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【富士商事】チャット形式でサクサクやり取り!サンプル取り寄せが簡単・スピーディに

ゲル化剤「パールアガー」シリーズを展開する、ゲル化剤メーカーの「株式会社 富士商事」(東京都中央区)。主力の「パールアガー8(エイト)」は常温で溶けない特徴を持つゲル化剤の先駆けであり、同社の代名詞とも言える存在です。自社の商品の強みを生かした食品開発のため、サンプル原料の調達の際にシェアシマを活用しています。
以前であれば、形式ばったメールのやり取りから始め、実際にサンプルを入手するまでには、何往復もやり取りを重ねていましたが、「そのようなわずらわしい手続きから解放された」と言います。担当の町田健さん(研究室主任)が『LINE世代』ということもあって、チャット形式でやり取りできるメッセージ機能が気軽で重宝しているとのこと。実際に商品開発に採用になった場合には、取引先に原料メーカーを紹介できるため、「関わる事業者がウィンウィン(Win-Win)な関係を築くことができる」とおっしゃっていました。
 

連絡は担当者に直通、受け手も負担軽減


同社の主力商品「パールアガー8」は、海藻から抽出・精製された多糖類を原料としたゲル化剤です。無色透明のため「素材を生かした商品作りができる」点が特徴で、ゼリーやプリンなどに使われています。商品の魅力を引き出せる新たな活用法を探るため、町田さんが属する研究室では日頃から試作品づくりを行っています。中には手に入りづらい食品原料もあり、イメージを具現化するのに苦労することも多いそう。そうした中、シェアシマを利用するようになってからは、「サンプルを取り寄せるハードルが下がった」ということです。
ウェブサイトを眺めるだけで食品原材料を探せる手軽さはもちろんのこと、売り手ユーザー側はサンプル取り寄せがあることを前提で商品を掲載しているので、とんとん拍子で話が進むのだそう。通常なら電話で問い合わせた上で、「お世話になっております」というお決まりのあいさつをメールで交わすことから始まるのを、シェアシマなら直通で担当者にメッセージが届けられます。しかも、そのやり取りが文字として残るので、「情報の行き違いが防げることも大切なポイント」だと言います。

 

日頃の情報収集はシェアシマで


同社の川端史典さん(研究室次長)は、農水省や厚労省が配信するメールマガジンと併せ、シェアシマinfoの食品安全・衛生・行政情報(毎週月曜更新)もチェックしています。「デスクで見る時が多く、日頃の情報収集に役立っている」と言います。
シェアシマユーザー向けにオンラインで配信している「シェアシマ商品開発オンラインセミナー」も、関心の高いテーマの際には研究室に呼び掛けて、メンバーと共に視聴しています。とりわけ、コロナ禍では東京から地方へ出向くことができず、一番の情報源であった展示会も軒並み中止となったため、「貴重な情報源として重宝した」ということでした。少しずつ感染者数も落ち着いてきましたが、今度は海外から仕入れる原料の値上げに悲鳴を上げている状況です。
作った人と食べた人を、笑顔でつなぐ─。すなわち「笑顔のもとをつくる仕事」をしているという同社。厳しい中でも工夫と努力を積み重ねて、日々研究・開発に励んでいます。
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製品・サービス

「ツクルデ」に新機能!温度記録を自動化、簡単・確実に

「ツクルデ」に新機能!温度記録を自動化、簡単・確実に衛生記録、製造日報をアプリで記録することができる「ツクルデ」をご存知でしょうか。食品製造現場のペーパーレス化に加え、卸向けの受注管理から在庫管理までの一元化を実現、人手不足や業務過多を解消できるサービスです。温度計と連携して効率的かつ確実に温度記録ができる新機能についてご紹介します。ツクルデとは、どんなサービス?食品を扱う上で、以下のようなお悩みを抱える企業は少なくないのではないでしょうか。「紙の回収、押印、ファイリング作業に時間がかかる」「紙書類が多すぎて必要な情報が探せない」「現場に行かないと状況が把握できない」ツクルデではご自身の現場に合った使いやすいオリジナル記録帳票を簡単に作れます。記録時の逸脱検知により、逸脱時に必要な指示出しも予め設定し問題発生時の対応もスピーディーに実現。デジタル化することで紙を一切使わずに効率よく管理でき、業務削減が可能になります。ツクルデに「温度管理」の機能が追加されました毎日の業務の中で、衛生管理や品質管理など、さまざまな「記録」の場面があります。中でも重要なのが「温度の記録」。「一日に何度も同じ作業を繰り返さなければならない」「正確な温度管理を実現したい」というお客様のお悩みを解決するために今回実装したのが、ツクルデの「温度管理」の機能です。これにより、何度もチェックが必要な温度データを効率よく記録し、デジタルで確実に保存することができるようになりました。導入は簡単!アプリと温度計を連携するだけ対象デバイスをBluetoothで接続し、アプリと温度計を連携させます。アプリはAndroidでもiOSでも利用可能で、スマートフォンでもタブレットでも使えます。普段、スマートフォンを利用している方なら、すぐに覚えることができるはずです。こうしたメリットが実感いただけますメリット1、冷蔵・冷凍庫内における温度記録の作業効率の向上冷蔵庫、冷凍庫の中にデバイス(Bluetooth接続が可能な温度計)を置くだけで、自動で温度測定し継続的にデータを蓄積していくことが可能です。複数の冷蔵庫・冷凍庫に配置されたデバイスが蓄積した温度を一括でツクルデに取り込み(※)、グラフ化することで、異常があった場合にいつから温度が上がっていたのか?を把握することができます。※:Bluetoothの通信が届く範囲内<具体的なメリット>一日数回行っているチェックを自動でデータ化基準値を設定し範囲内であるかチェックが可能冷蔵庫の開けっ放しなど検知メリット2、複数点の温度測定を非接触でアプリに直接記録複数点の温度を取ることも可能です。記録の回数が増える大量調理の場合、その分導入のメリットを強く感じていただくことができます。中心温度計の他、表面温度計のデバイスとの連携が可能です。<具体的なメリット>データの取り込みは、アプリを立ち上げてボタンを押すだけ鍋で煮込んでいるところに差し込んで、手前・奥・右・左・中央の5点測定が可能使用する食材を冷蔵庫から取り出す時の温度確認もOKメリット3、中心温度のモニタリングによる調理品質の向上中心温度を1秒単位でリアルタイムに測定し、グラフで表示することができます。視覚的に認識できるので、誰でも同じクオリティーで調理することが可能になります。食材に差し込む先端部分は、アダプターにすることで長さや耐熱性などをカスタマイズすることができます。(長さは2〜3メートルまで、耐熱性は200度程度まで対応可)<具体的なメリット>基準温度を超えたところのみカウント(※特許申請中の仕組みです)加熱後の冷却もモニタリングして安全温度帯まで最速確実に基準温度に達した状態で設定時間が経過すると音で知らせてくれるデータで根拠を示せるから中心部分の温度がはっきりわからない問題も解決熱量の積算値のモニタリングする方法も開発中ツクルデには他にも便利機能がいっぱいこのほかにも、「ツクルデ」を導入することで、デジタルならではの業務効率化の恩恵を数多く実感いただけるはずです。<具体的なメリット>記録データはクラウドに保存。CSVに出力すれば集計も簡単多言語にも対応しており、言語を切り替えて記録も可能アプリだけではなく、Webページからも閲覧可会社ごとのカスタマイズが可能記録表に画像などを載せて、記録表をマニュアル化レポート作成機能も(※開発中)導入するにあたって紙の記録の電子データ化が「面倒では?」と心配されるお客様もいらっしゃいますが、同社が導入から丁寧にご支援します。まずはお気軽にご相談ください。月額3万円からという低コストで、業務の効率化という大きなメリットを実感していただけるはずです。最後に原料入荷から、製造記録、在庫管理、出荷まで、ツクルデは一貫してトレーサビリティを追うことのできる仕組みを目指しています。今回ご紹介したのは、その一部にすぎません。食品製造を取り巻くルールが厳格化する中、「人手不足を一体どう乗り切ればいいのだろう」とお悩みの企業も多いはずです。できるところから、デジタル化、自動化してみませんか。まずは、温度記録から始めることで、その効果を実感してみてください。▽さらに詳しい情報は、公式サイトでご確認くださいませ。https://ads.tsukurude.jp/

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製品・サービス

食品パッケージの裏面をデータ化!一括検索できるDXツールの試験運用開始【シェアシマNEWS】

ICS-net株式会社(以下、当社)は、食品パッケージに記載された製品データを一括検索できる『製品情報サーチ(β版)』の運用を本日開始しました。食品業界に太いパイプを持つ当社が、食品メーカー各社から実際にヒアリングした悩みをもとに開発したDXツールです。日本全国に流通する小売り製品のパッケージ・デザイン・裏面をすべてデータベース化することで、食品開発担当者の業務効率化。食への多様化するニーズにいち早く対応し、食の安全性確保に寄与します。製品情報サーチの概要『製品情報サーチ』は、日本全国に流通する小売り製品のパッケージ・デザイン・裏面などのデータを一括検索できるデータベースサービスです。特徴1:圧倒的な製品情報量。欲しい情報をすぐに入手できる日本全国の食品メーカーが扱う食品製品データ全220分類・14,000件(2023年4月時点)を一括で閲覧できます。また表示されるデータには、食品製品の販売エリア・実勢価格・小売り先・裏面データなどを開示。日夜新しい食品製品の開発に勤しむ食品製造事業者にとって、欲しい情報を簡単に手に取ることができます。特徴2:新商品の登録・変更、法改正の対応がスムーズ。担当者の作業コストを大幅に削減新商品を開発した時、法改正によりパッケージ変更を求められる時など、食品製品を取り扱う企画・開発・品質保証担当者は従来煩雑な作業を行っていました。製品情報サーチでは、毎月新商品やパッケージの変更情報を追加し、パッケージのビフォーアフターの確認がスムーズに行えます。そのため、担当者の大幅な作業コストの軽減を実現させます。特徴3:データの収集や蓄積、AIによる製品レコメンド機能でマーケティングにも活用製品情報サーチに登録された製品情報は、CSV出力して必要情報を簡単にダウンロードすることが可能です。また閲覧する製品の一括表示の原材料情報からAIが分析して、同じ原材料名として使用できる類似原料をレコメンド。マーケティングや新製品の開発にも役立ちます。【活用シーン】他社製品の検索・注意書きやデザインの参考新商品コンセプトの類似品や自社製品リニューアル時の参考食品原料を扱うセールスや営業企画への活用 など本サービスの開発背景当社ではこれまでも 『世界の食品流通をRe-designする』をコンセプトに、主要事業の「シェアシマ」をはじめ、未利用原料を活かす「アップサイクル・フード事業」、食品専門Webメディア「シェアシマinfo」などを運営してまいりました。今回発表する『製品情報サーチ』は、食品製品パッケージの法改定対応、消費者意識の高まりを背景にサービス開発するに至りました。開発背景1:法改正による食品製品パッケージの改定対応消費者が商品を手に取る際に必要な情報。それが「食品表示」です。食品表示は3つの法律(食品衛生法・食品表示法・健康増進法)によって表示方法が定められており、3省庁管轄のもと日々法改正が行われています。食品製造事業者はそれに伴い、パッケージの表記・デザインの変更、旧製品回収などの対応に追われます。しかしながら、深刻な人手不足が叫ばれる食品業界において、先に述べた対応に伴う作業負担は、各担当者の肩に重くのしかかります。実的損害として、法改正への瞬時な対応が間に合わず、意図せず法律違反を犯してしまい、自主回収を余儀なくするケースが後を絶ちません。開発背景2:食品に対する消費者の多様なニーズ食品表示は、消費者が食品の安全性の確保及び自主的な食品選択をする際に、重要な役割を担っています。しかし、現在の容器包装上の食品表示は法改正ならびに義務表示事項の増加により、表示文字が見づらい状況となっています。令和2年に消費者庁が行った調査※によると、消費者の食品表示への要望として、「より簡潔に情報を記載してほしい」「栄養成分の活用方法を示してほしい」「より詳細な情報を記載してほしい」等の意見があることも明らかとなりました。また昨今は消費者の食品に対するニーズも多様化しており、遺伝子組み換えの有無・添加物・アレルギー物質の有無などを気にする方も増えています。こうした状況において、食品製造事業者は消費者の幅広いニーズに沿った食品表示に素早く対応する必要性があります。開発担当者と、ご協力いただいた企業様の声開発担当者の声:当社 取締役 呉 雪梅 昨年12月より、小売り食品製品のパッケージやデザイン・注意書きや裏面・マーケティングデータまでを一括で検索できるデータベース「製品情報サーチ」の実証実験を始めました。WEB上で製品情報を検索・比較したり、法改正のタイミング等で変更点が一目でわかるため、大幅な業務効率化が見込めます。「製品情報サーチ」によって、一層安全な製品開発にお力添えできればと考えております。なお「製品情報サーチ」は今後、製品データ数や機能追加、海外の製品情報も増やす計画です。より一層付加価値の高いサービス提供をしていく所存です。ご協力いただいた企業様の声:マルサンアイ株式会社 様弊社は愛知県岡崎市に本社を置く、味噌と豆乳を製造販売する食品メーカーです。昨今、食品表示の法改正に伴う改版業務のウエイトが高くなっていますが、同時に迅速かつ消費者に誤解を与えない対応が企業側に求められております。そのため、パッケージ表示や表現方法の変更時には、市場で販売されている商品を参考にさせていただく機会も多くあります。「製品情報サーチ」は、市場で販売されている様々な商品をはじめ、知りたい情報を素早く入手できるため、時間の有効活用と社内共有にとても重宝しております。また、新商品の開発試作時には原材料の表示確認をしたり、パッケージデザインの比較したりする際にも利用可能です。キーワードを入れるだけで様々な商品を一括検索できるため、期待した以上の情報が手に入れられ、商品開発の幅とスピードが格段にアップすることが期待されます。今後の展望 ー食品業界全体の業務効率化を促すー「製品情報サーチ」が解決したい課題は、『食品業界全体における業務効率化の促進』。そのためにもまずは、日本国内の飲料・食品メーカーへの普及を目指して、今年夏頃に正式発売を予定しています。また将来的には、海外輸出品に関しての法規定サービス導入を計画しております。『ifia JAPAN 2023 ~明日の食を創造する技術者の祭典~』に出展予定当社は、5月17日より行われる『ifia JAPAN 2023 ~明日の食を創造する技術者の祭典~』に出展いたします。ifia JAPANは、食品開発者を中心に業界関係者が一堂に集う技術者のための専門展示会です。ぜひこの機会に製品情報サーチに触れ、その機能を体感いただければ幸いです。開催概要名称:ifia JAPAN 2023 第28回 国際食品素材/添加物展・会議 会期:2023 年5月17日(水)~19 日(金)10:00~17:00 会場:東京ビッグサイト南 1・2 ホール/会議棟(〒135-0063 東京都江東区有明 3-11-1)出展場所:シェアシマ ブース内 展示会の詳細は「ifia JAPAN 2023 公式HP」よりご確認いただけます。

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製品・サービス

設備やノウハウも不要、商品開発から製造まで丸投げできる

日硝実業の受託製造・ワンストップサービス「新商品を開発したいが何から始めたら良いか分からない」「商品アイデアはあるが材料や設備がなくて作れない」といったお悩みはありませんか?日硝実業株式会社(本社:大阪市、以下、日硝実業)ではそんなお悩みを解決するサービスを展開。商品開発が容易になったり大幅な業務効率化が可能になるなど、様々なメリットを提供しています。日硝実業とは:容器販売からものづくりの総合支援まで日硝実業はガラス瓶の卸として創業、時代の変化と共にプラスチック容器など多様な容器の取り扱いが広がってきました。なかでも、機能やデザインにより、商品に付加価値を加えるオリジナル容器に強みがあります。また、加工食品原料の販売や受託加工などの事業を行い、様々な業界の企業のものづくりをサポートしています。その技術と経験から、商品開発の全工程を担えるという強みが生まれました。その強みを活かし、企業のものづくりにかかる手間を丸投げできる『受託製造・ワンストップサービス』を展開しています。日硝実業が展開する受託製造・ワンストップサービス受託製造・ワンストップサービスは、日硝実業が多くの企業との取引で培ったものづくりのノウハウにより、企画立案から仕様の決定、コスト算出、包装容器や中身原料の手配、製造を委託する工場の選定・生産・納品まで一括して行うことで、商品アイデアをワンストップで形にして売上に繋げるサービスです。受託製造・ワンストップサービスを利用する4つのメリット1. 生産設備の投資をせずに商品開発・発売が可能自社に製造設備がなく試作品が作れない・商品アイデアを形にできないといった悩みに対し、協力工場をマッチングすることで、自社工場の設備にとらわれず試作品の作成・商品化を実現します。2. 販売ロット数に応じた委託先も提案してもらえる販売ロット数など希望する条件に合った委託先を見つけるのはなかなか大変です。そこで、日硝実業では数量やエリアなど希望に応じて複数の委託先と交渉を代行し、最適な委託先を提案します。もちろん、ロットに応じた包装容器の調達も並行して行います。3. ノウハウがない新商品でも丸投げで開発できる様々な新商品開発の経験を活かし、企業に代わって企画から製造まで担うことで、自社のノウハウによらずに新ジャンルの商品開発も可能になります。4. 複数業者への対応など、面倒な手間をカット新商品開発に伴う複数業者との購買交渉を一本化することで、商品開発の手間を大幅にカットできます。既存業務と新商品開発を兼務する担当者の強い味方になります。受託製造・ワンストップサービスの活用事例オイル商品ブランドの例米ぬか油などを取り扱うブランドを異業種から参入した企業ではオイル商品を自社ブランドで販売する際、モノづくりを全てアウトソーシングしたい食品ロス対策で、賞味期限切れオイルを廃棄せず有効活用したいというニーズがありました。日硝実業では、オイルの梱包容器の手配・充填をする協力工場の選定・通販の物流センターまでの直接出荷まで行うことで、全てアウトソーシングしたいという要望を実現。商品開発での複数業者との交渉を一本化のみならず、リピート発注の対応を簡略化しました。オイルの有効活用に関しては「オリーブオイルでできた石鹸」を提案。この企業にはオイルを石鹸に加工する設備がありませんでしたが、オイル加工の協力工場の選定と商品の出荷までサポートすることで、商品を形にすることができました。老舗醤油メーカーの新市場向け商品開発の例とある老舗醤油メーカーでは販路を広げるため、醤油の使用シーンを広げる商品アイデアが欲しい商品アイデアは良いが、実際に作る設備とノウハウがないという課題がありました。この課題に「様々な料理にふりかける粉末醤油」を提案し、アイデアをゼロから生み出しました。この事例では、醤油を粉末加工する協力工場の選定・梱包容器の手配・日硝実業のクリーンルームでの充填・商品の出荷まで、全ての工程を日硝実業に丸ごと委託することで、自社ノウハウに頼らず全く新しい商品開発が可能になりました。日硝実業では他にも、スパイスやドレッシング、ソース、ジュース、このほか様々な新商品についての相談も可能です。気になる方は会社ホームページをご覧ください。【会社概要】社号:日硝実業株式会社本社:大阪市淀川区、代表取締役 生駒誠司創立:昭和40年(1965年)9月3日会社ホームページ :https://www.njco.co.jp/  

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製品・サービス

キユーピー、新ブランド「GREEN KEWPIE」で、“サステナブルな食”を打ち出す

キユーピー株式会社(本社:東京都渋谷区)は、プラントベースフードなど「サステナブルな食」に特化した新ブランド「GREEN KEWPIE」を立ち上げ、初めての商品として国内向けに「植物生まれのごまドレッシング」と「植物生まれのシーザーサラダドレッシング」を発売します。この新ブランドは、世界的に注目されているプラントベースフードを中心に展開し、国内外で新しい食の選択肢を提供することを目指しています。第一弾は国内向けにプラントベースのドレッシング2品を新発売「GREEN KEWPIE」は、植物性原材料を使った商品や、健康や地球環境に配慮した商品を展開する新しいブランドです。健康志向や環境問題に対する意識が高まり、欧米ではプラントベースフードが注目されています。同社は、地球と人の両方が持続可能で、毎日続けられる食生活を実現したいという思いから、このブランドを立ち上げました。日本でも、肉や魚だけでなく、ヨーグルトやチーズなど、様々なプラントベースフードが登場しており、今後も市場の拡大が予想されます。キユーピーの調査によれば、食品の中で、サラダに使うドレッシングは、プラントベースフードへの期待や利用意向が高いことが分かっています。そこで、「GREEN KEWPIE」第一弾として、国内向けにプラントベースのドレッシング2種類を新発売することになりました。「続けられるおいしさ」にこだわった、ごまドレッシングとシーザーサラダドレッシング今回発売した新商品は、卵や乳などの動物性原材料の代わりに植物性原材料を使用したドレッシングです。これらのプラントベースのドレッシングは、素材の風味やまろやかなコクが感じられる味わいが特徴でありながら、カロリーカットも実現しています。 「植物生まれのシーザーサラダドレッシング」では、一般的なシーザーサラダドレッシングの主原料である「チーズ」の代わりに豆乳やみそなどを使用し、チーズらしいコクとうま味を再現しました。また、2つの商品とも、長年のマヨネーズ研究で培った乳化技術により、卵を使用せずに乳化状のなめらかな物性に仕上げています。日々の食生活に取り入れやすく、継続できる「おいしさ」「手軽さ」を実感できるように作り上げています。 メニュー例:焼きにんじんとケールのサラダ(ごまドレッシング使用)メニュー例:アボカドと豆と穀物のシーザーサラダ(シーザーサラダドレッシング使用)業務用や海外商品にも「GREEN KEWPIE」を展開へ同社はこの夏以降、国内市販用では、昨年3月に通信販売を開始した「HOBOTAMA 加熱用液卵風」と「HOBOTAMA スクランブルエッグ風」を、国内業務用では、「HOBOTAMA(スクランブル)」、「プラントベースタルタルソース」などを、新たに「GREEN KEWPIE」ブランドで展開していきます。さらに、海外で販売するプラントベースフードにも「GREEN KEWPIE」ブランドを広げていく計画です。■ 商品ページ:GREEN KEWPIE 植物生まれのごまドレッシングGREEN KEWPIE 植物生まれのシーザーサラダドレッシング【情報提供元:PRTIMES】

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製品・サービス

ほんだしのパッケージは捨てちゃダメ!「捨てたもんじゃない」レシピとは

味の素株式会社(本社:東京都中央区)は、食品ロス削減のために取り組むプロジェクトの一環で、定番商品「ほんだし」、「丸鶏がらスープ」、「味の素KKコンソメ」のパッケージ裏面に、野菜を余すことなく使えるレシピを掲載する取り組みを始めました。公式サイト(https://park.ajinomoto.co.jp/special/tgtw/)では「食材を余すことなく、おいしく使い切るコツ」を紹介しています。味の素商品を使った食ロス削減レシピ百聞は一見にしかず!ということで、まずはレシピをご紹介します。「まるごとピーマンのレンチン煮浸し」材料(2人分)ピーマン:4個A(水:1/2カップ、ほんだし:小さじ2)削り節:1/2パック(好みで)作り方ピーマンはヘタや種を取らずに丸ごと、手のひらでつぶす。耐熱ボウルに①のピーマン、Aを入れ、ふんわりとラップをかけて電子レンジ(600W)で4分ほど加熱する。器に盛り、好みで削り節をのせる。ピーマンのヘタも種も丸ごとおいしくいただけます!火を使わないレンジ調理で、わずか5分で出来上がります!ほんだしのかつおだしが⾹る、副菜にぴったりの簡単時短レシピです。味の素が食ロス削減プロジェクトを進める理由味の素株式会社は2022年8月から「TOO GOOD TO WATE〜捨てたもんじゃない!」をスローガンに、SNSやWebサイトで食品ロス削減への取り組みを展開しています。原料・エネルギー・生産工程などを無駄にせず、「素晴らしい価値があるからこそ捨てない」という考え方を消費者に伝えて、家庭でのフードロス削減への行動を喚起する取り組みです。今回、オンラインのみならず、生活者との最⼤の接点である商品を通じてこの取り組みを広めていくため、主力商品のパッケージ裏面でのレシピ紹介を始めました。ピーマンのヘタや種、ブロッコリーの茎、えのきの根元など、普段は捨ててしまいがちな部分までおいしく⾷べられるレシピを通じて、⾃然な形でフードロス削減の取り組みが広がることを期待しています。同社では「捨てたもんじゃない!レシピのほか、楽しくフードロス削減ができるテクニックを、オンラインや店頭、イベントなどを通じてご紹介していきます」としています。【情報提供元:PRTIMES】

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吉野家、お米でできたバイオマスプラスチックをレジ袋の原料に採用

牛丼を主力商品とする老舗チェーン・吉野家(本社=東京都中央区)は2023年2月、全国の店舗で使用しているテイクアウト用レジ袋の一部の原料を、バイオマスレジンホールディングスグループ(本社=東京都千代田区)が製造するバイオマスプラスチック「ライスレジン」へ切り替えたことを発表しました。「ライスレジン」は、国産米(非食用)をアップサイクルしたエコフレンドリーな素材。吉野家は、「フードロスの削減やコストダウンを伴う環境負荷軽減施策を継続的に実施する」として、地球環境の保全への前向きな姿勢を示しています。米農家の支援&食ロス削減に貢献する注目のバイオプラ「ライスレジン」は、お米と石油系樹脂を混ぜて作られる100%国産のバイオマスプラスチックです。食用に適さない古米や米菓メーカーで発生する破砕米など、これまでは廃棄されてきたお米のほか、休耕田、耕作放棄地を活用して生産した資源米が原料として使われています。お米は最大7割まで配合することができ、従来100%石油系プラスチックに比べ、石油系樹脂の含有量を大幅に削減できるエコフレンドリーな素材です。吉野家は、数あるプラスチック環境負荷低減方法の中から「ライスレジン」を選んだ理由について、「『牛丼』を主力商品とする吉野家と米は不可分な関係にあり、国産米のフードロス削減や循環型社会の実現、そして国内農業の支援ともなる『ライスレジン』を選択した」としています。バイオマスプラスチックの多くは、サトウキビやトウモロコシなど海外産の原料に依存していますが、「ライスレジン」は、100%国産米を使用するため、石油相場や海外情勢に影響されない安定的な供給を実現できます。食品ロスや耕作放棄地などの社会課題に向き合いながら、環境にも配慮したサステナブルな素材として注目度が高まっています。全レジ袋をバイオプラへ、2020年から段階的に切り替え「ライスレジン」を原料にしたレジ袋の特徴は、お米由来の生成り色をベースとした柔らかな色合いと肌触り。見た目の品質もさることながら、石油由来のものと同等の強度があります。再生可能なバイオマス資源を原料とするバイオマスプラスチックは、焼却処分した場合も大気中の二酸化炭素濃度を上昇させないカーボンニュートラルな性質があります。吉野家は、2020年7月からテイクアウト用レジ袋3種類全てにおいて、植物由来原料を25%配合したバイオマスプラスチックへと切り替え、石油由来プラスチック使用量を年間約30トン、累計で約75トン削減したとしています。今回は、3種類あるレジ袋のうち1種類の原料を「ライスレジン」へ切り替えました。当該レジ袋のバイオマス率は25%と、植物由来原料の配合量と同様です。吉野家は、「レジ袋全てに穀物や植物由来原料を使用することで、今後も継続して石油由来プラスチック使用量を削減し、環境負荷の低減に努めてまいります」と意欲を新たにしています。こうした大手チェーンの取り組みから、国産米のバイオマスプラスチックは私たちの暮らしにより身近なものになっていくことでしょう。【情報提供元:PR TIMES】