭を使ったお菓子やドリンクは、見た目のインパクトもあり、SNSでも話題になっています。ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
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